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ミュージック 575508 (371)



悲しいうわさ
販売元: ポリドール

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

1960年代のMarvin Gayeを代表する作品で、タイトル曲"I Heard It through the Grapevine"はMarvin Gayeのソロでは、初めて全米ポップチャートで1位を取った作品。The Temptations等のプロデューサーとして有名な、Norman Whitfieldが創ったこの曲はこれまでのMarvin Gayeにない斬新でファンキーさが溢れる画期的な作品となった。
ちなみに、元々このアルバムは"In The Groove"というタイトルで発売されていたのだけれど、"I Heard It through the Grapevine"がヒットした為、急遽アルバムタイトルとジャケットを変更して再度売り出されたという経緯がある。

"I Heard It through the Grapevine"の他にも、60年代の彼のキャリアを代表する強力な曲が多く収録されている。オープニングナンバーはクラシカルなファンクの上に自由奔放に歌う"You"、Marvinの荒々しくダイナミックなシャウトが光る"Chained"。その他にもキラリと光る沢山の佳曲が揃っている。
どちらかと言うとこれまでのMarvin Gayeは、正統派でオールド・スクールなR&Bという感じの楽曲が多かったのだけれど、この路線変更は彼の歌により自由さと開放感を与え、より一層魅力的な歌を聴かせている。

また、このアルバムから積極的にMarvin Gayeが曲作りに参加しアーティストの芽を伸ばし始めていた。色々な意味で彼にとって転機となったアルバムだと思う。




カンヴァセーション・ピース
販売元: ポリドール

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90年代に入り2枚目のアルバム"Conversation Peace"。意外と評価の低いアルバムだけれど、僕は大好きなアルバムの一つでもある。サウンドトラックとして発売された前作、"Jungle Fever"で、"In Square Circle"や"Characters"にあった、何処か聴いていてもどかしさを感じる部分は充分に拭えたように思う。そしてこの"Conversation Peace"はオリジナルアルバムとして、その充実を完全なものにしたものであるような気がする。90年代という時代になって、他の新しいアーティストがぞくぞくと登場する中、確かに時代への遅れは感じさせるものの、彼等に堂々と誇れる大きさを持ったアルバムであると僕は思う。

なによりもオープニングソング"Rain Your Love Down"のイントロで、僕はもう涙が出そうなほど衝撃を受けた。このグルーヴ感をずっと待ち望んでいたような気がする。"Superstition"や"I Wish"といった楽曲を思い起こさせるような直接心を沸き立たせるファンキーなこのイントロを聴いた時、わだかまりというようなものが全て消えた。

そして、彼の歌声はどんどん進化していっている。この部分に関しては彼の黄金の時代、70年代よりも充実している。"For Your Love"のような楽曲を他にどのシンガーが歌えるのだろうか?これほどまでに神々しい響きを持ったLove Songは、彼だからこそ創り得たものだと思う。

残念な事は多少中だるみをする部分があったり、全体の完成度が以前のアルバムに比べると少し低い事だと思う。だけれど、決してこのアルバムは彼のこれまでの名盤と比べても劣るとは思っていない。傑作とは言わないけれど、豊かな満足感をちゃんと味合わせてくれる作品であると思う。




ガッタ・メイク・ア・カムバック
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント

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キー・オブ・ライフ
販売元: ユニバーサルインターナショナル

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キス・ロンリー・グッバイ
販売元: ポリドール

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キャラクターズ
販売元: ポリドール

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70年代のS・ワンダーばかりが評価されるが、八〇年代のS・ワンダーが特に気に入っている。理由はシンガーとしての成熟度と「スペシャル」感。80年代に流行した音楽とは一線を引いた曲作りであったりする。この点はマイケル・ジャクソン同様だが、S・ワンダーはこの頃からシーンを引っ張る力がなかっただけだと思う。
 さてこのアルバム、余り評価されていないが、プリンス(ソー・ホワット・ザ・ファスで共演)は大絶賛した事は明記しておきたい。
①はブラック・ストリートの「joy」という曲のような妖艶な雰囲気とこの時期の「コズミック」志向なS・ワンダーの傑作だ。昼下がりに聞いたり、朝焼けにかけると一日がとっても楽しくなる。
⑦のマイケル・ジャクソンとの共演「ゲット・イット」はかなりスリリング。マイケルジャクソン「BAD」ではJust A GOOD FRIENDSで共演。これまた、八〇年代のS・ワンダー節を強調したエレクトロ・ファンク。
このアルバムは彼が様々な音楽に影響を受けていた時期でソウル・ポップの域を超越していた時期のものではないか。アフリカ、レゲエなどの多様な音楽の影響を自らなりに昇華した結果の音楽が並び、楽しくなる。




キャント・ゲット・エニィ・ハー
販売元: ポニーキャニオン

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キング・ソロモン+アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー
販売元: ヴィヴィッド

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キー・オブ・ライフ<リマスター・エディション>
販売元: ユニバーサル インターナショナル

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毎年、ライブイベント「eivetz band explosion」の最後を飾るのが、このアルバムの「アナザー・スター」です。最初に発売されたLP2枚+EP1枚のときには、2枚目のLPのラストを飾る曲でした。EPの4曲もそれぞれとても魅力的なんだけど、LPの方の曲の物凄さ(「ある愛の伝説」…「愛するデューク」「回想」…「可愛いアイシャ」…)に比べるとおまけみたいな感じで、実質アルバムのラスト、クライマックスのように聞いていました。その前の名曲「As」で結構お腹一杯になったにもかかわらず、続くこの曲のイントロが流れると、結局最後まで聞いてしまう。スティーヴィーのどのアルバムもそうだけど、曲と曲のつなぎ方がとてもうまいんです。lalalalalala・・・♪のコーラスに耳慣れてラテンの世界に入り込んだ後、for you〜♪と朗々と歌い始めるスティーヴィー、転調を2回しながらもスムーズに流れるメロディー、続いてコーラスとスティーヴィーの情熱的な掛け合い、そして繰り返されるコーラス、ラテンパーカッションソロ、フルートソロ。毎年、この曲で仲間と一緒にセッションできるのがとても幸せです。スティーヴィーありがとう!




ギヴィン・イット・バック
販売元: ソニーレコード

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全曲カバー曲でまとめられたIsley Brothersの"Givin' It Back"というアルバム。カバーのみで構築されていると聞くと、少し見劣りがしそうなものだけれど、このアルバムは完全にIsley Brothersの色が前面に出ているし、全ての曲がオリジナルのアーティストを超える位の素晴らしい出来栄え。
また、選曲も当時ベトナム戦争で暗澹としたアメリカ社会を批判するような、メッセージ性の強い曲で固められている。

このアルバムが彼らの他のアルバムと少し異色な気がするのは、カバーのみで制作されたという事以外にも幾つか理由がある。これも当時の音楽業界の白人と黒人のクロスオーバーという気運によって、意図的にそうしたのかもしれないのだけれど、白人アーティストの曲を中心とした、ロック色の強い作品のカバーで占められている。
それでいて、彼らの持ち味であるブラックのノリを決して消さないような、アレンジを施している。また、このアルバムのジャケットにあるアコースティックギターを3人で構えた姿も、こうしたロックという音楽に臨む彼らなりの意図的な思惑により作られたと思う。

僕は、実はこのアルバムを彼らのアルバムの中で1番最初に聴いたのだけれど、1曲目"Ohio/Machine Gun"の強烈さに腰が抜けるほど驚いた。Ron Isleyの迫り来るような気迫に満ちた歌声と、曲全体に満ちた今にも弾け飛びそうな緊張感。そして、ブラックミュージシャンならではの、ドス黒い混沌に満ちたロックテイスト。
未だに、この曲を聴くとそういったショックが蘇ってくる。紛れも無く、このアルバムは彼らの発表した作品の中でも、目立って秀逸なアルバムだと思う。
僕もThe Isley Brothersの作品でこの異色なアルバムが1番好きだ。


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