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ミュージック 701042 (335)



新しい大江光
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

大江光さんの3枚目のCD。このCDの解説を大江健三郎さんが書かれています。ポリティカル・コレクトネス(=PC)について、ささやかな問題提起が読み取れます。PCは、政治的公正と訳されていて、社会的少数派の文化・権利などを尊重し、傷つけるような言動を慎もうとすることなのですが、これまでの光さんの作品もPC的な評価を受けていたのだろうか。大江健三郎さんとしては、PCの庇護の下でなく、一人の音楽家として世の中に受け入れたのだと信じたい、という複雑な親心が述べられています。事実、光さんの音楽は、とても素晴らしく、その素晴らしさは、モーツァルトに捧げられたものに類似すると思います。それは邪魔にならない清らかさ、と言いますか、じっくりと聞くととても味わい深いですし、仕事のかたわらBGMで流しておくと何か収まりが良い、というような感じの響きがあります。それは、光さんの心を写した音だからでしょう。何より音の流れが心地よく、聴く者の心も癒してくれるやさしい響きです。このCDには28曲の小品が収められています。初めてお聞きになる方には必ず好きになる曲が見つかると思います。




ピアノ連弾の楽しみ
販売元: ソニーレコード

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 オーケストラのように、指揮者のもとでの大人数の演奏ではなく、かと言って自己主張のうかがえるソロでもない。ピアノ連弾という世界は、2人のコミュニケーションが音楽として表現されている。
 このCDは、夫婦でもあるお二人が、1995年のNHKの趣味百科に出演されたときのもの。番組のビデオも発売されていたが、もしかしたら絶版なのかも。
 とくにお勧めは、ドビュッシーの「小組曲」からの2曲。オーケストラにも編曲されているが、やはりオリジナルであるピアノ連弾という形がとても心地よい。一人で弾いているのではないかと思うほどひとつの音楽になっていながらも、音楽に深みが感じられる。
 収録曲の全楽譜が載っているテキストが絶版になっているのは残念である。
子供のころにピアノを習っていた人は、どこかで楽譜を探して、親子や兄弟、友だちなどと一緒に、久しぶりにピアノの前に座ってみるのもいいなと思い始めることでしょう。




ロドリーゴ : アランフエス協奏曲
販売元: 日本フォノグラム

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田部京子~シューベルト:ピアノ作品集
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント

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☆5つは21番ソナタに関しての評価。
シューベルトの最後のソナタには、アファナシエフのロッケンハウス盤(新盤はダメだ)や内田光子の名演があるが、田部のものが一番気持ちよく聴ける。まず、内田盤は凄すぎて精神的にしんどい。リヒテルなどより遥かに上であり、芸術的な追究はおよそ他の演奏者を寄せ付けない。その点ベストは内田だろうが、リスナーをも寄せ付けない気がする。
こういう物言いはいかがなものかと自分でも思うが、シューベルトの奇跡のような傑作にとって、もう少し「親しんで」聴ける演奏をと思ってしまうのだ。これは怠惰な精神のなせる業かもしれないが。
アファナシエフも内田に比べれば可愛げがある。まあ、それは内田より追究が浅いということでもある。
そこで田部だ。これは、いつでもいつまでも聴いていたいと思わせる名演なのだ。
田部盤には、偉大な作品を鬼の形相で追究する大ピアニストの影はない。ただただ、シューベルトの奇跡が、そして人間存在の悲しみが図らずももれ出てくる。内田のは、その悲しみが実存的な苦しみにまで達する。繰り返すが、しんどい。しかし、それは決してやり過ぎということではない。聴く者の心の弱さの現れであろう。
偉大な演奏は内田のほうである。しかし、心弱き凡夫の一リスナーである評者には、内田のあまりに深い追究は正直言って辛い。
田部の21番を推す。しかし、これ以外はそれこそ平凡である。他にいい演奏がある。
よって、このセット化はあまりよろしくない。単品で求めるべきであろう。




シューベルト : ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調
販売元: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

徹底的に考え抜かれた音楽的な演奏だと思います。よい絵画と同様、優れた音楽作品というものは「一緒に暮らす」べきものであると思いますが、作品と一緒に暮らしながら思索を深めていく、という理想的な作品との向き合い方の結果として生まれたのが、本ディスクではないかと思います。聴く方も本盤と一緒に暮らすことで新たな発見があることでしょう。ただ少し不満なのは、全ての場面で音楽の背後から「ここはこういうところだから...」という演奏者の解説がどうも聞こえてきてしまう、ということです。音楽が何か別のものを「表現する」ための手段になってしまっているような違和感を覚えるのです。確かに歌曲王シューベルトの作品には描写音楽的な性格があるかもしれませんが、それはあくまで音楽がそれ自体で完結した独自のロジックの枠内で世界を表現したり模倣したりするということであって、すでに出来上がった音楽を「使って」何か別のものを表現することではないと思います。この点で内田氏の尊敬するシゲティや、シュナーベルの同曲の演奏にまだ及ばないと思います。シュナーベルの演奏の一見突き放したような無関心さの奥にあるもの。内田氏にはさらに上を目指すことができる稀有な才能があると思いますのでさらに頑張ってほしいと思います。




ハスキル・エディション 第2巻
販売元: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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ピアノ協奏曲
販売元: カメラータ・トウキョウ

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プーランク・プレイズ・プーランク&サティ(紙ジャケット仕様)
販売元: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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亜麻色の髪の乙女~フランス・ピ
販売元: ポリドール

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シーン~クラシカル・シネマ スペクタクル
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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