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ミュージック 575506 (118)



What Price Paradise
販売元: Virgin VIP

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一般的な評価としては、85年のリリースの3枚目の「未完成」(スティーリーダンのウオルターベッカーがプロデュース)の方が評価が高いようだが、個人的にはこの4枚目が最高傑作だと思う。前作は英国的な湿り気や陰りの感じられるサウンドだったが、本作はエルビスコステロの「パンチザクロック」等を手がけたブラスの使い方の上手いプロデューサーを起用し、陽気で爽快感のあるサウンドに仕上げられている。ベストトラックは「エブリシング」で、なぜこれが大ヒットしないのかと思うくらいのキラーカット、捨て曲なしのアルバムだが、特に「アンダースタディ」から「トレーディングザゴールド(アナログ盤未収録曲)」までのB面の流れが最高で、とぼけたようなボーカルに叙情的なシンセビシッと決まったブラスがからむ「ジュンブライダル」もシングル向きだと思う。この作品後に3年間のブランクがあり、次作で再びウオルターベッカーがプロデューサーに起用されることを考えると、彼らの意図とは別にレコード会社の意向で明るいサウンドを要求されたのかもしれない。





What Price Paradise
販売元: Disky Records

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 1986年リリース、前作はウオルターベッカーのプロデュースだったが、本作はコステロの「パンチザクロック」のプロデュースで有名なクライブランガーのプロデュースで、元気のよいホーンセクションが導入されており、前作に乏しかった明るいイメージを与えている。このアルバムはあまり話題にならなかったようだが、シングルカットされた「アリゾナスカイ」が原因だと思う。あんな地味な曲よりも「エブリシング」や「ジュンブライダル」のようなアップテンポな曲をセレクトしていればアルバム全体の売り上げも変わったと思うのだが、、
 他にもよい曲が多いので前作が好きな人なら購入をお勧めします。




When Do I Get to Sing "My Way"
販売元: Logic

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When I Kiss You (I Hear Charlie Parker Playing)
販売元: Logic

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When Will I See You
販売元: Wea International

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Whimsy
販売元: Fabled Quixote

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あまりにも次々と音源が発売されるビル・ネルソンの場合、熱心なファン以外にとってはどれがどれやらという状態ではないかと想像される。昨年は未発表音源CD6枚組(つまりニューアルバム)が発売されたばかりだが、今度は2枚組の新音源である。録音は2000年のものらしいが、2003年発売のれっきとした新譜。

彼のソロアルバムの特徴は、多くが自宅スタジオにおける多重録音である点だろう。普通ならバンド形態で演奏する曲を、1人でデモ録音したものが、さまざまな要因によりそのまま発売することにした、というパターンが多い。恐ろしいのは、ちょっと聞いたくらいでは、まったくデモになど聞こえない完成度のものばかりだという点である。

本アルバム「Whimsy」も、感触としては「Atom Shop」や「「Noise Candy」に通じる世界の音だが、特徴はボーカル中心の曲が多いことだろうか。そしてややノスタルジックな曲調が多いように思える。電子音楽的なインストルメンタルアルバムも多数発表しているビル・ネルソンだが、「Whimsy」は歌のアルバムである。バンド形態の曲でも、主体はギターソロではなくボーカルにある、という点が特徴的。

相変わらず、曲があとからあとから湧いてきて止まらないのだな、と、彼の才能にため息をついてしまう出来映えのアルバム。




Whip It & Other Hits
販売元: Rhino Flashback

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White Noise
販売元: Eagle

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(Who's Afraid Of?) The Art of Noise!
販売元: Repertoire

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 アート・オブ・ノイズ(以下AON)は83年にミュージックシーンに登場した。当初は誰がメンバーであるか隠匿されていた。しかし、所属レーベルはZTTで、このレーベルを設立した元バグルズ所属のトレバー・ホーンがプロデュースしていることは明白であった。ほとんど彼のバンドと言っていいだろう。

 AONは、当時はまだ出たてのサンプラーを大胆に導入したことで有名である。彼らはフェアライトCMIというキカイを使っていた。初期バージョンはただの8ビットのサンプラーなんだけど、1千万以上もしたのだ。このサンプラーをメジャーにしたのは、イエスのロンリーハートなどで使われたオケヒットだろう。仕掛人はやはりトレバーである。当時彼は、イエス、ABC、フラーキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、グレイス・ジョーンズなどなどを手がける、超売れっ子プロデューサーだったのだ。

 音づくりは非常に斬新であり、現代の電子音楽に与えた影響は多大だ。ほとんどサンプラーで作られた打ち込みとDX-7のシンベという手法は、いろんなところで使われたものだ。もちろん、日本の歌謡曲でも。AONをそのまま聞いたことがある人は少ないかも知れないが、どこかで耳にしているはずだ。本アルバムの5曲目もCM(確か原田伸郎のナレーションだった)で使われていたし、Mr.マリックのBGM(でゅわでゅわでゅわでゅわでゅわでゅわってやつ)や、仮面ノリダー(古くてすいません)で悪い改造人間が出てくるときの音楽(ちゃーちゃらっちゃちゃーってやつ)などなど、CMやジングルなどで多く使われた。

 キーボード史というか電子音楽史を語る上で、AONは外せない。ただし、このアルバムと、「In No Sence? Nonsence!」を買えば充分。ベストでも許そう。




(Who's Afraid Of?) The Art of Noise!
販売元: Ztt

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フェアライトCMIとはこのアルバム製作に使われた、1台1200万のサンプラーです。
ZTT時代(ゲーリー・ランガン在籍時)のライブでは、ファライトは3台使用してます。
86年のライブでは2台だけのような‥。(見落としてるだけかも)
つまり一人一台ずつ購入したのでしょうか。何にしても金かけてるグループです。
今聴くと、当時のサンプラーの音質の悪さやピッチの変化で音が変わるのが新鮮ですね。
私としては、ZTTを離れて出されたアルバム「In Visible Silence」より
このアルバム発売前に出されたミニアルバム「Into Battle」と
「Who's Afraid Of?〜」の方がいかにも実験的な感じで好きですね。
黎明期のアート・オブ・ノイズを堪能できます。


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