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DVD/ビデオ 12921791 (168)



アンドレア・ボチェッリ/トスカーナの夜
販売元: ユニバーサルミュージック

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アンナ・パブロワ
販売元: アイ・ヴィ・シー

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アンブロワーズ・トマ 歌劇「ミニョン」
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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この映像には、いわゆる有名歌手は出ていませんが、演劇的に違和感がなくて、わかりやすいです。フランス語も音楽も耳に心地よく、美しいです。
幼い時にさらわれて、ジプシーの旅芸人一座の中で無理矢理芸をさせられている、汚らしい小娘のミニョン(Ms)が、ヴィルヘルム(T)と出会い、恋を知り、どんどん美しくなっていき、そのちょっと軽薄な感じの若者 ヴィルヘルム(T)が、ミニョンとの出会いから、真実の愛に目覚め、成長していく様がよく描かれています。女優フィリーヌ(S)をはさんでの、ヴィルヘルムと恋敵フレデリック(T)の恋の鞘当てもおもしろく、恋敵フレデリック(T)は、伯父男爵の屋敷に窓から入って、「ミニョンのガヴォット」として有名な歌を歌います。彼の馬鹿殿様ぶりも魅力的です。真の愛を知らず男たちをもてあそぶ女優フィリーヌ(S)の歌も、娘を捜してさまよう老楽士(B)の歌も、なじみやすいいい歌です。若者の純粋な歌に涙があふれそうになります。一番有名な歌は、ミニョンの「君よ、知るや、南の国」でしょう。
珍しいオペラに属するかと思いますが、予備知識なしで見ても十分楽しめるディスクです。




アート・オブ・シンギング - 偉大なる名歌手たち
販売元: ワーナーミュージック・ジャパン

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アーノンクール&ウィーンフィル「ニューイヤー・コンサート2003」
販売元: TDKコア

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確かこのDVDを最初に耳にした!?のは、
山梨県の某町へ親類を訪ねて移動している車中でのことだったと思う。

なにせ、辺りも暗くそして道にしこたま迷っていたため、
さてどうしたもんだな、と思っているところに、
ガンガンにかかっていたのが本DVD(の音)なのである。

その時に感じた異様なまでに表出性の強い演奏は、
車中の音楽といえども、強烈に印象付けられるものだった。


改めて映像版を見直してみると、
やはりアーノンクールの音がはっきりと前面に押し出されていることに気づく。

とりわけ、踊りのための音楽(舞曲)に限定された制限枠の中で、
ウィーンの音楽史を伝統に基づいて過激に再現していく様は圧巻。

やはり彼はウィーン中心主義というべきか、
あるいはオーストリア=ハンガリー帝国の栄光というべきか、
音楽の拠って立つ伝統に対して執拗に歴史的一貫性を求めているように思えて仕方がない。

目が大きく見開いているように見える指揮姿も、
そうした伝統への回帰、執着、拘りの表出と取れなくもない。

果たしてこの音楽が鳴り響く中で、
安穏とダンスに興ずるなどということができるのだろうか?

祝祭空間を求めるニューイヤーコンサートというものに、
また国際的な音楽ビジネスに取り囲まれているなかで、
この演奏はアーノンクールの「反抗」を記しづけるものだ。

国際都市ベルリンで戦後ドイツ音楽の主軸を担ったカラヤン路線に敗北して、
保守的な都市ミュンヘンで反抗し続けたチェリビダッケが、
音楽の響きの中に計り知れない静寂を嗅ぎつけと同じように、

アーノンクールは国際的に受ける演奏曲目を取り上げるというよりは、
ウィーンの音楽的な伝統の再発見・再発掘作業を通じて、
現代では忘れられてしまった過剰な響きの金脈を掘り当てようとしたのではないか。

こうした舞台を見せつけられてしまうと、
2002年の小澤の指揮など、一陣の風にも恐らく値しないものになるだろう。




アーノンクール指揮の秘密~《こうもり》を振る
販売元: キングレコード

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「長い間に慣習的になってしまった演奏解釈を捨てて、作曲された当時に演奏されていたようにやりましょう。そのためにはまず楽譜に忠実に演奏しましょう。」
「ウィンナワルツは1拍目と2拍目が詰まっています。楽譜は1・2・3、1・2・3と書いてありますし、その通りに弾けばそれなりの演奏にはなります。でも、そんなものは音楽とは言いませんね。正確な演奏は音楽的でないのです。」
楽譜に忠実になることの重要性と、楽譜にとらわれるあまり音楽性を失う危険性。アーノンクールはこれを「天使と悪魔」と呼んで警告します。このようなことは彼の著書「古楽とは何か」などで昔から主張していることと変わりありません。なので私のような追っかけファンにとってはそれほど目新しいことはありません。しかし「古楽とは何か」を読んでいない方は、音楽に対するアーノンクールの考え方を知るよい指針になるDVDだと思います。
アーノンクールの目的は「このオペレッタ本来の魅力を引き出すため」という点に集約しており、ぶれがありません。そのために非常に細かなリハーサルを積み重ねたことがよくわかりました。ただ、シーンがぶつ切りで、通して聴ける曲が1曲も入っていないことは不満です。さらには、リハーサルだけで本番の映像がまったく無いのも不満です。歌手陣が実力派揃いでとてもよいだけに、本番の舞台の映像を見たかったという思いがします。というわけで☆1つ減点です。




アーノンクール指揮 J.S.バッハ 《マニフィカート》
販売元: TDKコア

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アーノンクール指揮 モーツァルト 《レクイエム》
販売元: TDKコア

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京都賞を受賞したのは数年前のこと、
アーノンクールが日本の大地を踏みしめることはもうないでしょう。

その彼の約20年前の映像作品が、本DVDに収録されています。
収録曲は、バッハのカンタータ第161番とモーツァルトのレクイエムです。

両方とも、「死」という大きなテーマを持っていることに共通点があり、
またアーノンクールの指揮ぶりは異様に押しが強いという点でも共通しています。

とりわけ、後者のレクイエムの場合に目立つのが、
強奏で一斉に音楽が開始される箇所で頻繁に観て聴き取ることのできる
執拗なまでの劇的展開を期待させる音の強さです。

その際の彼の指揮姿も特徴的で、
なにか、すべての演奏者に従えと言わんばかりの腕の振りだったり、
眼つきだったりしているところも、非常に興味深いです。

若き反カラヤン主義者、ヨーロッパ伝統回帰傾向のある彼にとっては、
国際的な音楽ビジネスや現代音楽を手掛けることよりも、
古典世界に眠る(ハプスブルク家/メディチ家?)の音楽遺産を発掘して、
それらを現代に強烈に叩きつけることの方が、関心があるのかもしれません。

そうした彼を裏で支えているのが、一体どんな個人・団体なのかは分かりませんが
ラテン語表記の団体「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」が目指している方向性と、
アーノンクールが恐らく仮想敵国にしている(はずの)カラヤンと現代音楽という方向性とが目指す場所、
それは、やはり古典の復興、いわばルネッサンスと言えそうです。

御老体になる彼をテレヴィ中継で拝見した時に、
異様なまでの眼光の鋭さに目が留まりました。

おそらく、死ぬまで伝統を現代にルネッサンスし続けることを、
自身の使命として指揮芸術に邁進するのではないでしょうか?


ただ、最近では、ハンガリー=オーストリア帝国における中央ヨーロッパの作曲家、
ドヴォルジャークなども手掛け始めていますし、
ブルックナーの録音を見掛けることも多くなってきています。

忌み嫌っているかもしれない音楽ビジネス的には、
そろそろ売れ筋のマーラーの録音を、というところでしょうが、
今後どうなるのか、アーノンクールは音楽ビジネスの手に落ちるか否か、
そこら辺が今から非常に楽しみです。




英国ロイヤル・オペラ グノー:「 ロメオとジュリエット 」全曲
販売元: パイオニアLDC

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古くはオリビア・ハッセー、最近ではディカプリオの映画ですっかり有名なこの物語ですが、私見ではこのDVDによるオペラ上演が、最もシェイクスピアの原作のイメージに近いのではないかと思えます。このオペラの知名度がいまいちなのは大変残念なことで、素晴らしい作品だと断言してよいでしょう。グノーという作曲家の作品は、この作品にしろ、より有名な『ファウスト』にしろ、なぜか他のフランスオペラに比べて、どことなく音楽的にドイツオペラっぽい響きがするように聴こえるのは、私の思い込みでしょうか。たまたま、これら代表的二作品の原作が、ゲルマン系の文学作品であることと関係があるのかもしれません。それはともかく、この上演では、何といっても主役をはるアラーニャの美声と巧みな演技が一番の魅力でしょう。声の質としては、ドミンゴの力強さとカレーラスの叙情性を併せ持ったようなイメージで、この人がこれからも順調に活躍していってくれれば、三大テノールの後を継ぐ、世界的テノール歌手となることはほぼ確実と思われます。コヴェントガーデンの、やや地味でこじんまりした舞台装置も、この物語の場合にはむしろ効果的に機能しています。




イダ・ヘンデルの芸術
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント

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