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ミュージック 603260 (99)



Bare Bones
販売元: Castle Music

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Bare Bones
販売元: Silverline

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Bare Bones
販売元: Castle Music

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Bare Bones
販売元: Castle Music

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Bare Trees
販売元: Reprise

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70年代前半のフリートウッド・マックは初期のブルース・ロック時代と『バッキンガム・ニックス』加入後との過渡期と位置付けられあまり評価されているとは言い難い。しかし、ジョン・マクビーの手による寂寥感漂うジャケットのこのアルバムは聴けば聴くほど味わいを増す傑作である。

この時期のフリートウッド・マックは看板のピーター・グリーンも味わい深いスライド・プレイヤーのジェレミー・スペンサーも脱退しており、サード・ギタリストのダニー・カーワン、当時唯一のアメリカ人であるボブ・ウェルチ、そしてチキン・シャック時代からのフリートウッド・マックの熱心なファンであったクリスティン・パーフェクト(マクビー)、そしてオリジナル・メンバーであるバンドの要ミック・フリートウッドとジョン・マクビーという布陣。
アルバム全10曲(厳密に言うと10はMrs.Scarrotの語りなので実質9曲)中5曲を提供しているダニー・カーワンが中心であり、ギター・インストの名曲といえる4『Sunny Side Of Heaven』やタイトル曲のブルース・ロック『Bare Trees』そして冒頭の1『Child Of Mine』や、メロウな英国SSW的作品9『Dust』など最も目立つ存在である。
このアルバムの素晴らしさの大半は彼の功績であろう。

また、このアルバム全体に流れるアメリカ的な部分。これが大きな特徴なのだが、これを持ち込んだのは間違いなくアメリカ人のボブ・ウェルチであろう。
1『Child Of Mine』はブルース・ロック的ではあるがどこか当時隆盛を極めていたスワンプの香りが強く漂う。感触的には『レイラ』の中の作品のようなといえばおわかりだろうか。
8『Spare Me A Little Of Your Love』はまさにアメリカンロックであり、最後に聴こえるカントリー的なチキン・ピッキングはボブのプレイであろうか。前半の間奏でのカーワンのリバーブをかけたリード・ギターとの聞き比べも楽しい。
それにしても6『Sentimental Lady』はいい曲である。キラー・チューンとはこういう曲を言う。どちらかといえば大ヒットしたソロより、こちらのバージョンが好みである。

しかし、このアルバムで最も心を奪われたのはクリスティン・マクビーのカッコよさである。
前述の8『Spare Me A Little Of Your Love』でのヴォーカルの素晴らしさはこのアルバムの白眉である。




Bare Wires
販売元: Rebound

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この頃は、過度期だったのだとおもいます。メンバーのほとんどが、後の
コロシアム(Drums;Jon Hiseman,Sax;Dick Heckstall-Smith,Bass;To
ny Reeves)を結成して、初のジャズを取り入れたブリティッシュ ブルース
ロックバンドの一つで成功していった。だから、単純なブルースファン、
ギター小僧にとっては、このアルバムが少々物足らない様に感じていたと

思われ過小評価されていますが、ジャズロック側から聞くと、中々、画期的
なコンセプトをもったプレイが聞けます。Mick Taylorも随所に、ジャージー
な演奏がみられ、この後、ストーンズに行ってしまいました。




Bare Wires
販売元: Polygram Records

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この頃は、過度期だったのだとおもいます。メンバーのほとんどが、後の
コロシアム(Drums;Jon Hiseman,Sax;Dick Heckstall-Smith,Bass;To
ny Reeves)を結成して、初のジャズを取り入れたブリティッシュ ブルース
ロックバンドの一つで成功していった。だから、単純なブルースファン、
ギター小僧にとっては、このアルバムが少々物足らない様に感じていたと

思われ過小評価されていますが、ジャズロック側から聞くと、中々、画期的
なコンセプトをもったプレイが聞けます。Mick Taylorも随所に、ジャージー
な演奏がみられ、この後、ストーンズに行ってしまいました。




Bark
販売元: RCA

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Barrett
販売元: EMI Europe Generic

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70年発表の2nd。天才と何とかは紙一重。元ピンク・フロイドのフロント・マンの最終作 (後に未発表曲集は出る)。リック・ライトとデイヴ・ギルモアがプロデュースを担当している。バックの演奏は前記の2人の他、前作にも参加していたハンブル・パイのジェリー・シャーリー(Dr)などが参加している。数々の奇行と不安定なテンポで演奏されるシドのギターに合わせての演奏はかなりの苦労が想像されるものの、そんな苦労の甲斐はあったと断言が出来る素晴しい楽曲が揃っている。この後、シドはスタジオ作を製作しなかったが、イーノを含めたたくさんの人々が彼をプロデュースしたいと公言していたことは有名だった。これらの楽曲を聴くとそれも納得がいくと思う。この人の場合、存在そのものがサイケデリックそのものであり、楽曲もかなりブッ飛んだ雰囲気があるものの、表面的にはかなりポップで聴きやすい。基本はアコギの弾き語りとオルガンだが、おおよそのサイケ・ポップとは一線を画した倒錯感が感じられる眩しい一枚である。この作品の後、シドはしばらく引退したが、72年頃トゥインクらとスターズなるグループにて数回のギグを行なうなどしたが、その後は完全に引退し06年に亡くなった。
1.は強引?とも感じられるサビへの移行が快感な極ポップな必殺の一曲。7.や10.など魅力的なメロディを持った楽曲も多い。12.はチューバも入ったほのぼのした曲。
ゆらゆらとした不安定な演奏に倒錯したメロディが浮遊するサイケな傑作アルバムだと思う。




Barrett
販売元: Capitol

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大傑作Mad cap....が「歌」の形式を通じて当時の表現とすることで、逆にそれら歌と時代、各々を超えたところがあるのに対して、こちらはより楽曲としてまとまった分、既成のロックや音楽の枠を感じてしまうのがマイナス。それは彼自身の意図かどうかは不明。また彼の評価とはその点の解釈に尽きると思う。かつてペイジやボウイが彼に賛辞を寄せたのは、両氏にはない「計算外」がシドの音楽を彼等の時代の表現として成立させている点にあるだろう。しかし例のpeel sessionの音源を聴くにつけ、スタジオとほぼ同じ風であり計算された計算外である可能性が出てきた。だが仮にそうだとしても両氏の賛辞に変化はないはずだ。何故なら表現とはそこから逃れられないからだ。計算と天然とは「作品」からは見分けがつかない。シドを長年聴いてきたがそれはますます謎として深まる。唯一彼は真似の出来ないセンスを持っている事は事実。missing link of tyrannosaurus rex/ステイーヴ・トウック名義のCDでのシド(名前は伏せてあるが)は彼である事が一聴すれば解る。自分の世界に一貫性があるのは彼に限らず凄いことだ。そちらも是非聴いてみて。


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