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ミュージック 701044 (358)



Beethoven: The Nine Symphonies
販売元: Philips

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クルト・マズア指揮&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団らによるベートーヴェン交響曲全集です。
録音は1990年~1991年のデジタル録音です。
クルト・マズア2回目のベートーヴェン交響曲全集ですが、前回の全集と比べても特に目新しさはないです。
録音期間が短いので統一感はあるが、面白みがあまりない演奏。
値段も高めなので余白に序曲などを入れてほしかった。
クラシック初心者にはあまりオススメできない全集です。




Beethoven: The Nine Symphonies
販売元: Disky

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Beethoven: The Nine Symphonies
販売元: Decca

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音楽を聴く楽しみいいましたら、深い感動とか爽快なリズムとかが大切ですわな。しかし、クラシックにも、ジャズのように何が飛び出すか分からん、予測不可能な楽しみいいますか、即興的な楽しさも大切と思います。

で、何がいいたいかと申しますと、期待した通りの深い感動をいつも呼び起こしてくれる指揮者は大巨匠なわけですが、このゲオルグ・ショルティという指揮者、わてが若モンやった20世紀末には一応巨匠的に扱われとりましたが、それでも晩年でも何が飛び出すか分からんお人やった。マーラーなど、爽快で明滅する心理の移り変わりをものの見事に描出しはったと思ったら、8番とかではつぶれそうな音圧でハッチャメッチャ。誰も期待してないショスタコヴィチ(於ウィーン)では、すさまじい緊張感とダイナミズム。何せ大英帝国お墨付きのSIRですから、ホルストやエルガーもええですなあ。

ほいで、この全集、4, 5, 9番が世紀に残る名盤(やや9番は後述するリズムのもたれあり)で、ホールの反響や立体的分離等音質もええので手放しで推薦したいんですが、他がトホホの出来。妙に一音一音を区切るようなリズムが、今となっては丁寧でスコアが見通せる演奏というよりは、のっぺりして平面的、推進力のない田園、英雄、7番になっとるんですなあ。わての耳が悪いんか、序曲もいまいちピンと来ん。4, 5番および9番(1, 2楽章でモチモチした歯切れの悪さをちょっと感じるんで、評判のエエらしいシノーポリかジュリーニ盤に当方乗り換え予定)の分売を強くお勧めいたします




Beethoven: The Nine Symphonies
販売元: Disky

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身もだえするほどに良い音を奏でるオーケストラ。時代性を感じさせる演奏スタイルだが、まさに普遍的で感動的なベートーヴェン。どんな言葉をもってしても、この偉大な演奏を表現できない。ケンペはサイコー!!




Beethoven: The Nine Symphonies
販売元: EMI

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Beethoven: The Nine Symphonies
販売元: Sony

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巨匠というと、年を取るごとに音楽が遅くなりアゴーギグが目立ち、リズム感が曖昧になる
(筆者の偏見だが)ことが見受けられる。ベートーベンのような音楽の推進力が重要な曲は、
やはりある種の若さが必要と思われる。

しかしながら、セルだけはそのような状況を逃れている、希有の方でしょう。かつて吉田秀
和氏が、セルの演奏を中国の青磁にたとえておりましたが、意匠の美ではなく(演奏効果で
はなく)、内面の美(ベートーベンの本質)を表出すると言うことをこの巨匠はしていたの
ではないかと思わせます。

第9がそれを示す白眉の演奏であり、第4楽章のソリストは何とも禁欲的に聞こえ、祭りの
ような性格の演奏とは一線を画します。第1楽章の冒頭の弦の細かいリズムもセルの演奏で
ははっきり聞こえます。時間も全曲で66分強で、早いと言われる古楽の演奏と比べてもほと
んど変わらない演奏時間です。

全ての演奏にわたって、不必要なルバート、レガート、Dレンジの過剰な差等は廃されてお
ります。にもかかわらず、音自体の美しさ(オケの音色)は保たれており、ペダンチックに
なっておらず、粗野にもなっていないところは絶妙というしかありません。
それも、クリーブランド管を完全に掌握(支配)していることの表れとも思えます。
ブーレーズ指揮、クリーブランド管の春の祭典(もちろん旧盤)をこよなく愛する筆者とし
ては、セルに足を向けて寝てはいけないですね。

値段が手頃なベートーベンの交響曲全集を購入したいというのであれば、断然、これを推薦
します。特にクラシックにはそんなに縁がないが、ちょっと本腰を入れて聞きたいと思う方
は、新聞の折り込み広告などの全集や駅コンコースなどで売っているようなものでなく、こ
の盤をお買い求め下さい。ただし、このような潔癖な演奏は豊穣な音楽を求めている方には
不向きであるということもご了承下さい。





Beethoven: The Piano Concertos
販売元: London

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Beethoven: the Piano Concertos
販売元: Genuin

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Beethoven: The Piano Concertos; 3 Sonatas
販売元: Decca

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Beethoven: The Symphonies
販売元: London

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 「黒白をはっきりさせないと気がすまない指揮者」「遅いか速いか、大きいか小さいかしかない演奏」「せかせかしたテンポとかちかちのアクセント」「1小節ごとにオーガズムのくるマエストロ」・・・ショルティについてはこんな評価が既に1950年代から、ついてまわる。だが、シカゴ交響楽団を演奏しての1回目のこのベートーヴェン全集は、素晴らしい。わたしはひとに「なにか面白いベートーヴェンの交響曲全集はないか?」と訊ねられたとき、カラヤン/BPOによる1960年代の全集か、このショルティ/シカゴ響による全集をすすめることにしている。とにかく、すべてのセクションが完全に鳴っていて、それでいて造形がくずれず、かつ推進力にすぐれている。この全集を棚から出してどの曲であれきいて、その後に残るのは「ああ、いい演奏をきいた」という爽快な気分である。これまで何種類の「ベートーヴェン交響曲全集」をもとめたか、かれこれ10種にせまるかと思われるが、この全集にまさるセットをわたしは知らない。ベートーヴェンという作曲家の交響曲にたいして「豪快で吹っ切れた感覚」をもとめるききてには、うってつけであろう。


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