まず①。個人的には今アルバムの目玉。これはP-Funkにしか作れない世界だ。ブラック・サバス級のの重いギターと赤ちゃん声とゴスペル張りのコーラスとファンクリズムを混ぜ混ぜする人達なんてP以外に考えられない。まあ聴いてみて下さい。実に実に楽しく、珍しさにおいてはカモノハシみたいな曲だ。
②は黒々とした速いペースのファンク。曲が短いのでもっと聴いていたい。
③はあの"P-Funk Earth Tour"にも収録されていたどこか茶目っ気があってかっちょいい曲。軟弱なディスコに宣戦布告している曲。
④、これがまた楽しい。コンサートではお客が大喜びで一緒になって歌う曲である(当アルバム収録のバージョンはかなり違うが)。「(このリズムに)のらないんだったら、あんたのつまんない尻を上げてとっとと家に帰っちまえーっ」という乱暴なようでいて人懐っこい名曲。
⑤はこれまた黒い黒いバラード。ロック寄りと言われるFunkadelicだがこういう基本に忠実な曲で自らのルーツを確認しているのだろうか。
⑥はバーニー・ウォーレルの独断場。彼の自由奔放なキーボードプレイは圧巻。プログレ・ファンクとでもいおうか。
実に良いアルバムである。ジャケットアートも可愛い。
Funkadelicとはダーティーでナスティーだが、同時に実に人懐っこくてほがらかなバンドなのである。うーん、宝物、宝物。
まず①。個人的には今アルバムの目玉。これはP-Funkにしか作れない世界だ。ブラック・サバス級のの重いギターと赤ちゃん声とゴスペル張りのコーラスとファンクリズムを混ぜ混ぜする人達なんてP以外に考えられない。まあ聴いてみて下さい。実に実に楽しく、珍しさにおいてはカモノハシみたいな曲だ。
②は黒々とした速いペースのファンク。曲が短いのでもっと聴いていたい。
③はあの"P-Funk Earth Tour"にも収録されていたどこか茶目っ気があってかっちょいい曲。軟弱なディスコに宣戦布告している曲。
④、これがまた楽しい。コンサートではお客が大喜びで一緒になって歌う曲である(当アルバム収録のバージョンはかなり違うが)。「(このリズムに)のらないんだったら、あんたのつまんない尻を上げてとっとと家に帰っちまえーっ」という乱暴なようでいて人懐っこい名曲。
⑤はこれまた黒い黒いバラード。ロック寄りと言われるFunkadelicだがこういう基本に忠実な曲で自らのルーツを確認しているのだろうか。
⑥はバーニー・ウォーレルの独断場。彼の自由奔放なキーボードプレイは圧巻。プログレ・ファンクとでもいおうか。
実に良いアルバムである。ジャケットアートも可愛い。
Funkadelicとはダーティーでナスティーだが、同時に実に人懐っこくてほがらかなバンドなのである。うーん、宝物、宝物。
ジャジーなインストバンドから最高にラフなファンクバンドへ変貌を遂げ、一時は時代に寄り添うようにさわやかディスコもやったりしていたが、80年代前後から彼らは急速に脂ギトギト度を増してゆく。このアルバムは彼らの脂っこさの頂点を捉えた作品の一つである。
なんといっても①がとてつもない。幾分早めのリズムにゴリゴリベチョベチョの極太ベースが絡み付いて、「おっちゃん、お盛んですね」と肩を叩きたくなる歌詞がこれまた絡みつく。③も同系統で微笑ましい。
ただ、アルバム全体を通して聴くと少々単調で飽きるかも。しかしファンカティアーのあなたなら大丈夫。家事でもしながら気楽に聴いて下さい。気がついたらこのねちょねちょリズムの虜になっているはずだから。
ちなみに、ジャケットアートと内容が極上に合っている。美味しそう。ヤム・ヤム。