とにかく、アルバム全体から伝わってくる「肯定感」はただものではない。それも、ちゃんと現実のつらさや痛みを視野におさめた上でなお、生きることの素晴らしさを肯定するような、音楽が本来持っているポジティヴなパワーにあふれているのだ。それでいて、押し付けがましいところは少しも無い。あたかも腕のいいカウンセラーに100%の「受容的共感」でもって話を聞いてもらっているような、心の中が少しずつあたたかいもので満たされていくような感覚なのだ。
ここからは英米共にトップ10ヒットが2曲ずつ出たが、シングルカットされなかった曲でも十分に強力で、特に「ファントム・ブライド」「ハロウド・グラウンド」「ハート・オブ・ストーン」なんかは絶対にシングルにして欲しかったと思う。後のアバのカバーなんかよりずっと、まごころがこもっていていい曲なんだから。
スティーブン・ヘイグがプロデュ-スしたというのも外せないポイントで、ペット・ショップ・ボーイズのファーストもニュー・オーダーの「トゥルー・フェイス」も、彼のプロデュ-スであることを後から知ってすごいと思った。見た目は普通の人なんですけどね。
正直、これさえあればイレイジャーに関しては他は要らない、というくらいのアルバムです。はい。
とにかく、アルバム全体から伝わってくる「肯定感」はただものではない。それも、ちゃんと現実のつらさや痛みを視野におさめた上でなお、生きることの素晴らしさを肯定するような、音楽が本来持っているポジティヴなパワーにあふれているのだ。それでいて、押し付けがましいところは少しも無い。あたかも腕のいいカウンセラーに100%の「受容的共感」でもって話を聞いてもらっているような、心の中が少しずつあたたかいもので満たされていくような感覚なのだ。
ここからは英米共にトップ10ヒットが2曲ずつ出たが、シングルカットされなかった曲でも十分に強力で、特に「ファントム・ブライド」「ハロウド・グラウンド」「ハート・オブ・ストーン」なんかは絶対にシングルにして欲しかったと思う。後のアバのカバーなんかよりずっと、まごころがこもっていていい曲なんだから。
スティーブン・ヘイグがプロデュ-スしたというのも外せないポイントで、ペット・ショップ・ボーイズのファーストもニュー・オーダーの「トゥルー・フェイス」も、彼のプロデュ-スであることを後から知ってすごいと思った。見た目は普通の人なんですけどね。
正直、これさえあればイレイジャーに関しては他は要らない、というくらいのアルバムです。はい。