はじめの曲を聴いた時はDJクラッシュ系統なのかと思った。でも聞き進むに従って、とんでもない混沌とした世界が広がっていくのを感じた。
それ以来スプーキーにハマったのですが、最近よく分かるのは、この人はデタラメをやって混沌としているのではなく、非常に研ぎ澄まされた知性で混沌を表現している、彼自身は全く混乱せずに常に論理的であるということ。そのあたりが、スプーキーの凄みではないでしょうか。
「北国のアンビエント」と言う言葉で本作のサウンドの内容を簡潔に言い表せるでしょう。吹き荒れる風、寒さを感じさせるような独特の静けさは正に冷徹そのもの。非常に緻密なプロダクションのおかげでリアルな「マインドムービー」を楽しめます。将来DVDオーディオで本作を5.1chで聴くと凄い音世界体験になる事間違い無しでしょう。
国内盤にはボーナストラックが2曲("The Eye of the Cyclone""Endurium")収録されていました。その2曲は本作のニューヴァージョン「Substrata 2」の2枚目にも収録です。ちなみに「Substrata2」は2枚組仕様で、ボーナスCDが追加されています。ジャケットも一新されています。こちらは今では入手困難のようですが、本作「Substrata」はその優れた内容のためか廃盤の憂き目には今のところあっていません。本作はアンビエントミュージック、テクノ、ニューエイジファンに非常にお勧めの作品です。
「北国のアンビエント」と言う言葉で本作のサウンドの内容を簡潔に言い表せるでしょう。吹き荒れる風、寒さを感じさせるような独特の静けさは正に冷徹そのもの。非常に緻密なプロダクションのおかげでリアルな「マインドムービー」を楽しめます。将来DVDオーディオで本作を5.1chで聴くと凄い音世界体験になる事間違い無しでしょう。
国内盤にはボーナストラックが2曲("The Eye of the Cyclone""Endurium")収録されていました。その2曲は本作のニューヴァージョン「Substrata 2」の2枚目にも収録です。ちなみに「Substrata2」は2枚組仕様で、ボーナスCDが追加されています。ジャケットも一新されています。こちらは今では入手困難のようですが、本作「Substrata」はその優れた内容のためか廃盤の憂き目には今のところあっていません。本作はアンビエントミュージック、テクノ、ニューエイジファンに非常にお勧めの作品です。
95年にWARPからリリースされた2ndアルバムである本作はseefeelの名を一躍知らしめた傑作です。
エイフェックス・ツインのアンビエント作品やボーズ・オブ・カナダにも通じるようなアブストラクトで深遠なサウンドは今の音響系などと呼ばれている分野の先駆けでもあります。深海を思わせる暗くうねるベースラインに、硬質なリズム、そして漆黒の闇をたゆたうような女性ヴォーカルがとりわけ美しい。