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DVD/ビデオ 575050 (376)



ズーム・アップビニール本の女
販売元: ジェネオン エンタテインメント

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ズーム・アップ 暴行白書
販売元: ジェネオン エンタテインメント

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ズーム・イン 暴行団地
販売元: ジェネオン エンタテインメント

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清作の妻
販売元: 角川ヘラルド映画

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増村保造監督は溝口健二晩年の弟子なのですが、この作品はその溝口の兄弟子、村田実監督によって1928年に一度映画化されています。 何か因縁めいたものを感じさせますが、溝口本人の言によれば、村田は男性的な作風を得意としていたらしく、この作品は例外的な女性ものだったのでしょうか。 どれくらいの出来栄えだったのかも今となってはわかりません。 テーマから言えばこれはまさに増村にこそうってつけの物語です。 地獄の底で愛し合う一組の男女と、それをあざ笑う村人たちの因循姑息さの対比がすごいです。 とくにおかね(若尾文子)のことをあざ笑う女たちは彼女の美しさに、男たちはその色香に、自分たちの手が決して届かないことを知っているからこそ、罪を犯した彼女を痛めつけるときの残酷さには義憤以上のものが(性欲まで)見てとれます。 こういう人間の心の奥底に渦巻くドロドロしたものを描くのが増村の真骨頂です。 

常連、若尾文子の何か深く思いつめたような目つきの素晴らしさは言うまでもありませんが、田村高廣も堕ちていく模範青年という難しい役を見事にこなしていると思います。 その生真面目さ故にあばずれと呼ばれている女の色香に魅せられ、最後は二人で堕ちるところまで堕ちていく(彼らの中では純粋に愛の世界に昇華していく)というある種のマゾヒゾムは、日本映画史上最高のインテリでありながら、むせ返るような恋愛至上主義的作品を造り続けた増村とどこか相通ずるものがあると思います。 規模的に言って、現代でも映画やTVドラマでリメイク可能な作品ですが、あの狂気の芝居をやりこなせる二人がいません。 そしてあの常軌を逸した恋愛至上主義を“理知的に”映像化できる監督もいません。 もはや再現不可能の異色作となってしまいました。 




青春かけおち篇
販売元: 松竹ホームビデオ

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青春残酷物語
販売元: 松竹ホームビデオ

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青春残酷物語
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青春大全集
販売元: 松竹ホームビデオ

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青春大全集
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青春大全集
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