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DVD/ビデオ 575062 (47)



第38作 男はつらいよ 知床慕情 HDリマスター版
販売元: 松竹

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

今般発売された「キネマ旬報」の寅さん特集でも表記されていたが、この38作はシリーズ全体の中でも傑作の1本に数えられている。何しろ冒頭に「夢」のシーンがなく、寅さんのさくらへの思いのナレーションから入る作り方からして、山田洋次監督はここに集大成を持ってきたかったのではないかと思う。なぜか?それは早川雪洲に次ぐ世界の名優・三船敏郎をゲストに迎えたからだろう。ヒロインは竹下景子だが(当時は本当に可愛かった!)、どちらかというと主軸は三船と淡路景子の老いらくの恋に置かれている。要は寅さんが脇に回っているのだ。「野良犬」では対峙する関係だった二人が40年経って魅せる「恋愛感情」の演技は極上である。特にバーベキューのシーンでの三船の告白シーンは邦画史に残る名場面となった。舞台となる知床の情景も素晴らしく、シリーズものという要素を外しても邦画史に輝く大傑作だと思う。黒澤映画の三船も良いが、自分は三船のベストアクトとして本作を挙げたい。大好きな作品である。




男はつらいよ 新・男はつらいよ〈シリーズ第4作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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男はつらいよ 新・男はつらいよ〈シリーズ第4作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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 第3作の『男はつらいよ フーテンの寅』に続いて、山田洋次以外の監督による作品だ。
 前半が、ハワイ旅行騒動、後半が、例によって寅の片思い騒動。
 かなり現実離れした、ドタバタ喜劇、という感じ。

 寅も、シリーズ後半のように、マドンナに好かれることはなく、栗原小巻扮する春子先生に、むしろ嫌われている。嫌われながらも、もちろんそれに気付かず、露骨に『好き』という感情をあらわにして、哀れだ。

 前半の、お金を騙し取られる話でも、後半の、失恋して旅に出る話でも、寅は徹底して、かわいそうだ。でも、おいちゃんは、「馬鹿だね」と言うばかり。博もこの点は無理解だ。

 ラストで、列車に乗り合わせた乗客らを相手に、自分がひどい目にあったその話を笑い話として披露しているところで、救われるが、いくら喜劇とは言え、ちょっと酷過ぎるような感じもした。
 寅の父親の命日を、御前様だけが覚えていてお経をあげに来るシーンで、おいちゃんが、寅の父親の実の弟だということを知った。

 そういえば、さくらがほとんど登場しなかったなあ。確か、江戸川土手で、おばちゃんの話を聞いて、「お兄ちゃん、かわいそう」と言って泣く場面しか出てこなかった。
 この場面も、おいちゃんやおばちゃんが、寅を攻める一方なのに対して、さくらだけが寅の心情をわかってやって、見ている私も、シンパシーを感じるところだった。

 第3作封切りから第4作封切りまでは、1カ月程度しかなく、人気に乗じてどんどん作られていた時期だから、だから山田洋次が監督をしている暇がなかったそうだし、倍賞千恵子もスケジュールが合わなかったのかも知れない。
 確か、寅とさくらの絡むシーンもなかった。
 まあ、でも、やっぱり面白い映画ではあった。




男はつらいよ 純情篇
販売元: 松竹

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駄作の連なる初期作品群のなかでは比較的マシな一編といえるが、それはひとえにマドンナ若尾文子の美しさにつきる。その点ではシリーズ最高といえるかもしれない。こういう女優、女性は絶滅したかんじがする・・・
ただ寅との相性は最悪、まるで水と油である。寅との相性というより、『男はつらいよ』そのものとの相性というべきか。木で鼻をくくったような話がつづく。すべてが上滑りである。ミスマッチも味にしてしまう力量はこのころのスタッフにはなかった・・・

冒頭に登場する宮本信子のフレッシュなかわいらしさも特筆すべきで、それと若尾文子を見る価値はあるだろう。
森繁久彌も出演しているのが話題だか、生かしきれていないとおもう。




男はつらいよ 純情篇〈シリーズ第6作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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 マドンナは、若尾文子扮する夕子。寅が帰って来たら、寅の部屋に間借りして住んでいる、というパターンだ。しかし、人妻なので、寅でなくても、この恋は叶う筈がない。

 さくら役の倍賞千恵子や、おばちゃん役の三崎千恵子(あら、同じ名前だったのネ)も、この辺の作品ではまだ若くて(若いと言ってもおばちゃんの方はいい歳だと思うが)私はなんとなく『カワイイ』と感じてしまう。(^^;
 歳と言えば、寅が、「40に手が届く」と言っていた。そういえば確か、第2作か第3作あたりで、38歳と言っていた。

 寅は、年齢不詳という感じを持っていたが、こんなにもはっきりと、年齢は公開されていたのだ。
 今回の騒動である、博の独立問題では、完璧に寅が悪かった。これは言い訳のしようがない。まあ、寅らしいといえば寅らしいのだが。
 博はこの後、独立心は、なくしてしまったのだろうか?

 この後と言えば、のちの2代目おいちゃん、松村達雄が、スケベ医者役で出ていた。




男はつらいよ 純情篇〈シリーズ第6作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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ストーリーはいつもの寅さんシリーズと同じで、寅さんが美人(今回は佐久間良子)に一目惚れし、結局最後にはフラレてしまい、旅の空へ出かけて行くというストーリーである。
これは寅さんシリーズ全般にいえることだけれど、映画としての完成度が高いので、どの作品を見ても気軽に楽しめる。

人に愛されていて、待っていてくれる温かい人達がいる。ふるさとってそういうものですよね。でも、そういうふるさとを若い人たちは忘れつつある。都会に出て、忙しく働いていると、ついつい心配してくれている人があることを忘れてしまう。

だからこそ、この映画を見て欲しいと思います。そして、あなたにとって大切な人、あなたを大切に思ってくれている人のことを思い浮かべてみて下さい。
映画を見終わって、きっとやさしくなっている自分を発見し、ちょっとこそばゆいような、温かい気持ちに満たされているだろうと思いますよ。
寅さん映画って、そういう映画だと思います。

それと、全シリーズの音楽を担当している故山本直純さんの音楽もとっても素敵なので、堪能してみて下さい。ほんと、やさしく、なんか懐かしいようなメロディーに溢れていますよ。




第6作 男はつらいよ 純情篇 HDリマスター版
販売元: 松竹

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駄作の連なる初期作品群のなかでは比較的マシな一編といえるが、それはひとえにマドンナ若尾文子の美しさにつきる。その点ではシリーズ最高といえるかもしれない。こういう女優、女性は絶滅したかんじがする・・・
ただ寅との相性は最悪、まるで水と油である。
寅との相性というより、『男はつらいよ』そのものとの相性というべきか。木で鼻をくくったような話がつづく。すべてが上滑りである。ミスマッチも味にしてしまう力量はこのころのスタッフにはなかった・・・

冒頭に登場する宮本信子のフレッシュなかわいらしさも特筆すべきで、それと若尾を見るをみる価値はあるだろう。
森繁久彌も出演しているのが話題だか、すこしもいきていない。




男はつらいよ 旅と女と寅次郎
販売元: 松竹

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演歌の世界にひきづりこまれます。異色と言っていい都はるみの起用が、
功を奏し旅情豊かな佐渡の風物と相まって、ほのぼのとした感動がある。
 都はるみの気取りのない口調が、とてもしっとりと味わえます。
 人気稼業の裏舞台に見せる苦労を忍びつつ、人に喜びを与えるプロの
世界に浸るひととき。いつになく気負いのない寅さん。味があります。
 大物女優さん達には、出すことの出来ない素朴さ、試行錯誤を繰り返す
プロフェッショナルの世界。疲れることない演技にゆったりした一時。
 シリーズ中、力を抜いて、楽しめる作品といえるのじゃないでしょうか。




男はつらいよ 旅と女と寅次郎〈シリーズ第31作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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「男はつらいよ」シリーズ唯一、歌手がマドンナを演じた異色作ですが、都はるみがこんなに寅さんの世界にマッチするとは意外でした。この作品が撮影されたのは、ちょうど都はるみが引退宣言を出した後で、松竹は当然、その話題性を利用して彼女をマドンナに迎え、都はるみ版「ローマの休日」を作ったのでしょう。ところが、その彼女が歌謡番組では見せたことのない色気を出していて良いんです!佐渡島の海岸で、漁師たちの合いの手で佐渡おけさを歌うシーンなど感動しました。(とらやで「アンコ椿は恋の花」を歌うのはご愛嬌ですが。)冒頭の大衆演劇の舞台とベルリオーズの幻想交響曲を組み合わせた夢のシーンや文明の利器とは縁遠い寅さんがウオークマンを聴きながら商店街を歩き回るシーンなども傑作でしたが、やはりこの映画で最も印象に残ったのは、都はるみの新たな魅力発見だと思いました。




男はつらいよ 旅と女と寅次郎〈シリーズ第31作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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「男はつらいよ」シリーズ唯一、歌手がマドンナを演じた異色作ですが、都はるみがこんなに寅さんの世界にマッチするとは意外でした。この作品が撮影されたのは、ちょうど都はるみが引退宣言を出した後で、松竹は当然、その話題性を利用して彼女をマドンナに迎え、都はるみ版「ローマの休日」を作ったのでしょう。ところが、その彼女が歌謡番組では見せたことのない色気を出していて良いんです!佐渡島の海岸で、漁師たちの合いの手で佐渡おけさを歌うシーンなど感動しました。(とらやで「アンコ椿は恋の花」を歌うのはご愛嬌ですが。)冒頭の大衆演劇の舞台とベルリオーズの幻想交響曲を組み合わせた夢のシーンや文明の利器とは縁遠い寅さんがウオークマンを聴きながら商店街を歩き回るシーンなども傑作でしたが、やはりこの映画で最も印象に残ったのは、都はるみの新たな魅力発見だと思いました。


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