ミュージック 575452 (293)
Heaven Up Here
販売元: Warner Music UK
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86〜7年頃に、マックは「もう、悲しくもないのに泣き真似をやって、聴き手の関心を引くようなことはやめるんだ」という主旨の発言している。これはかつて彼ら自身が選択した作風だったとはいえ、内向的な英国NW少年少女の文学趣味や狂気願望を引き受ける役から下りることを宣言した発言だった。いつの時代もこういったティーン・エイジャーの憧れ役は求められており、バニーズやバウハウスがそういう役を担った後は、スミスがその役を一身に引き受けてやはり短命で崩壊していった。今で言うとレディオヘッドあたりが担っている役割と言えば分かりやすいだろうか。
そして、本作はそういった役割をまだ彼らが担っていた頃のアルバムである。彼らの作品中、最も短調の曲ばかりで内向的な狂気に溢れ、最盛期のバンシーズと並ぶ不協和音のエネルギーが炸裂する作品。当時から僕は違和感を持っていたが、「ネオ・サイケ」という呼称でくくられていたものの、当時の彼らのこの緊張感と疾走感、そして冷たさのもつ爆発力はジャンル区分不能のワン・アンド・オンリーなものだ。そしてこの爆発力は人生のうちでそう長続きしないことは、再結成した90年代以降の彼ら自身を見ていても、残念ながら感じさせられてしまうのだ。
Heaven Up Here
販売元: WEA Japan
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リアルタイムではありませんが、ラジオで流れているのを聴いて知りました。
とにかくカッコイイの一言に尽きます。
イギリス物が好きな方は是非!
Heavenly Action
販売元: Mute
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Heavy Guitar
販売元: Delta Doubles
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Heavy Nova
販売元: EMI-Manhattan
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パワーステーションのボーカルとしてアメリカでブレイク、その後アルバム『リップタイド』からの「恋におぼれて」で全米一位を獲得した彼が、『リップタイド』の次に発表したアルバム。ここからは1曲目が全米でトップ5入り、5曲目もトップ40入りするがアルバムの核となっているのはむしろUKでトップ10入りした7曲目だろう。それ以外では3曲目と10曲目も一応シングルカットされた(ヒットはしなかったが)。
ただ、アルバム自体は『リップタイド』と比較するとやや散漫な印象。この人の好きな様々な要素(ヘビメタ、ファンク、ボサノバ、レゲエ、アフリカ音楽からヨーデルまで)をゴッタ煮にしたようなサウンドは、一見似たようなことをやっているSTINGの音楽とは大違い。「洗練された」とか「ハイブリッド」とかいう形容がおよそ似つかわしくないそのアプローチは、例えるならガンダムの頭にマジンガーZの胴体とエヴァンゲリオンの手足をくっつけたみたいな感じ。実際A面の流れは正にその結果の食い合わせの悪さが堪能できる。
しかしこの人の真骨頂はB面の6〜8曲目にこそある。「大人のラブソング」などと言うとひどく月並みなAORを想像してしまうが、ここでの歌い手の体温まで伝わってくるような歌唱は、全盛期のブライアン・フェリーやジョージ・マイケルにも引けを取らない。特に翳りを帯びたボサノバ調の8曲目が素晴らしい。いけないことと知りながら官能の波に身を委ねてしまう、みたいな感覚を非常にうまく表現している。
冷静に考えれば10曲中3曲もカバーを収録(5・6・10)しており、そのうち6以外は必ずしも出来がいいとは言えないことからして、結構締め切りに追われて作ったんじゃないかとも思う。でも、毎年クリスマスになるとこのアルバムの6・7曲目が聴きたくなるのも確か。ジャケ写のイメージもシンプルだがこれぞロバート・パーマーという感じ。全く、惜しい人を亡くしたもんだ。合掌。
Heavy Nova
販売元: Toshiba EMI
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Heavy Nova
販売元: Toshiba EMI
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パワーステーションのボーカルとしてアメリカでブレイク、その後アルバム『リップタイド』からの「恋におぼれて」で全米一位を獲得した彼が、『リップタイド』の次に発表したアルバム。ここからは1曲目が全米でトップ5入り、5曲目もトップ40入りするがアルバムの核となっているのはむしろUKでトップ10入りした7曲目だろう。それ以外では3曲目と10曲目も一応シングルカットされた(ヒットはしなかったが)。
ただ、アルバム自体は『リップタイド』と比較するとやや散漫な印象。この人の好きな様々な要素(ヘビメタ、ファンク、ボサノバ、レゲエ、アフリカ音楽からヨーデルまで)をゴッタ煮にしたようなサウンドは、一見似たようなことをやっているSTINGの音楽とは大違い。「洗練された」とか「ハイブリッド」とかいう形容がおよそ似つかわしくないそのアプローチは、例えるならガンダムの頭にマジンガーZの胴体とエヴァンゲリオンの手足をくっつけたみたいな感じ。実際A面の流れは正にその結果の食い合わせの悪さが堪能できる。
しかしこの人の真骨頂はB面の6〜8曲目にこそある。「大人のラブソング」などと言うとひどく月並みなAORを想像してしまうが、ここでの歌い手の体温まで伝わってくるような歌唱は、全盛期のブライアン・フェリーやジョージ・マイケルにも引けを取らない。特に翳りを帯びたボサノバ調の8曲目が素晴らしい。いけないことと知りながら官能の波に身を委ねてしまう、みたいな感覚を非常にうまく表現している。
冷静に考えれば10曲中3曲もカバーを収録(5・6・10)しており、そのうち6以外は必ずしも出来がいいとは言えないことからして、結構締め切りに追われて作ったんじゃないかとも思う。でも、毎年クリスマスになるとこのアルバムの6・7曲目が聴きたくなるのも確か。ジャケ写のイメージもシンプルだがこれぞロバート・パーマーという感じ。全く、惜しい人を亡くしたもんだ。合掌。
Heavy Soul
販売元: Island
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たまたまラジオで聞いて気に入ったのでCDを買ってみた。それまでスタイルカウンシルのイメージがあり、あまり重視してなかったが、このアルバムを聞いて見直した。英国ロックの特徴である、太く甘いサウンド、ぶっきらぼうなギターが骨太ロックであるが、そこにソウルなリズムを加えておしゃれでシックな香りをちりばめている。かっこいい。このときのツアーで来日した際、見に行ったところ、やはりかっこよかった。チューブアンプの太い音にKNOCKOUT。
Heavy Soul
販売元: Universal Japan
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たまたまラジオで聞いて気に入ったのでCDを買ってみた。それまでスタイルカウンシルのイメージがあり、あまり重視してなかったが、このアルバムを聞いて見直した。英国ロックの特徴である、太く甘いサウンド、ぶっきらぼうなギターが骨太ロックであるが、そこにソウルなリズムを加えておしゃれでシックな香りをちりばめている。かっこいい。このときのツアーで来日した際、見に行ったところ、やはりかっこよかった。チューブアンプの太い音にKNOCKOUT。
Heliocentric
販売元: Universal Japan
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傑作だと思います。
JAM時代から、一度も斜に構えることなく、ひたすら「正しいROCK」を追い続ける、そのPaul Wellerの姿勢は痛々しいほど。そういう意味では、彼の全ての作品がその時代時代を必死に解釈しようとした傑作。それに物足りなさを感じる人、つまらなく感じる人はもちろん居るでしょうが、ちゃんと聞いてもらえば間違いなく良く出来ているし、必死さが感じ取れるはずです。