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DVD/ビデオ 16295821 (83)



COMBAT! BATTLE27
販売元: 角川書店

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COMBAT! BATTLE28
販売元: 角川書店

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COMBAT! BATTLE29
販売元: 角川書店

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COMBAT! BATTLE3
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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 アメリカで1962年から1967年まで放送されたテレビ番組で、日本では1962年11月7日から水曜日午後8時から放送されていたという。全152話にもなる。
 今回、20話を一気に見たが、子供の頃の印象とはやや異なった。戦争が舞台にはなっているが、戦争映画というよりは、その中での人間を描いているドラマなのである。敵をバタバタ倒し英雄だ!などというのではなく、敵も味方もそれぞれのヒトに目を向けているところが非常に好感が持てる。だから今見てもあまり古さを感じない。初期の20話のうちではこのBATTLE3「あるドイツ将校」が特に印象に残る作品である。




COMBAT! BATTLE30
販売元: 角川書店

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「コンバット」は、60〜70年代前半までの海外TVドラマの中で、
その後に再放送された回数では最も多かったように記憶する。他には
アニメの「トムとジェリー」ぐらいではなかろうか。
ある年代までの主に男性ファンにとっては、忘れられない番組であり、
今も再放送されていることを思うと、このシリーズの人気の高さが
よくわかる。

当時としては、映画並みに戦闘シーンがリアルで迫力があったこと、
当たり前だがドイツ兵がドイツ語を話して字幕が出たこと、
ただのアクション物でなく、回が進むにつれ、さまざまなエピソードを
交えながらの人間ドラマになっていたことなどが人気を維持したことの
理由かなと思う。

自分が好きだった最大の理由は、サンダース軍曹を中心にした分隊の人間像の
面白さと、それぞれのキャラクターを生かしたドラマ展開があって、飽きない
魅力があったからだ。
特にサンダース軍曹! 演じたビックモローは才能あふれる個性派俳優だった。
シーズンが進むごとに、彼の風貌に人生の年輪が加わり、味わい深い顔と
なっていく。また、表情と動きはビックモローでも、台詞回しの声の魅力は
吹き替え担当の声優・田中信夫の功績がきわめて大きい。

番組オープンニングおなじみのあのマーチが流れ始め、最初にビックモローの
顔が映ると、その回は彼中心の話になる。だから、ヘンリー少尉の顔が最初だと
がっかりしていたものだ。
そのビックモローも番組制作終了後は、いくつかの映画に出演していたが、
1982年「トワイライトゾーン」撮影中に不慮の事故死となった。





COMBAT! BATTLE4
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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 「塔の上」は、放送年月日や、放送の順番からすると、サンダースの部隊が、すでにフランスのかなり内部に進出している時期であろうと思われる。すでに書いたように私は今までコンバットは、「史上最大の作戦」を出発点にした物語と思っていたが、時系列はばらばらで、歴史的順番に並んでいない。
 この物語の場面で言うなら、サンダース、ケリー、カービーが部隊に戻る途中に教会の塔の上に「落下傘部隊」の隊員が引っかかっており、生きていることを確認するところから始まる。教会の鐘の音も含め、これは、「史上最大の作戦」のノルマンディー上陸作戦の後方支援活動の第101空挺師団の物語の時空を超えた「パクリ」といわざるを得ない。
 しかし、そこに、サンダースの決め細やかな配慮が加わり結果として単なる「パクリ」ではなくなる。

 「人質の三人」も、放送時期や作成順はあまり意味はない。前作のカービーの替わりにカーターが加わった、ジュネーブ条約違反の取引の話である。
 小学生のときに見たときには、あまり気がつかなかったが、齢50を超えて見直すと、結構、ラフな設定だと思う。ま、それは別にして、サスペンスとしては面白い。





COMBAT! BATTLE5
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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 このシリーズのレビューを書くため、毎日2話づつ見直しております。最初に書いたとおり、この「コンバット」は、実は、連合軍のノルマンディー上陸作戦からパリ解放までの順序だった物語ではなく、歴史的にも位置関係においても、極めて行き当たりばったりなシリーズであったことが分かりました。よって、日米の放送の順番や年月日は、意味のないことになります。
 第5巻の「英雄になりたい」(原題「Ringer」〜替え玉)は、このシリーズの中でも、かなり白熱した白兵戦の戦闘シーンの見ることのできる傑作でしょう。ネタバレにならない程度に書いておきますが、父親が、新聞記者で、後方の補給部隊の隊員であった息子の武勇伝を書いてしまったために、息子は、補給部隊を脱走してサンダースの分隊に来る。しかし、命令は無視する、無茶をする、一時はスパイではないかとさえ疑われる・・・・その彼が、最後には、・・・・・
 「替え玉」を「英雄になりたい」と訳したスタッフは見事です。
 このシリーズの中でも、ここまで白兵戦がリアルに描かれたものは少なく、「人が死ぬのをなんと思う」という批判は別にして、この作品は、戦争映画の白眉といえましょう。
 同時収録の「仮面の下に」は、宗教と戦争を考えさせる話です。
 これは、「史上最大の作戦」の映画でもテーマの一つでしたが、ここでは、切り口が違います。これ以上書くとネタバレになるので、止めておきますが、サスペンス映画としてもこの作品は、いい味出してますね。
 どうしても「史上最大の作戦」を基準に見ていますが、このシリーズは、漠然と「戦闘」としてみるのではなく、時間と場所は未定ながら、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線の話として、歴史認識を持って見た方が深みがでるのではないでしょうか???




COMBAT! BATTLE6
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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 この二話を見ると、ますますサンダースの部隊は、どこで作戦していたのか、分からなくなる。ノルマンディーに上陸した後の英米連合軍の動きは、大体、パリに向けて進行する部隊、オランダ方面に進行する部隊となるわけだが、この話では、彼らは、どこにいたのか分からなくなる。ま、考えずに、純粋に「戦闘」と人間ドラマを楽しみましょう。
 「おそすぎた連絡」は、部下の妻が母国で病気であるという連絡を聞いた指揮官はどうあるべきか、部下にすぐ伝えるのか、事実の確認と作戦の遂行を行なうのか、悩ましいところである。そこへ持ってきて、サンダースたちは、地下室に閉じ込められてしまう。
 リック=ジェイスンの苦悩が痛ましい。
「傷だらけの守備隊」は、ポーランド人の捕虜収容所を発見したサンダースの部隊が、捕虜を守りつつ、有力なドイツ軍部隊との戦闘を強いられる。
 冒頭書いたとおり、ポーランドの捕虜収容所は、一体どこで、いつの話か考えると、サンダースの部隊は、本当にヨーロッパ中を時空を越えて飛び回っていたのだと、変に感心する。
 もう、この種の時期や場所の詮索はこれを最後に止めましょう。




COMBAT! BATTLE7
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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 ちょっと視点を変えて、別の映画との比較をします。もちろん、僕が小学校の頃「コンバット」を見たときには、存在しなかった映画などですが。
 「一番つらい日」は「The First Day」が原題で、サンダース、ケリー、カービーらの分隊に高校卒業したばかりの新兵が補充されるという話。「初日を乗り切ればいい」と教えられた「新兵」のサンダースは、「ここは高校じゃねえ。戦場なんだ」と言い放つ。
 これは、WOWOWで2002年の8月に放映された「Band of Brothers』の#4「Replacement」〜『補充兵』に近い話である。
 戦場において、サンダースの分隊は、最後まで主要部隊員は戦死しないが、実際は違うのは当然で、随時補充がされるのであろう。残念ながらテレビ映画の契約の問題などから、主演と助演は、固定されながら、ゲストは死んでいく運命にあったのかもしれないが、そうした制約から、少し無理な設定がされたのかもしれない。

 「敵中不時着陸」は、久々にリック=ジェイスンの主演であるが、映画「バルジ大作戦」のヘンリー=フォンダの役どころのような設定で、非常に興味深い。

 「コンバット」を改めてみるようになって、同世代のほかの『戦争映画』などとの比較が面白くてたまらない。

 ただ、「コンバット」というテレビシリーズに夢中になった原因は、史実に忠実だとか、映像のリアルさではなくて、実は、戦場という極限状態の中での人間のありようを描いていたからだということが改めて分かる。

 他の映画などとの比較をお奨めしますね。




COMBAT! BATTLE8
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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 これらの作品が、いつどういう順番で放送されたかとか、原題は何かはDVDのジャケットに書いてあるので省略。
 「目の前の敵」は、突然〜どういう作戦であるのか分からないのだが〜サンダース軍曹が敵の目の前にいて、後方で援護するはずの新兵が、怖がって、援護しない。サンダースのサブマシンガンの銃弾は尽きてしまう。この役に立たない新兵がどうしてサンダースと二人で行動しているのかの背景も分からない。
 ただ、中々敵を打たない新兵にサンダースがとにかく撃てと命じると「殺し屋になりたくない」と答える。このあたりは、「戦争は嫌だ」というメッセージかと思うと、サンダースが素早く「お前は、殺し屋だ、俺を見殺しにしようとしたじゃないか」と応酬する。
 戦場という極限状態での人道主義とかは意味がないことをきっちり教えてくれる。戦争賛美かどうかは別に、人間の歴史の中で戦争が不可欠であったことを教えてくれる。奥深い話と思った。

 「長い帰りの道」は、サンダースが捕虜になりドイツ軍の軍服を着せられる。さあ、どうなるか?これはネタバレになるので割愛しておきましょう。

 このシリーズを「戦争賛美」と見る人には、この二つの物語は「反戦」の材料でしょうが、平和は否定しないが、過去の歴史の中で戦争があったことを認め、その一場面における個々の兵士の英雄的活動を「カッコいい」と思うことは矛盾しないと思う。
 そういう視点でさらにレビューを続けましょう。


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