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DVD/ビデオ 12901691 (15)



男はつらいよ 寅次郎子守唄〈シリーズ第14作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






男はつらいよ 寅次郎子守唄〈シリーズ第14作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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1974年作品、シリーズ第14作、レギュラー陣のキャラクター紹介と設定は終了し、少々マンネリ化のきざしの見える10番代作品のひとつ、この辺のゲスト・キャラクターをいかにレギュラー陣と絡ませるかという思考錯誤を経て10番代後半には誇るべき偉大なるワン・パターンが完成することになる、本作は主人公の赤ん坊を連れた帰宅という松竹人情劇の王道ともいえるものでしあがりはとても面白いとおもう、

脇役として春川ますみが出演していることが個人的は高ポイント、主演女優としては現在では「赤い殺意」のみで記憶されている女優だが、60年代・70年代には当時の日本女優のなかでは例外的といってもいいほどのもっとも量感のあるグラマーな肢体と男好きのする愛嬌のある笑顔で大活躍した人、艶福という文字の最も似合う女優だとおもう、例えば同じ山田監督の「家族」ではたったワン・シーンの登場だが主人公である倍賞千恵子の哀れな心情を倍化させる忘れがたい助演をなんなくこなしていたりする、

もうひとつ本作を特徴つけるのが木下恵介直系ともいえるおかしなAKA体質を感じさせること(山田洋次よりも朝間義隆に濃い体質とおもう)、劇中盤に上条恒彦が「千住の工場の労働者です」と自己紹介する、自分自身を労働者などとは普通は呼称しない(一部のその方面の人を除いてであるが)、寅次郎が「労働者諸君!」と揶揄・嘲笑することが寅次郎自身の渡世人で生活破綻者であることの自責の念の裏返しであることと比べれば、自身を労働者と呼称すること誇りのなさは救いがたいものを感じる、この方面の描写が本作以降には色濃くならなかったことは実に幸いだったとおもう、




第14作 男はつらいよ 寅次郎子守唄 HDリマスター版
販売元: 松竹

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男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日
販売元: 松竹

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男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日〈シリーズ第40作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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当時大流行していた「サラダ記念日」をまんま取り入れたのは、軽薄というべきか、柔軟というべきか、それは措くとしても、話そのものが勢いや活気というものと無縁で、粋とか洒落とか、そういう典雅な言葉とも程遠い凡作に終わっているのが事実だ。マドンナの三田佳子、映画の主演を張れるような格でもないと思うのだが。潤いも、オーラもない。準マドンナの三田寛子と尾美としのりのコンピの方がよっぽど華があって存在感がある。




男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日〈シリーズ第40作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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1988年夏公開作品、時代は後にバブル、バブルと愚称される浮かれた好景気だった、御大三船敏郎を頼んだ第38作「知床旅情」を峠に本作前後の計3作はシリーズのマンネリの極致、それでもひととおり不満なく見てしまうのが山田組のプロフェッショナルなところ、物語が再び新鮮さを取り戻すのは吉岡・後藤の恋愛がメインになる1年後を待つことになります、

寅の失恋をメインにする物語のアイデアが尽きたこと以上に問題なのが当時の好景気、それも話題の中心だった地価高騰です、柴又がいくら下町と言っても東京23区内、とら屋の敷地は狭いとはいえ最も地価が上昇したときで取引価格は一億円を越えたでしょう、都内の商店街の個人営業商店が相続税を払えずに店仕舞いを余儀なくされた話が当たり前のように聞かれた時代です、本シリーズのよりどころだった貧しい庶民の人情喜劇はその基盤がおおきく揺らいでいたわけです、加えて零細工場勤務の博でさえ23区内に一戸建住宅を所有していたのですから、

バブル景気の終了とともに主役が吉岡秀隆に代わり、景気下降によってタコ社長の愚痴も再び現実感を増すこととなったのは大いなる皮肉でもあるな、とおもいます、




男はつらいよ 寅次郎真実一路
販売元: 松竹

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第34作は松竹創立90周年記念として製作されましたが、寅さんと仲良くなった証券会社の課長(米倉斎加年)が失踪してしまう、結構深刻な話で、残された妻(大原麗子)がシリーズ中でも最も暗いヒロインの一人として描かれています。ある対談で、山田洋次監督が「最も創作するのに苦しかった時期の作品」と評していたのもうなづけます。枕崎のロケが綺麗でしたが、辰巳柳太郎をもっと効果的に使って欲しかったですね!冒頭の夢のシーンは「寅次郎博士と怪獣」です。





男はつらいよ 寅次郎真実一路〈シリーズ第34作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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第34作は松竹創立90周年記念として製作されましたが、寅さんと仲良くなった証券会社の課長(米倉斎加年)が失踪してしまう、結構深刻な話で、残された妻(大原麗子)がシリーズ中でも最も暗いヒロインの一人として描かれています。ある対談で、山田洋次監督が「最も創作するのに苦しかった時期の作品」と評していたのもうなづけます。枕崎のロケが綺麗でしたが、辰巳柳太郎をもっと効果的に使って欲しかったですね!冒頭の夢のシーンは「寅次郎博士と怪獣」です。




男はつらいよ 寅次郎真実一路〈シリーズ第34作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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第34作は松竹創立90周年記念として製作されましたが、寅さんと仲良くなった証券会社の課長(米倉斎加年)が失踪してしまう、結構深刻な話で、残された妻(大原麗子)がシリーズ中でも最も暗いヒロインの一人として描かれています。ある対談で、山田洋次監督が「最も創作するのに苦しかった時期の作品」と評していたのもうなづけます。枕崎のロケが綺麗でしたが、辰巳柳太郎をもっと効果的に使って欲しかったですね!冒頭の夢のシーンは「寅次郎博士と怪獣」です。





男はつらいよ 寅次郎純情詩集
販売元: 松竹

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『残り火に ぬくもり添えた 団らんの お店開きは 次の楽しみ』


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