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ミュージック 575450 (313)



FORBIDDEN
販売元: EMIミュージック・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 時代に合わせた新しいサウンドをやれ!とレーベルの圧力が掛かり、ヘヴィ・ロックにラップまでやらされた彼ら。しかし、その中でも何とか上手く「らしさ」を保った作品である。北欧神話をモチーフにした「Tyr(ティール)」を聴けば分かるように、Tony Martinを含むこの編成は本来、きちんと作り込んだサウンドが身上。しかし今回は、敢えて作り込まず、思いついた音・言葉を並べていく形で制作が進んだという。

 FEAR FACTORY 顔負けのゴリゴリ・ベースに、アジテーション・ラップ。まさに1990年代後半の音である。正統派のメタル・サウンドを期待していた人にはショックなサウンドだ。しかし、それも前半だけで、後半はもう少し以前の路線に戻る。キーボードのイントロによる、初のバラード「I Won't Cry For You」、やや尻切れとんぼなメロディーながら、Martin節が聴けるタイトル曲「Forbidden」など、秀曲は数曲ある。付き合いで買っても悪くはない。

 しかし、思うような作品を作らせてもらえない環境に嫌気が差したか、以後、2006年に至る現在まで、NEWアルバムは制作されていない。唯一、ジャケットだけはなかなか面白い。人気アニメーターの作品だそうで、墓場に現れた死神(当然 巨大なカマ持参)に、仰天した人々が逃げ惑うというコミカルなもの。「バンド史上最悪のジャケットだ」と、あるライターは嘆いたが、ボクは結構気に入った。




Forever Changes
販売元: Rhino

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アーサー・リーって本当に不思議な人だと思います。この当時の黒人にしてはブルーズ色は希薄でした。ラブの前身バンドでは自身のルーツに根ざした音楽をやっていた事もあるようですが、デビューアルバムはバーズ風ガレージパンクといった趣きでした。唯一セカンド、「ダ・カーポ」のLP時代でのB面全てを費やしたインプロヴィゼイションに黒人らしさを感じる事はできます。同期でロス出身の白人バンド、ドアーズでさえブルーズが根底に流れていた事を考えると、このような作品が生まれたのは、ギターのブライアンマクリーンの存在があったとは言え、あの時代がなし得た奇跡でしょう。10はボ・ディドリービートが出てきたり、ラップ調ではありますが曲全体を支配する要素でもなく一筋縄ではいかない曲。リーはジミヘンとも友人関係にあったらしく、確かにブルーズの奇形とも言えるジミヘンにも共通するところがあると思います。リー作、マクリーン作どれもが凝った曲構成やマイナー調的な展開など、何の情報もなしにこのアルバムを聴くとイギリスのバンドのようにも聴こえそうです。ボーナス13だけはポップな良質のソフトロックといった曲でこれがはずされたのも分かるような気がします。冒頭「アローンアゲインオア」(ダムドがカヴァー。先日の来日公演でもやってくれました)から、最後まで名曲群を完璧な演奏、アレンジ(ホーン、ストリングスアレンジも最高)で聴くことができます。3,4ではバーズやママス&パパスなどで活躍した名セッションドラマー、ハルブレインが参加しています。




Forever Changes
販売元: WEA/Rhino

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 聴いてもらえばわかるが、これはラブというバンドによるコンボサウンドでは全くない。確かに核になっている演奏はラブであるけれども華奢過ぎてそれだけでは魅力的ではなかったはずだ。重要な要素は敏腕スタジオミュージシャンによる抜群の編曲にある。もちろん楽曲がそれに合った素晴らしいものであったことは言うまでもない。なぜなら同じElectraレコードで豪華な編曲を為されたドアーズの”The Soft Parade”が惨憺たる出来であったのは楽曲の不出来による部分が大きかったからだ。

 また、極めて不思議な作品でもある。アーサー・リー作の楽曲も構成も明らかに分裂気味なのだが、不思議と聴き終わった後にそれに起因するバランスの悪さを感じることはない。加えて黒人音楽らしい雰囲気が全くなく、あえて言うならばジャズ的なニュアンスを併せ持ったフォークロックといったところだ。瑞々しい艶を持ったボーカルは宝石のような輝きを持ち、ストリングスやホーンセクションとの絡みが絶品。どの曲が良いというのではなく、聴くたびに聴き通したくなる作品で商業的には不振であったことや、編曲に関わったミュージシャン、年月を経るごとに高まる評価という点でラブの創造した「ペットサウンズ」といった趣があると思う。




Forever Changes
販売元: Rhino

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 聴いてもらえばわかるが、これはラブというバンドによるコンボサウンドでは全くない。確かに核になっている演奏はラブであるけれども華奢過ぎてそれだけでは魅力的ではなかったはずだ。重要な要素は敏腕スタジオミュージシャンによる抜群の編曲にある。もちろん楽曲がそれに合った素晴らしいものであったことは言うまでもない。なぜなら同じElectraレコードで豪華な編曲を為されたドアーズの”The Soft Parade”が惨憺たる出来であったのは楽曲の不出来による部分が大きかったからだ。

 また、極めて不思議な作品でもある。アーサー・リー作の楽曲も構成も明らかに分裂気味なのだが、不思議と聴き終わった後にそれに起因するバランスの悪さを感じることはない。加えて黒人音楽らしい雰囲気が全くなく、あえて言うならばジャズ的なニュアンスを併せ持ったフォークロックといったところだ。瑞々しい艶を持ったボーカルは宝石のような輝きを持ち、ストリングスやホーンセクションとの絡みが絶品。どの曲が良いというのではなく、聴くたびに聴き通したくなる作品で商業的には不振であったことや、編曲に関わったミュージシャン、年月を経るごとに高まる評価という点でラブの創造した「ペットサウンズ」といった趣があると思う。




The Forever Changes Concert
販売元: Import

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 90年代半ばに放火罪で刑務所入りした(2001年12月に出所)アーサー・リーの音源的には十数年ぶりの復活作。更に驚きなのはその内容で、『Forever Changes』発表35周年を記念して、全11曲を収録順に再現するライヴ音源だ。勿論ストリングスにブラス・セクションも加えられている。
 こうなるとファンとしては期待と不安が相半ばするところだが、「Alone Again Or」のギター前奏が流れた瞬間、そんな不安は雲散霧消してしまう。間髪入れないオーディエンスの反応も感動的で、11曲一気に聞いてあらためて思うのはそのすべてが名曲であることだ。
 至極冷静なリスナーは、アーサーの声が苦しげだとか音程が所々怪しい何て言うのかも知れないが、そんなことは些細なことにすぎない。再び音楽出来る喜びに溢れたアーサーをバック・アップするミュージシャン、スタッフ、オーディエンス達の思いがとても気持ちよく感じられるコンサートだ。
 「所詮懐メロでしょ」という声には、こう答えよう。アーサー・リーの音楽には今でもマジックが詰まっている。あるいは彼のミクスチャー・ロックは今なお光り輝いている、と。
 決して平坦ではなかった彼の人生が今後幸多い事を願ってやまない。




Forever Changes: Live
販売元: Snapper Classics

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60年代サイケムーブメントを代表する伝説的バンド・ラヴのリーダーだった男、アーサー・リー。その彼が2003年にイギリスのロイヤル・アルバート・ホールで行ったライヴの実況盤。内容はラヴの代表作である"FOREVER CHANGES"(名盤!必聴)の全曲を曲順もそのままに再現するというもの。アーサーの隣りにオリジナル・ギタリストのブライアン・マクリーンが立っていないのは非常に残念だが、雰囲気もよく素晴らしく感動的なライヴです。バックのストリングス&ホーン隊がバンドの演奏に切り込んでくる瞬間は思わず鳥肌モノで、客席から「わあっ」という大きな歓声が上がる。DVD版で観ると観客のリアクションもとてもあたたかで愛が感じられ、「イギリスの人達は本当にラヴが好きなんだなぁ」と感心します。日本でも観たいけど、無理だよなぁ。




Forever Gold
販売元: St. Clair

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Forever Gold
販売元: St. Clair Records

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Forever Gold
販売元: Deuce Boxed Sets

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Forever Gold
販売元: St. Clair Records

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