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ミュージック 575442 (67)



Chicago
販売元: Classic World

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Chicago
販売元: Experience

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Chicago 13
販売元: Warner Bros.

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わるくはないんです。
シカゴは、もともとは「ベトナム反戦」という米国の空気を正直に音楽に投影することで
ファンの支持を得ていたのですが、ベトナム戦争の劣勢で米国内では厭戦気分、
カントリーやロックン・ロールなどのソフトでノスタルジックな曲がチャートに上がって
来た傾向に合わせてシカゴも6作目以後11作目まで、ゆるやかにコンテンポラリー方面へとその音楽を変えていきました。
78年1月の、ギタリスト/テリー・キャスの死はひとつの時代の終わりでしたし
(77年はアメリカ建国200年、イーグルスが「ホテル・カリフォルニア」を大ヒット)、
バンド自身の存亡も問われることになりました。
その彼亡き後の2代目ギタリストが、「ホット・ストリート」から加入の
スティーヴン・スティルス・バンドなどで活躍して来たドニー・ディカスという人なのですが、
これはピーター・セテラのアイディアなのでしょうか、バンドは今作1曲目の
「ストリート・プレイヤー」に代表されるディスコ方面(ブラスがキレあります)、
流行の音へのアプローチを大胆に試みます。ドニーは、テリーと対照的に
リズム・カッティングのギター技術を駆使して、さらにマスクの良さと
細く伸びるヴォーカルで彼なりの存在感を発揮しようとした、、、、
のですが、今作の不評、バンド内での「行儀の悪さ」という理由で解雇されてしまいます。
シカゴ12にあたる「ホット・ストリート」、そして今作「シカゴ13」は、そんな
バンドメンバー自身がこの先どうやっていったらいいのかわからないという迷走が
クッキリ浮き彫りになっています。
ただ、メンバーはまだ若いので、何とかしよう、頑張ろうという演奏の勢いは感じられます。
バンドのリーダー格ロバート・ラムに今ひとつ元気がないのですが、パーカッショニストの
ラウディール・デ・オリヴェイラの唯一の作曲ナンバー収録、ブラス担当のリー・ロックネインが歌う曲など、
バンド全員一致で作っている感じがします。
この試行錯誤が、「シカゴXIV」の回帰的なものを経て、「シカゴ16」以降の
ラヴソングAOR/バラード路線への第2黄金期につながっていくことになります。
もうその頃になると「日和見バンド」とか言われてしまうことになるのですが。。。

この時代を知らない今の人の方が、むしろ抵抗なく面白く聴けますね。




Chicago 13
販売元: Chicago Records

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シカゴ13、14はシカゴの歴史のなかでも最大の低迷期の作品とされており、事実、それまでの輝かしい歴史に比べると全く売れませんでした。発売当時、ちょうどシカゴに出会い、アルバムを揃えて聞き込んでいた時期で、楽しみにしていたニューアルバムとして購入し、これはかなり良いと思っていたのに、チャートで全然上がらず、がっかりした記憶があります。

「かなり良い」という印象は、今でも変わっておらず、ディスコブームに乗っただけみたいにいわれた「ストリート・プレイヤー」や、ロバート・ラム久々の会心作「リランス」、その後バラードでブレイクするピーター・セテラの「ルーザー・・・」等、若々しく躍動するシカゴの魅力にあふれた一枚と思います。再評価を待つ。




Chicago 16
販売元: Rhino

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バンドとして完成された音を出している テリーカスの泥臭いギターの替わりにクリスのギター職人と言える忠実なサウンドが逆にこのアルバムを聞きやすく完成されたものにしている いつもながらダニーのドラムスは完璧だ JBLのスピーカーで最大音量にして聞いて欲しい シカゴが好きでない人もこのアルバムには耳を傾けるのではないか ロック史上燦然と輝く傑作だ




Chicago 16
販売元: Rhino / Wea

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82年発表の16作目。実質的なリーダー格だったテリー・キャスの死亡後、シカゴは没落と言っても良いほどの低迷を続けていたが、プロデューサーにデヴィッド・フォスターを迎えた本アルバムからの5.の大ヒットで見事に復帰した。その5.はデヴィッド・フォスターとピーター・セテラとの共作であり、プロデュースのみならず演奏、曲作りとほとんどシカゴのメンバーと言って良いほどの大活躍をしている。またフォースター人脈としてTOTO周辺のメンバーが参加しているのもヒットの要員だろう。このアルバムのおかけで、音楽専門誌などでは、ちょっとしたフォスター・ブームになっていたことを思い出す。
 はっきり言って従来のシカゴとは別物であり、ブラス・ロックの雄としての彼らの姿はここにはない。ブラスと同レベルで80年代のシンセサイザーが重用されているなど無骨なロックを求めると完全に肩透かしを食らうし、シンセ並みの扱いを受けているブラスは完全に添え物になっているためシカゴのファンにとっておそらくこのアルバムは「ゴミ」だろう。しかしながらポップスという枠にシカゴというブランドを変型させてここまでの作品に仕上げたフォスターの力量は現代でも評価できるし、80年代の一つの指標的な作品だとも思う。
 ついでになってしまったが、ビル・チャップリンが本作より正式参加したこともグループのパワー・アップに貢献していることは言うまでもない。




Chicago 17
販売元: Rhino / Wea

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今年3月のシカゴの通算30作目「XXX」が全世界発売されたあとに、国内でもシカゴCD再発の動きが見られて
国内のワーナーも、4月末に旧譜の「16」「17」「18」「19」「21」を
「フォーエヴァー・ヤング」シリーズとして廉価でリイシューしていましたが、やはり「リイシュー」であって、
若干の音量アップ程度の様子だったみたいです。

そこへ行くと、今回のライノが直接リマスター作業を施して10月に発売した「16」「17」は
やはり、それまで聞こえなかった後方の音とかもしっかり再現されていて、
レコードや初期CDではちょっと軽すぎた音が、今回のリマスター盤では程よく引き締まった音になっています。
おまけに、この「17」にはロバート・ラムの未発表曲「Where we begin」がこっそり収録されています
(当初は未発表3曲収録の予定でしたが、結局この1曲に収まりました)!

今作を最後に、オリジナル・メンバー/ベーシストのピーター・セテラが脱退しています。
70年代末のテリー・キャス逝去後のシカゴ継続の大ピンチを、「バラード」「AOR」の
コンテンポラリー方面への変身によって切り抜けて、バンドは80年代に復活を遂げますが、
その中心軸となったのがピーターでした。
彼はテリーの没後に着々と米国西海岸のミュージシャン人脈を広げて足場を固めて
ソロ独立の機会を窺っていたようですが、それにはまずシカゴの人気復活という前提があったのか、
AORの代表的プロデューサー/デヴィッド・フォスターとともに「シカゴ16」でバンドを復活させ、
この「17」のツアーのあとに、「ソリチュード/ソリティアー」というアルバムを出して、
ソロ・アーティスト「ピータ・セテラ」としての足場を築いたわけでした
(シカゴはその後、ピーターと同じような高音ヴォーカル/ベーシストのジェイソン・シェフを加入させています)。




Chicago 17
販売元: ZYX

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テープで購入した後(当時CDオーディオは持っていなかった)、擦り切れるほど聴いた若き日々を想い出します。これをWALKMANに装入し、出かける度に聴いていた。20代前半に最も多く聴いたアルバムの一枚です。そもそもシカゴには良い曲が多いが、このアルバムは取り分け良い曲が詰まっています。3.Hard Habit to Break、5.Remember the Feeling、7.You're the Inspiration、10.Once in a Lifetime辺りは特に素晴らしい。シカゴのアルバムは多数ありますが、これはその中でも傑作の1枚と言えるでしょう。





Chicago 18
販売元: Full Moon/Warner Bros.

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デビッドフォスターがプロデュースした三枚はどれもAORバリバリで大好きですがどれか一つ選べといわれたらこれかな。
とにかく曲が恐ろしくいい。
昔のファンにはこのあたりの作品が不評みたいで、頭固いなあというかなんつうか。





Chicago 19
販売元: Full Moon/Reprise

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この時期のシカゴは彼らは、レコード会社のシングルヒットの狙いもあって、特にアメリカ西海岸の
売れ線サウンドの色が濃かったように思います。

「19」は、当時、バラードライターとして有名のダイアン・ウォーレンなど、外部ライターからの曲が目立ちます。
レコード会社のシングルヒット狙い、という意向が強く働いたか、80年代後半のアメリカの風潮
「パワー・バラード」と呼ばれる商業ロック路線を地でいったような内容です。
ですので、内容は多少甘いラブソング主体ですが、むしろ初めてのリスナーの方が、聴きやすいと思います。
この作品あたりから、AOR/パワーバラード路線で売りたがるレコード会社とバンド側に溝ができますが、
痛手はオリジナル・メンバーだったドラムスのダニー・セラフィンが解雇の形でバンドを去ったことでした。
今作からのシングルカットは何と言っても「ルック・アウェイ」、D・ウォーレン作でビル・チャンプリンの歌が
ビルボード1989年度の年間シングルチャート1位を獲得した曲となりました。
ビルは他にもシングル「アイ・ドント・ウォナ・リヴ・ウィズアウト・ユー」のバラードでも活躍、
若手のジェイソンも「ホワット・カインド・オブ・ア・マン」などでヒットを飛ばしていますので、
ビルとジェイソン、82年、86年加入の2人の新メンバーの存在を前面に押し出そうとしてるアルバムに思えます。
中心メンバーのロバート・ラムは、「アイ・スタンド・アップ」と「ヴィクトリアス」で相変わらず我が道を行っています。

往年の硬派なブラス・ロック・バンドだったシカゴからは一番遠いところに位置するアルバムですが、
僕が聴いたのは18歳の頃なので、やはり思い入れもあります。内容は良いと思います。
毎度評判のジャケット・アート、「シカゴ19」は今みると古くて粗いCGで現代社会の混沌を表現しているようですね。


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