ミュージック 701044 (98)

トリビュート・トゥ・サイモン&ガーファンクル

シングフォニカーは、ドイツのヴォーカル・アンサンブルで、普段はロマン派のレパートリーを得意としています。ＣＤの形容が、「ドイツのキングズ・シンガーズ　国内デビュー」と書かれてありますので雰囲気は分かっていただけると思います。

アンサンブルはとても精緻で、音程の乱れなど微塵も感じません。男声合唱特有の密集和音が創り出すハーモニーはとても温かく、ビロードのような手触りを感じさせる発声です。聴きやすいですね。軽やかだけれど丁寧です。

シングフォニカーによって歌われているサイモン＆ガーファンクルは、本当に多くの名曲を世に出しました。
彼らの名実共に最高傑作とされている「明日に架ける橋」は、1970年に発表されています。
アレンジは素直で、原曲の良さを損なっていませんのでとても聴きやすいですね。
３５年経っても歌い継がれている不朽の名曲です。このようなヴォーカル・アンサンブルで聴くと少し雰囲気が変りますが、良かったですよ。懐かしいですね。

誰も寝てはならぬ~ヴェリズモ・オペラ・アリア集(CCCD)

まずはアルバムタイトルになっている、「誰も寝てはならぬ」である。完成度が高く筆舌に尽くしがたい最良の歌唱である。よく開いた喉から発せられる高音はよく伸びドミンゴにはない爽快感をもたらす。また表現力も素晴らしくデル・モナコにはない繊細な味付けがある(こちらはドミンゴまで達していない)。

しかし、「即興詩」の最初の部分や「母の優しく微笑む面影を」のように以外にあっさりと歌ってしまう箇所があるのは惜しかった。

そのほか、《カヴァレリア・ルスティカーナ》のトゥリッドなどは、彼にぴったりの役ではなかろうか。とても温かみがあって素晴らしかった。また《スライ》のアリアは異色を放っていて興味深かったし、レオンカヴァッロの諸作品も興味深かった。ヴェリズモにこだわらなかったらもっとたくさんの名曲を作っていただろうに・・・・。

「衣装を着けろ」は入れてほしかったけど。とにかく素晴らしい一枚である。全曲を期待しよう。

セレナーター巨匠オペラ作曲家による歌曲の夕べ

セレナーター巨匠オペラ作曲家による歌曲の夕べ

モーツァルト:すみれ・歌曲の夕

ヒュッシュ&ベルガー・イン・ジャパン1952

ブラボーミュージック

ブラボーミュージックではクラシックの数々は
電子音でしたので、このＣＤの生のオーケストラと
聞き比べるのもまたいいと思います。

演奏も上手くなかなか良いものだと思うので
クラシックの入門書としてもこのＣＤは
良いかと思います。

私はクラシックが大好きですが、このＣＤは
お気に入りの一つになっています。
選曲もなかなか良いと思いますよ。

ベルリオーズ : 劇的物語 「ファウストの劫罰」

5 Héroïnes

5 Operas (E) - Ada, Rigoletto, Trouvere, Traviata