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DVD/ビデオ 12921281 (56)



エクソシスト ディレクターズカット版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

オリジナル版を公開当初観たときの衝撃を今も忘れない。それはマスコミで騒がれていた数々のショッキングシーンの為ではなく、光と影を自在に操った映像をたくみに絡め、単なるオカルトホラーでなく映画全体を重みのある美しいものに仕上げていたからだ。このディレクターズ・カットもスパイダーウォークばかり話題になったが、映画の冒頭の対決を暗示するマクニール家とマリア像のカットの挿入やリーガンが父親へ送るテープのエピソードなどオリジナルよりもストーリー展開を丁寧に構成した箇所にも注目してほしい。

何度見直しも、悪魔との対決に至るまでのイラクで発掘に従事するメリン神父、母親をなくしたことに悩むカラス神父、娘の変貌にどう対処して良いかわかからない母親のエピソードが絡み合い緊迫感を増していく過程には緊張して観いってしまう。この3者のエピソードの中にも暗示的なシーンが多く挿入されており、それが美しくもあり緊迫感を高める。特にお気に入りなのは、地下鉄でのホームレスの物乞いに合うカラス神父(ここでは通過電車の光と影で物乞いの顔がまだらになり、悪魔との対峙を暗示するかのようだ)とカラス神父が夢で亡くなった母親を見るシーン(落ちるメダル、時計、母親、悪魔の顔のカットで構成され彼の苦悩が表現される)。
素晴らしいところは映像美だけでなく、医者の精密検査の果てにたどり着いた苦渋の選択が「悪魔払い」という設定や、事件に関わる者(神父、母親)のそれぞれ苦悩を全面に描いた素晴らしい人間ドラマだ。役者の火花を散らすような演技も見もの(エレン・バーステイン、リー・J・コッブ、ジェイスン・ミラーの静かなぶつかり合いには脱帽)。単なる、オカルト映画ではなく人間ドラマとして見ましょう!

ところで、映画のエンディングとエレン・バーステインが大学から家まで歩いて帰るシーンで使われている音楽はオリジナル版公開当初「エクソシストのテーマ」として売り出されたのでこの映画のレッテルがすっかり貼られてしまいましたが、私の大好きなマイク・オールドフィールドの「チューブラベルズ」という曲なのです。この曲はレコードで言うとA面B面各1曲構成の長編の曲なので、映画では一部分だけを使用しています。気に入った方はCDを購入して全体を是非聞いてみてください。




エクソシスト ディレクターズカット版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






エクソシスト ディレクターズカット版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ショッキングでグロいシーンばかりが話題になりがちな本作だが、
フリードキン監督独特の緊迫感が全編に張り巡らされている。
 とかく、少女の母親の悲しみは大きい。
神父が背負った十字架と悪魔の卑劣さ。
それらの闇が深く入り混じり、決して単なる「ホラーもの」では終わっていない。

'06年に、最後にカラス神父が落ちた階段、俗に言う「エクソシストの階段」のロケ地を訪ねる機会に恵まれた。
 看板も何も立っていないのに、観光名所となっているらしく喜んで写真を撮る旅行者で絶えず賑わっていた。
 私も写真を撮っていたら現地の人から声を掛けられた。

昼間でも、暗くジメジメとした急で長い階段。
不気味で不安なあの音楽が、頭から離れない。




エクソシスト ディレクターズカット版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

と、貼り紙がしてあったのだが、意味があるのかないのか。。。(カラス神父が大学の視聴覚室でリーガンとの会話テープを再生するシーン。部屋壁の上の方に注目。)あと、このDC版に関してはスパイダーウォークは無くても、この作品の素晴らしさは全く損なわれないと思う。ていうか、リーガンが怖すぎてテーマが見えにくい。なので、"ジャンル検索"→"人間ドラマ"でこの作品がヒットするようにカテゴライズされないと、フリードキンの意図は伝わらないかと(笑)兎に角、勝ったのは神か悪魔か?などのラストの見方や役者の演技など、様々な面で楽しめる傑作にはまちがいないし、昨今のホラー作品のグロ趣向に喝をいれてほしい。




エクソシスト ディレクターズカット版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

オリジナル版を見た方がいいと思います。以前カットされたシーンとして見た事のあるスパイダーウォークなんかも映画本編に入ってるとなんかしらけた感じだったし、悪魔の顔とかが見えるサブリミナルみたいなのも別に意味ないなって思いました。説明的なシーンとかセリフなんかをつけくわえたりしなくてもよかったんじゃないかなって思いました。元のままで名作だと思います。




エクソシスト ディレクターズカット版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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 世界を震撼させたホラー映画。ストーリーはイラクの遺跡の発掘現場から始まる。どんな映画かは見る前から知っているから、本筋とどんな関係があるかわかりにくいプロローグではある。
 女優のクリス(エレン・バースティン)のかわいらしい一人娘のリーガン(リンダ・ブレア)にすこしずつ異変があらわれる。ベッドがゆれて眠れなかったのが始まりだった。家の電気が明滅したり、窓が開いていたり、屋根裏で奇妙な音がしたりと前兆がつづく。リーガンが来客の前でおしっこをするにいたって、病院で検査をするが、医学的には問題なかった。
 悪魔がリーガンにとりつく不吉な兆候はあちこちに伏線が張ってある。母親のクリスが使用人や電話の相手に厳しい言葉を吐いたり、パーティーでは親友が使用人のカールにケンカを吹っかけたり、リーガンは母親が再婚するのではと心配したり、母親は女優でワシントンの社交界の花形ではあるけれど、円満な家庭ではなかった。悪魔はそういう家庭の無邪気な少女を選んだ(と思う)。
 そしてついに悪魔が正体をあらわして、リーガンは凶暴なふるまいにおよび卑猥な言葉を吐く。彼女が血を吐きながら階段を下りてくる場面はおそろしく首筋が寒くなる。相手が悪魔では、医師団に真相がわかるわけもなく、教会に悪魔祓いをたのむことにした。そこで現れたのが、イラクの発掘現場にいたメリン神父とジョージタウン大学のカラス神父である。
 ふたりの神父は死を賭して悪魔祓いの儀式をおこなう。悪魔を退散させるのは神への信仰である。キリスト教徒でないのでわからないのだが、ホラー映画であると同時に善と悪の戦いがテーマであるようだ。




エクソシスト3
販売元: ポニーキャニオン

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第一作は、ホラーとしての様々な映画手法を見せてくれた。当時、それまでとは違った「静かな怖さ」を前面に押し出し、ストーリーの大半を同じ室内で撮ることで恐怖感を増長させる上手さに見入ったものだ。そして、その正当な後継作となる本作では、ホラーよりもサスペンス色を前面に押し出し、凝縮された怖さを醸し出す。特に、病院の廊下に固定したロングの長回しの後に来るズームショットで首ざっくり!シーンは、本当に上手いと思う。また、名優ジョージ・C・スコットとブラッド・ダーリフの対峙を通して、第一作では明かされなかった「敵」のアイデンティティをも明かされる。




エクソシスト プレミアム・ツイン・パック
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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エクソシスト プレミアム・ツイン・パック
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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1974年7月13日。映画の歴史において永遠に記憶に残る日でしょう。社会現象ともなったこの映画は当日の夕刊を劇場を取り巻く行列の写真入りで飾ったほどでした。当時中学1年だった私もこの映画の公開時における騒乱と同じほどのマスコミの熱狂を未だ経験していません。ある意味、映画本来の文脈から外れた映画体験として記憶に残ってしまったほどです。




エクソシスト
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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