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ミュージック 575442 (233)



Lovers Rock
販売元: Epic

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

このアルバムが2000年にリリースされた時、
すぐに大型CDショップで試聴した。
でもまったく魅力的に感じず、購入しなかった。
sadeは自分の中で最もよく聴くフェイヴァリットミュージシャンであり、
前作『love deluxe』は名盤だと思っている。

なぜピンと来なかったのか?
それまでの彼女の音楽の魅力のひとつだった
「緊張感」がそこには感じられなかったからだ。

彼女は、愛について「最も甘美なタブー」だと語り、
「それは普通の愛じゃない」と歌い、
その時のサウンドは、緊迫感を秘めた推進力にあふれ、ダンサブルだった。
しかし『lovers rock』にはそれが無かった・・。

でも、それから7年後、たまたまこのアルバムを手に入れて聴いてみると、
彼女の音楽の変化をこちらが理解できるようになっていた。

つまり彼女は世界と和解していたのである。

「あなたが孤独の中で寒いのなら、
 あなたのそばにいてあげる」

「わたしには嵐の中でしがみつける岩がある」

そして身ごもった子供のことを歌ったような「最も甘い贈り物」という歌もある。

アルバムを締めくくる歌は、
すべてがそうした調和した優しさと包容感につらぬかれて最後の一音まで進む。


これまでの彼女の歌は、心破れたものの叫びであり、
その悲痛な思いがエネルギーとなって楽曲に結晶していた

sade aduは、励まされる側の人ではあっても、
けっして励ます側の人ではなかった。

それがこのアルバムの1曲目とラストの歌で、
彼女は世界と他者を、抱きしめようとしている。


もちろん悲痛な歌詞も歌もあるが、
彼女のこの変化と成熟が、アルバムを被っている。

バンドもサウンドも、それを受け入れ、
変化した「彼女自身」を表現することに方向を定めている。

これまで彼女のサウンドをリードしてきたベース
(ベーシストであるポール・S・デンマン)は、
前面からバックにまわり、普通のベースラインを淡々と弾いている。
これもまた大人な感じで、味わい深い。


『DIAMOND LIFE』から16年。5枚目のオリジナルアルバム。
包み込むような安定感が魅力的な、
すばらしい音と歌が、鳴り響いている。




Lovers Rock/Lovers Live
販売元: Sony

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Smooth Operatorのヒットから、20年ほど経ちますが、全く変わっていません。しばらく彼女のアルバムは聞いていなかったのですが、DVDもついている2枚組ということで、お買い徳感があって買いました。
この20年の間に、いろいろDIVAと言われる女性ヴォーカリストが数多く登場しました。また、洋楽もワールド・ミュージックの台頭もあり、レゲエ、ラップの影響を受けたものが多数出てきたり、一方でクラブ・ミュージック系のエレクトロニカと呼ばれるものが出てきました。
そういう流れの中で、SADEは、変わっていないなと思います。それだけに、新鮮味がなかったり、今の若い人たちには、あまり受け入れてもらえないのかもしれません。
彼女の中には、ポップというよりも、根底には、ロックとその元になったR&Bがしっかりと流れていると思います。そこが、大好きです。
CDは、Lovers Live、そして、付属?のDVDは、ヴォリュームたっぷりです。LIVE映像は、画質もよし、SADEの歌よし、演奏よしで、文句のつけようがありません。
ファンの皆様は、当然買って損はありません。まだSADEを聴いたことがないという方、女性ヴォーカル・ファンの方には、絶対のオススメ作品です。
星ひとつ減らしましたのは、まだまだ彼女には、これ以上の作品を期待するからです。次回の新作は、スタジオ作で、素晴らしい作品を発表してください。




Lucille & Other Classic
販売元: Pair

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Lucky for Some
販売元: More Protein

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Lucky Star
販売元: Warner

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Lucky Star/I Know It
販売元: Wea International

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Lullabye (Goodnight My Angel)
販売元: Sony

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Lush Life
販売元: Asylum

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うれしい驚きだったWhat’s Newに続き、さらに渋くなったスタンダード集の第2弾。

What’s Newで多少残っていたぎこちなさが完全に消えて、さらに進化したリンダのヴォーカルが楽しめます。




M.Y.O.B
販売元: Golden Egg

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Mad Love
販売元: Asylum

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リンダは、強いてジャンルに分類すると、カントリー・ロックというジャンルに入ると思っていたのですが、1980年のこのアルバムには、カントリー色はありません。

また、切々と歌うバラードも、リンダの大きな魅力なのですが、このアルバムには、切ないバラードというかんじの曲もありません(強いて言えば、6曲目のLook Out for My Loveがこれに当たるかもしれませんが)。

でも、これはこれで、リンダの名盤のひとつだと思います。

Mad Love(1曲目)で元気よく始まったあと、Party Girl(2曲目)で少ししっとりし、How Do I Make You(3曲目)で最も激しいロックを歌います。

I Can't Let Go(4曲目)は少し軽快なロック。

Hurt So Bad(5曲目)は、かつての「悪いあなた」にも似た感じの名唱。

LPのB面に相当する6曲目からは、ヴァラエティさで他のアルバムより劣る感じがしますが、当時の流行だったパンク色をリンダなりに取り入れた、意欲作でした。


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