ミュージック 701042 (22)
ドビュッシー:ピアノ作品全集
販売元: プラッツ
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イベール:3つの小品
販売元: ポリドール
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セルヴァーンスキー:木管五重奏
販売元: キング・インターナショナル
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若き日のシベリウス~アイノラII
販売元: ポニーキャニオン
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エディション(8)
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
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ベートーヴェン:ピアノのための
販売元: ダブリューイーエー・ジャパン
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ムストネン・プレイズ・ベートーヴェン ~ピアノ・ソナタ第30番&10の主題と変奏
販売元: BMGインターナショナル
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ロータ:弦楽のための協奏曲
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
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このアルバムに興味をもたれる方の大半は映画音楽の二人の巨匠、ロータとモリコーネ作の現代音楽が目当てでしょうが、モリコーネはともかかくロータはかなり保守的な作品で過激な作風を期待すると肩透かしを食らいます。
ロータの「弦楽のための協奏曲」は65年に書かれた作品です。前衛全盛期の真っ只中でこのようにかなり調性がはっきりした(まさしく新古典主義的!!)作品はロータの相当な保守傾向が見られます。
しかし、前衛が停滞している現代では「映画音楽の巨匠」ロータらしい美しい旋律に満ち溢れたこの作品が保守的であるという理由で評価が下がるはずありません。
モリコーネの「10の独奏弦楽器のための練習曲」(93年)はイタリア合奏団のために書き下ろされた作品でヴェルディのオペラのモチーフをリズム・モード的にメタモルフォーゼした作品でクラスター状のシーツ・オブ・サウンドがポスト・モダン風で面白いです。
ボリス・ポレーナ(1927~)の「ヴィヴァルディ」はその名のとおりヴィヴァルディの調和の霊感の第10番ロ短調を素材とした作品です。ヴィヴァルディの作品の中からポレーナが徐々に顔をのぞかせる様はかなり異様でもあり、神秘的洞察すら感じさせます。
このアルバムで一番「クラシック」なマリピエロの第6交響曲はコンチェルト・グロッソをイメージさせる美しい作品で第2楽章が特に素晴しいです。この曲は普通、大編成の弦楽合奏で演奏されますがこのアルバムでは小編成のアンサンブルならではの繊細さが作品の魅力を引き立てています。
こうして20世紀のイタリア作品集をまとめて耳にするとベリオやドナトーニだけがイタリアの楽壇をリードしたのではないことを感じます。このアルバムは言葉の最も本質的な意味において「イタリア的」という形容詞がふさわしいと思います。
これがDENON CDだ!(1)
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
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プレイズ・エンニオ・モリコーネ
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント
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