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ミュージック 575452 (321)



I Wish I Could Fly
販売元: EMI

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I Wish I Could Fly
販売元: EMI Int'l

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I Wish I Could Fly
販売元: EMI

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I Wish I Could Fly
販売元: EMI Int'l

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I Wish I Could Fly
販売元: EMI Int'l

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I Wish It Would Rain
販売元: Atlantic

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I
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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僕は洋楽好きでジャンルは問わず何でも聴きますが、基本的に歌詞はまったく気にしなくて
ヴォーカルも音響の一つとして捉えるタイプの人間ですが、そのホントに唯一の例外とも
云うべき存在がピーター・ガブリエルですね。彼の音楽は詩とは絶対に切り離せない魅力
があるんです(ジェネシス時代も含めて)。

ジェネシスを脱退して初めて製作されたソロアルバムが本作ですが、[2]の「ソルスベリー・
ヒル」、[4]の「エクスキューズ・ミー」、[5]の「ハムドラム」、[7]の「ウェイティング・
フォー・ザ・ビッグ・ワン」などにその時の彼の心情、心境が詰まってますね。
自分を鳥にみたてての解放や、切に独りを願う気持ち、不安が混じりながらもデッカイ楽しみ
にそなえる、、、などと赤裸々なほどの心情が散りばめられている。。

サウンド面で云うなら、まさに1曲目「モリバンド・ザ・バーガーマイスター」なんかは
ジェネシス名義で出しても不自然さがないナンバーから、純粋なロック、アコースティックを
基調としたナンバー、ジャズフレーバーから、爆発的なオーケストラが躍動感を演出する[8]
の「ダウン・ザ・ドルチェ・ヴィータ」など実に多彩な仕上がりです。
その中でもとりわけ印象に残るのはガブリエルの先見の明ですね。それは何かというと1977年
の本作にしてすでに80年代前半の雰囲気が漂ってる事ですね。表面は冷たくて夜が似合う
イメージなのに奥行きはどこまでも深くて暖かいという独特な雰囲気があります。
彼が続々と発表していったソロ作品はすべて時代の流れを先取りしてるもので、しかもただ
取り入れるだけじゃなく、それを自分なりの解釈で練りこめる所がすごい。

最後にハイライトを挙げると、Side Oneのラストを飾る「ハムドラム」とSide twoのラストを飾る「ヒア・カムズ・ザ・フラッド」でしょう。前者は求道的なイメージがある曲で、前半は
いかに退屈で、心が虚ろな状態を永遠とぼやき、後半すべてを取っ払うようにして広がる曲想
と合わせて、輝きに満ちた詩の世界が広がります。
後者は黙示録に則った世界観で、洪水がすべてを飲み込んでしまって生きのびる人間はほとん
どいないという絶望感に溢れた詩が綴られる中で、最後の最後に一縷の希望を与えてくれる
その絶望的な優しさ、奉仕的な愛に救われるんです。だから彼の音楽からは離れられない。





I'd Like That
販売元: Import [Generic]

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I'll Be Around
販売元: U-Watch

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I'll Sleep When I'm Dead
販売元: Unknown Label

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