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DVD/ビデオ 575066 (263)



彼岸花
販売元: 松竹

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

小津の『非常線の女』と『東京暮色』は公開が24年も隔たった作品ですが
『非常線の女』の田中絹代と『東京暮色』の有馬稲子は、ともに、作品の
中で「ズベ公」と呼ばれる役柄を演じています。
それだけではなく、両作品は小津には珍しい冬の映画で、暗い画調をもった
作品です。
『東京暮色』では、有馬稲子が頭からかけていたマフラーを脱ぎ捨て、実の
母である山田五十鈴と対峙し、憤りと哀しみをあらわにするシーンがあります。
一方、サイレント映画である『非常線の女』の田中絹代も、コートを脱ぎ
とばし、マフラーを振りはらって、水久保澄子に心移りした岡譲治に対して、
憤りと哀しみをあらわすシーンがあります。
田中絹代は横から全身を捉えたショット、有馬稲子の場合は、正面から捉えた
バストショットという違いはあるものの、小津作品でも比較的珍しいといえる
暗さを強調した二つの作品で、女性らしい憤りの身振りを共有していたこの
二人が、母と娘として初のカラー作品である『彼岸花』で晴れがましく演じて
いるのを見るのは、映画の奇跡だとすら思います。

『彼岸花』を有馬稲子が演ずる娘の結婚に対する、父親の佐分利信の視点から
見ることは、『晩春』や、『秋刀魚の味』といった他の作品同様、もちろん
可能ですが、佐分利信の理不尽さに対して憤る母親と娘の視点から見るほうが、
この作品ははるかに面白いと思います。
特に娘の代弁者たる母親、田中絹代は、小津の作品ではいつも目にする夫に
尽くす従順な妻を演じていたのに、帰宅した夫の上着を抱えあげ片付ける
動作の途中で、急に上着を畳の上に投げ出し、まるで『東京暮色』の有馬稲子が
のりうつったかのように、バストショットで夫の佐分利信に憤りをぶつけます。
その表情は田中絹代の普段の穏やかに微笑んだ顔と比較して非常に印象的です。
彼女は、小津映画にあっては『落第はしたけれど』などの初期の作品でベーカ
リーの娘なども演じています。
「非常線の女」と「ベーカリーの娘」が共存しているのが、田中絹代の魅力
ですね。






彼岸花
販売元: 松竹ホームビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

前のお二方のレビューをみて嬉しくなったので小生も少し。佐分利信…この人に子供の時があったのかしら、その重さと渋さ。「暖流」は30歳位だが今の同齢と比べるのも愚かな貫禄。この人と共演すると流石の笠智衆も必要以上に痩けて見える。この作品の役柄ではなおさら。今見直すと(自分の歳のせいか)女優陣が皆それぞれに美しい。ことに田中絹代と有馬稲子。高橋貞二が持ち味を発揮して笑える。全集の特典映像の中で桜むつ子が懐かしげに明かしているが、「ナンキンマメ!ナンキンマメ!」のカットは30回余もやり直しだったそうである。その彼もこの翌年自動車事故で早世、享年32歳。惜しいが佐田啓二ともども日本映画の衰退を見ずには済んだ。ともあれ、これは極上の小津安二郎映画に違いない。




秘録・太平洋戦争全史 前編
販売元: コニービデオ

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NHKで放映された戦争物の番組よりもメチャクチャ画質が悪い。
DVDとして製品化されたにも関わらず、何の映像処理もされていないのが残念でならない。
昔のフィルムを、ただDVD化しただけって商品。
本来ならば貴重なフィルムなのだから、どうせ商品を出すならもっと徹底的に良いものを出して欲しい。これは値段に見合わない商品ですね。




秘録・太平洋戦争全史 後編
販売元: コニービデオ

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この後編はマリアナ沖海戦から日本の落日までの太平洋戦争末期を時系列に追います。どれも最前線で撮影したものばかりであり、日映陸海軍報道班員及び米軍カメラマンが命を賭けて撮影した驚愕の実写映像を巧みに編集した秀作である。後半部は特攻が多くの時間を割いています。陸海軍の特攻隊出撃などは同胞として痛ましく思いますね。

また、普段航空戦記などを読まれる方には感慨深いシーンも多数あります。ドキュメンタリー映画でありながら、米軍機のガンカメラで撮影した壮烈なる空中戦や各種戦闘機の離陸・飛行映像が多くあります。離着陸や飛行シーンのほとんどは日本機のもので、大変貴重な資料だと思います。局地戦闘機「雷電」が厚木基地をタキシング、離陸する映像が残っているとは思わなかったので大収穫でした。海面に不時着する零戦など珍しいものまであります。他にも銀河、流星、天山、陸軍の三式戦「飛燕」、四式戦「疾風」、飛龍、屠龍などなど・・・当時の航空機に興味のある方としても納得の一作となるでしょう。

この「秘録・太平洋戦争全史」は前編・後編ともに素晴らしい完成度です。戦史を学びたい人、兵器・機材に興味を持つ人、だれもが納得できる作品ではないでしょうか。今まで見ていなかった自分を恨めしく思うほどです。もちろん前後編セットでのご購入を強くおすすめしますよ。

■内容の簡単な流れは以下のようになります。
マリアナ沖海戦
サイパン・ペリリュー玉砕
フィリピン上陸
レイテ沖海戦
神風特別攻撃隊敷島隊の出撃
航空機や回天などによる特攻
ルソン島の激戦
硫黄島の激戦と玉砕
本土防空戦
沖縄上陸
義烈空挺隊
原子爆弾投下
終戦





必殺!III 裏か表か
販売元: 松竹ホームビデオ

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子供の頃、毎週楽しみに見ていた記憶があります。その頃はあのテーマ曲と、かんざしやら組み紐やらを使って悪い人をやっつける時代劇に怖いながらもドキドキしてみていました。主水も読めずに親に聞き、普段弱いくせにいざとなると強いむこ殿に夢中でした。最近CMであの曲を聞き無性に見たくなって購入しました。みたとたんにあの頃の記憶が甦り、ドキドキしながらワクワクしてあっという間にエンディング!いつにないすっきり感が残りました。ただ、あの後のみんなが気になるのと、あの頃ヒーローだった政や秀や竜はもっと強かったし、主水ももっとかっこよかったと思ったので4つです。




必殺4 恨みはらします
販売元: 松竹ホームビデオ

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確かに千葉真一・真田広之は魅力的ですが…

必殺としては?

畑違いだと…

強敵すぎ

仕事人はスーパーマンでは無いので!




必殺!5 黄金の血
販売元: 松竹ホームビデオ

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劇場版・必殺の1番の駄作

必殺仕事人シリーズは映画の為かテレビドラマでは仕事人の死亡はスッカリ無くなった!

映画の度に冥土の旅に…

それにしても酒井法子起用?

役・演技・最低です!

勘弁して下さい。




必殺女拳士
販売元: 東映ビデオ

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幼少時の悦子様が変身し、現代の悦子様になります。その後、祖父を求めて東京に。この時の上下のデニム・パンタロン、おそらくファーストLP『女必殺拳 志穂美悦子参上!!』のジャケ裏とポスター・ピンナップに使用されているものと同じではないかと思われますが、これが最高にかっこいいのです。これだけで30年以上ファンをやっていると言っても過言ではありません(いや、過言か)。この姿で敵の道場に乗りこんで行くシーンも、鳥肌が立つほどかっこいい! 途中、髪を結んで雲水姿になり、ラストの一騎打ちの時にまた、髪をといて茶色い道着を纏うわけですが、やはり、志穂美悦子様の大きな魅力は、指先から脚までびしっとキマった時、肩に流れる長い髪、この瞬間のシルエットですから、結んでしまうのは惜しい気がします。物語やシカケは、李紅竜シリーズよりも地味と言えば言えるのですが、その分、感情移入がしやすく、おそらくこれまでに一番繰り返して観賞した作品です。『ぴあ』を片手に映画館をハシゴした時代も含めて。




必殺! THE HISSATSU
販売元: 松竹ホームビデオ

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この当時の必殺がバラエティ路線、ソフト路線で幅広い視聴者層を獲得していた事を考えれば、それらの視聴者に受け入れられる様な作品を作ろうとしたのでしょうから、後の映画版必殺3、4と作風が違う事もうなずけなくはありません。
そのため前述した当時の制作背景を思えば、この作風になったのはごく自然な事であり、半分真面目、半分おふざけで映画用に大きく派手に描かれた本作は、主水版必殺映画第1作というに相応しい、実にオーソドックスで以降のインパクトのある作品には見受けられないコンパクトな仕上がりになっていると言えます。
ですから主水映画の入門編には最適かもしれません。その点、いくつか必殺を見た人には物足りないかも。

私はからくり人以来、お互い殺し屋として多分、久々の共演となる山田五十鈴と芦屋雁之助の“からくり人タッグ”を見れた事にちょっとした喜びを感じました。
あとニャロメやイヤミが絵だけでチラッと出ていたのもイイです。
でも最後の潜水艇には

…なんだかなぁ




必殺仕掛人
販売元: 松竹ホームビデオ

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これセリフがまるっきり現代ビジネスマン風なんですよ。
それがすごくハードボイルドな雰囲気あります。

妹殺しと、老人同士の殺し合いシーンは嫌になるけど、田宮二郎は色っぽい。


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