はねまくるジャンプナンバーはあんましなくて、おとなしい感じですね。日本人受けしそうですね、これは。チャカカーンがシーンから消えているんでその代わりをしているような感じさえするけども。
バックトラックはかなりぴしっとしている。リッキーローソン=ドラム=この人がミスターグルーブだ。/グレッグフィリンゲス=鍵盤/ウエインリンゼー=鍵盤=フランキーべバリーで有名/マイケルトンプソン=ギター=トップスタジオギタリスト/トミービカリ=エンジニアー=ジョージデュークとで有名/ランディーウオルドマン=アレンジャー=ベテラン鍵硊??奏者/ベビーフェイス=アレンジャー=説明不要のスーパースター=プロデュースというとんでもない才能を集結させている。
これだけで予算はだいぶ使っているはずだ。こんなメンツはそろえられない、普通は。まるでフランキーべバリーみたいなところがあるけれども。オールスターキャストとですね。これは
彼女の意気込み/巻き返しの気合いは感じられる。シャウトしたりは
しないが、逆に<5>のようにめりはりのあるステディーなナンバーに焦点をあわせたようである。リッキーのドラムは抜群なのりを出している。驚異的だ。
かなり曲全体がいいように思います。リズムもバリエーションがあり飽きさせません。バランスがよい一枚となりました。
ハッピーな雰囲気が満載のごきげんアルバムですかね。
10点中9点。
目新しい部分はありませんが、エンターテイメントとしての条件をかなり満たしていると言う点でポイントは高いです。やっぱし、アダルト向けですかね。全開のハッピーではなくて適度にコントロールされたベテランの技できちんと処理されている、極めてプロフェッショナルな一枚。アメリカの一部のマスコミはやはりえげつないですね。