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DVD/ビデオ 575050 (155)



さすらいの恋人 眩暈(めまい)
販売元: ジェネオン エンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






さびしんぼう
販売元: 東宝ビデオ

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初めて観たとき、息苦しくなるほどの切なさを覚え、涙がとめどなくあふれて来ました。
男なら、少年の頃に誰もが一度は覚えのある、恋とあこがれ、その甘さと苦しさを追体験させてくれるこの映画、古今東西のあまたの映画の中で、実は、私にとってはベストワンの作品です。故・黒澤明監督が「八月の狂詩曲」を撮るにあたって、スタッフに一度は観るよう厳命したという逸話も残っています。ロケ地であり、大林監督の故郷でもある尾道へといざなわれ、一生の思い出を心に刻み込んだファンもたくさん居ます。私もその一人です。
青春コメディとドタバタ喜劇の色合いに包まれながらも、その芯の部分には、背筋が寒くなるような、恋のひたむきさが内包されていて、今なら“ストーカー”にも通じるほどの、人の想いのある種の“こわさ”も描かれています。もとより恋とは綺麗なだけのものではないのでしょう。そんなつむじ風のような恋に翻弄される少年の姿を通じて、恋の勝利とは、報われない想いの行方は・・・観た後で身につまされて青春を振り返ってしまう物語です。





さよなら、クロ ~世界一幸せな犬の物語~ スペシャル・エディション
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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犬が主人公の物語かと思いきや、実は犬そのものより、犬をとりまく
人間たちの優しさに胸打たれる、どこかほろ苦くも温かいドラマです。
後半は切ない人間関係や純愛、老いていく犬や見守る人々の一生懸命さに
涙が止まりませんでした。久々にこれでもかというほど泣ける映画でした。





さよなら、クロ ~世界一幸せな犬の物語~ メモリアルBOX
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

松本深志高校OBで実際にクロを知っている職場の方から、クロの話を聞き、映画が観たくなり、DVD、それもメモリアルBOXを購入しました。まだ本編しか観ていませんが、全編静かななかにも、見ごたえのある、終わった後もじんとくるような映画でした。ストーリー、キャスト、映像ともに印象的で、心に残る名作だと思います。ただ「クロ」が実在して、高校の先生や生徒たちは彼を愛していた、という事実が、私にとっては一番インパクトがあり、どんなによく出来た映画であっても、それを超えることはできない、とも思いました。これから資料編をゆっくり観ようと思います。




さよなら、クロ~世界一幸せな犬の物語~スペシャル・エディション
販売元: ハピネット

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犬好きでワンコ目当てで観ると拍子抜けがする映画。

実話に基づく映画化ということですが、クロに関しては黒い野犬が学校に住み着くというだけのストーリー。
クロが元の飼い主に捨てられるくだり(涙シーン)がありますが、その場面は全くの想像です。(犬は証言できませんから…)


物語の中心は学生達の淡い恋愛や青春ドラマです。

時々、クロがチラチラ出てきます。

洋画の動物映画では往年の「ベンジー」「ラッシー」などは明らかに動物が主人公ですが、クロの場合は、物語の語り部的な存在。主役ではありません。

監督は映画「東京タワー」などで味のある演出をみせる松岡氏なので、昔懐かしい空気の再現には素晴らしいものがありますが…。

犬ファンにはあまりお薦めできません。
エンディングの曲もクロとは全くの関係がなく…昔懐かしい青春映画の幕切れといった感じ。

クロよ!!どこへ行ったのか!!!
クロの存在感の希薄さに鑑賞中に「さよならクロ…」とつぶやいてしまいました。




「さよなら」の女たち
販売元: 東宝

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大森一樹監督の斉藤由貴主演の第3弾です。
私は全作品の”ビデオ”を持っていますが、一番のお気に入りは”「さよなら」女たち”ですね。好きな神戸の映像がたくさん出てくるのもグッドです。脇役人もしっかりしていてよいですよ。




さよならゲーム【字幕版】
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

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さらばラバウル
販売元: 東宝ビデオ

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 日本軍の有名な航空隊基地があった、ラバウルが舞台の作品です(昭和29年2月10日公開)。
撃墜王の若林大尉は、部下の生死より任務の遂行を重んじる、冷徹で厳格な帝国海軍軍人。そんな彼が厳しい戦いの中で、先任分隊長の反戦的な考えや、捕虜となった米軍パイロットの証言に、次第に心を揺り動かされ変わっていきます。
 恋と呼ぶには儚すぎる若林と看護婦のふれあい、傷が癒えて復帰してきた若い隊員があっけなく戦死する場面など、人間の幸福や生命を踏みにじる戦争の非情さを思い知らされます。本作にはラバウル航空隊や零戦を賛美する内容は全くなく、名優たちの真剣な眼差しと悲しい結末が心に残りました。米軍パイロットが尋問される場面も印象的で、海軍航空隊と零戦の弱点を、戦後9年目の日本映画で正確に言わせていた事にも驚きました。
 本作は「ゴジラ」と同じ年の同じスタンダードサイズのモノクロ作品で、DVDの画質も似ています。フィルムの修復などはされていませんが、経年変化による傷や揺らぎは少ない方です。日本語の字幕も出せます(本編片面二層/24F収録)。映像特典の「東宝戦争映画史」では、戦前から戦後にかけての東宝の主な戦争映画を紹介(38分)。




吉田喜重全集[68-73]性と政治の季節
販売元: ジェネオン エンタテインメント

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「エロス+虐殺」は超難解な前衛映画と言われているが、こんなにスタイリッシュで格好いい映像表現はそうざらには無い。一筋縄ではいかないプロット、過剰なまでの余り意味の無さそうなセリフの数々などほとんど気にならない。露出オーバーの白っぽい映像美に浸ると過去と現在を自由に往来する展開が全く違和感なく楽しめるのだ。ただしこの作品が独りよがりの実験作品でないことを強調しておかなくてはならない。大正時代の思想家の大杉栄の三角関係のもつれによる傷害事件と、関東大震災後の混乱の最中に憲兵の手で、大杉と愛人の伊藤野枝、たまたまいっしょにいただけの親戚の少年の三人が殺されるという、いわゆる甘粕事件を取り扱ったもので、一歩間違えると単なる大言壮語に陥るところを、さすがに吉田監督は重厚に描いている。実験的な映像にかかわらず、大正時代の雰囲気が濃厚に表現されているのは不思議だ。個人の趣味から大きく踏み出し、今日的な主題でもある生と死(性と政治)を歴史に探ったスケール豊かな作品で、あの特異な映像美は十分に先鋭な武器たりえている。それから哀切極まりないバイオリンの主題曲は実に美しく、前衛的な作風と妙に溶け合っていて、日本の映画音楽の傑作の地位を要求できると思う。




さらば夏の光
販売元: ジェネオン エンタテインメント

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吉田喜重監督といえば松竹ヌーベルバーグ。
個人的には、吉田喜重監督が一番好きで、作品の出来不出来の波が少ないように思います。よい意味で、どれを見ても一見して吉田印の緊張感は維持されています。

この作品は、BOXでは「性と政治の季節」と名づけられ、一連の名作群「エロス+虐殺」「煉獄エロイカ」「告白的女優論」に発展していく直前の時期のもの。
他が余りに傑作の名をほしいままにしている一方、この作品だけはスルーされている感じです。

製作される経緯は、某有名航空会社が旅行のアピールを目的に、世界各国を移動して回ることを条件に、吉田監督に依頼したのだそうです。
クルーも数名、俳優は2名という、極めて小編成で作られています。
脚本も、行った先々で吉田監督が即興で考えていたようです。
見てみると、作りこまれた完成度の高さは感じません。
ですが、いい意味で吉田監督の他の作品にはないリアルさというか、勢いみたいなものが感じられて気に入っています。

吉田監督といえば、グルグル回るカメラ、無機質な映像、熟語重視の台詞、美しい逆光が印象的です。
ですが、あのモノクロ映画で極められた映像的な特質を、カラーで再現できている作品があるかといえばちょっと思い出せません。
個人的には、この映画の光の粒子の粗さや、世界各国の町並みのとらえ方が唯一うまくいっているものではないかと感じています。

全然見当違いかもしれませんが、吉田監督の醒めた映像を見るたびに、コルビュジエの白の時代とアントニオーニ監督の愛の不毛の時期を思い出します。
この映画もアントニオーニ監督の映画のように男女が彷徨うんですが。

この作品、有名作品ではありませんが、なんとなく忘れられない小品です。
肩肘を張って「煉獄エロイカ」あたりを見た後に、少々肩の力を抜いて味わうといいかもしれません。



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