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ミュージック 575512 (148)



ギヴィン・イット・バック
販売元: ソニーレコード

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

全曲カバー曲でまとめられたIsley Brothersの"Givin' It Back"というアルバム。カバーのみで構築されていると聞くと、少し見劣りがしそうなものだけれど、このアルバムは完全にIsley Brothersの色が前面に出ているし、全ての曲がオリジナルのアーティストを超える位の素晴らしい出来栄え。
また、選曲も当時ベトナム戦争で暗澹としたアメリカ社会を批判するような、メッセージ性の強い曲で固められている。

このアルバムが彼らの他のアルバムと少し異色な気がするのは、カバーのみで制作されたという事以外にも幾つか理由がある。これも当時の音楽業界の白人と黒人のクロスオーバーという気運によって、意図的にそうしたのかもしれないのだけれど、白人アーティストの曲を中心とした、ロック色の強い作品のカバーで占められている。
それでいて、彼らの持ち味であるブラックのノリを決して消さないような、アレンジを施している。また、このアルバムのジャケットにあるアコースティックギターを3人で構えた姿も、こうしたロックという音楽に臨む彼らなりの意図的な思惑により作られたと思う。

僕は、実はこのアルバムを彼らのアルバムの中で1番最初に聴いたのだけれど、1曲目"Ohio/Machine Gun"の強烈さに腰が抜けるほど驚いた。Ron Isleyの迫り来るような気迫に満ちた歌声と、曲全体に満ちた今にも弾け飛びそうな緊張感。そして、ブラックミュージシャンならではの、ドス黒い混沌に満ちたロックテイスト。
未だに、この曲を聴くとそういったショックが蘇ってくる。紛れも無く、このアルバムは彼らの発表した作品の中でも、目立って秀逸なアルバムだと思う。
僕もThe Isley Brothersの作品でこの異色なアルバムが1番好きだ。




ザ・クローンズ・オブ・ドクター
販売元: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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ファンケンシュタイン博士のクローンが世界をファンクで埋め尽くすというコンセプト。少々物憂げな博士の姿が映し出されたジャケットが可笑しい。というかこの人は、突き抜けたオンガクと対照的にジャケはどことなく照れが入っているようなところが憎めない感じ。

Burnie Worrellのモジュレーションを効かせたシンセサイザー使いがとてもカッコいい。ヘビィというよりもどことなくダラダラと続くようなリズムトラックに不思議な単音のギターバッキングとバンドのコーラスのDr.Funkenstein、Children Of Productionはホーンのリフとハイハット使いの絶妙なブレイクが印象的。Gettin' To Know Youはマイナースケールのアップテンポなファンク歌モノ。こういう王道なトラックがありながら、Dr.Funkensteinのような曲がアルバムコンセプトの核になっている所にこの人たちのねじれ具合を感じる。Do That Stuffはイントロの抑制の効いたドラムがひたすらサンプリングされまくった曲。歌い出しサビのIV⇒VIbがゆるくてカッコいい。




グラヴィティ
販売元: ポニーキャニオン

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グラフィティ・ブリッジ
販売元: ワーナーミュージック・ジャパン

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サウンドトラックであります。この辺りからのプリンスに感じられるのは「寸止めの技術」のセンスの混乱・曖昧さです。それ以上やったら一般リスナーがポップスとして
楽しめない(趣味性が強い・ボトムが黒すぎる等)一線に楽曲を配置する技術に衰えがみられます。それは彼の低迷ではなくアレンジャー・プロデューサーとしての嗅覚のズレ
とも言えるでしょう。事実 [7]の重量ファンクにしてもデモの段階よりかなり薄めていますがかなり趣味性の強いフィニッシュであり、存在するもっとポップなバージョンを
お釈迦にしています。プリンスという記号には「楽曲の精錬・新しい価値の構築」の期待値が含まれています。どんなスタイルも素晴らしく出来るのは周知の事実であり、求められる
高いレベルに対する返答として本作はやや物足りない訳です。サントラという事でザ・タイムの曲も収められています。彼が過去にクビにしたジャム&ルイスはこの90年代初頭までに、
打ち込みFunkフレームの外皮交換による楽曲大量生産で大成功を収めています。ここで彼がミュージシャンシップを取り戻そうと号令をかけたくなるのも分かります。
しかし彼が種を蒔き花を咲かせた万人受けするシーケンサ・ビートはこの時すでにスネアの打ち込みを跳ねさせるスタイルに進化しチャートを席巻していました。前向きな取り組み
にも関わらず時代性とのズレを感じさせます。ここでコマーシャリズムと決別しても良かったのですが彼は真摯な態度で模索を続行していきます。いろいろなジャンルの音楽(特に過去の遺産)
を分け隔て無くよく聞くとプリンスの仕事・価値がより見えてきます。彼の音楽に向き合いその生産過程に含まれる研鑽を考える時、楽に生きる事を良しとしないその精神性に感服します。




グラム・スラム
販売元: ダブリューイーエー・ジャパン

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グランド・スラム
販売元: ソニーレコード

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これまでファンクサウンドで幕を開けてきたThe Isley Brothersの作品であったが、この"Grand Slam"はミディアムバラード"Tonight The Night (If I Had You)"からスタートする。これは、前作に収録されていた"Don't Say Goodnight"がソウル・チャートの1位を取った事によるものが大きい。そしてより「メロウ」なサウンドに力を入れた作品だと言える。

メロウグルーヴが心地良い"I Once Had Your Love (And I Can't Let Go)"は名ナンバーの一つ。優しくしっとりと歌い上げるRonaldの声に思わずうっとりとしてしまう。次に70年代的なポップ的アプローチが強い"Hurry Up Tonight"も素晴らしい楽曲だ。

前半にメロウバラードを持ってきた為、今回は後半がファンク色の強い楽曲で締められている。ただ、前のような肉体的なファンクではなく、メロウを意識した甘いサウンドが大いに入り込んでいる。シングルで発売された"Fight The Power"風の"Who Said?"も悪くはないが、個人的には"Don't Let Up"のようなメロディアスで力強いファンクが漲る楽曲の方が好みだ。内容共に充実した作品であると思う。




グルーヴィー・アイズレーズ
販売元: ソニーレコード

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アイズレー・ブラザーズの
グルーヴィーな曲が厳選された
最高のコンピレイション・アルバム。

「WORK TO DO」「THAT LADY」「HARVEST FOR THE WORLD」
あぁ、捨て曲がない。

アイズレー・ブラザーズの
アルバム・ジェケットはジャケ買いしにくいし、
アルバムは多すぎて、
何を買って良いのかわからない人にお薦めです。




グレイテスト・ヒッツ
販売元: ポリドール

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グレイテスト・ヒッツ
販売元: ポリドール

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ジェームス・ブラウンのベストならこれがお薦め。彼の音楽キャリアはとても長く、それだけにベストといえどもこれ位のヴォリュームは必要だろう。これ以上曲数を減らすと、絞り過ぎになってしまう。むしろ今までレコーディングした曲数から考えると、これでも結構少ないと言えるかもしれない。ともあれ、年代順に曲が並べられているという事で、初期のソウルからファンクへと、彼が音楽的にどのように変化してきたのか手に取るようにわかる。ライナーノーツに収録曲全ての発表年が記載されていればなお良かった。それにしても、こうして軌跡を振り返ってみると、彼がいかに偉大なミュージシャンであるかを痛感させられる。




グローリーホーラストゥピッド
販売元: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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のアルバムです。
前作「MOTOR-BOOTY AFFAIR」(ジャケットの色から「白アルバム」)と、
この「黒アルバム」には、売れ線狙いのポップさや、ディスコの要素も確かにあります。
しかし、グルーブ追求の姿勢は「全盛期」とされる頃と何ら変わってないし、
このグルーブのねちっこさは凡百のディスコとは一線を画す強力なものです。
問題なのはむしろ「白」「黒」ともマンネリになりかかっている点で、
これは次作「Trombipulation」において新たな展開を見せるのを待つことになりました。


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