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DVD/ビデオ 575090 (193)



愛は静けさの中に
販売元: パラマウント ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

聾唖の障害のあるヒロインと障害の無い男性の愛がテーマ。ヒロインは、援助してもらうより、ひとりの自立した女性として対等に接して欲しいと願うし、男性は、コミュニケーションに女性の側からの歩み寄りが欲しいと願う。一方、男性は、聾学校で発声の授業を担当している教師であり、自分の指導に自信を持っているので、コントロールが効くことを期待しているプライベートの場で、恋人に自分の指導法が通じないのがもどかしい。ヒロインが発声の訓練をやめてしまった理由や、障害の無い姉妹や母との確執の理由は、障害者人権を考えさせるには、よいモチーフだけれど、主観的には、許せない。1986年の作品であるので、ウィリアム・ハートが若い。後年の「母の眠り」「太陽の雫」(それぞれにレビューを参照してください)といった苦悩する役のものを先に観た私にとっては、若いころのウィリアム・ハートは、なんだかまぶしい。現在のウィリアム・ハートにもう一度、このストーリーを演じてもらいたいな。




愛は静けさの中に
販売元: パラマウント ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






愛は静けさの中に
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






運動靴と赤い金魚
販売元: 日活

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

イランでは映画の検閲が厳しく、イスラム宗教の背景にとても神経を使う必要があるようだ。
大人を主人公に据えると語るには難しいことも、子供を主人公にすることでかなり自由度が増す、という理由にも要因があるようだ。
しかし、その当初苦し紛れのような製作者の不自由性から生まれたような手法も、この映画を観ていると、そのピュアな子供の眼差しを案内にして、ありのままの社会の姿も人の姿も静かに浮かび上がってくるような映画話法を生み出しているような気がする。それは幸か不幸かというより以前に、表現者側の繊細な工夫と配慮を感じさせて誠実な印象を強く感じさせるものだ。

お兄ちゃんのせいでザーラは学校でぶかぶかの男用の汚れた運動靴をいつまでも履いているのは恥ずかしい。
ふたりは毎日はらはらどきどきの学校生活。そんな毎日から生まれる出来事ひとつひとつに観客の僕らも胸を熱くする。
いつも足元が気になるザーラは、偶然校庭で見かけた下級生の足に履かれた自分の靴を発見する。
運動靴を共有して通うアリとザーラも、その毎日に限界を感じていて、ある日その子の家までふたりで尾行するが、その子と家族の戸口での様子を観ると、ふたりは顔を見合わせて何も言わず帰っていく。なんという繊細な優しい描写だろう。
庭師の鋏を貰った父は、アリを連れて自転車で都心の高級住宅街に行き庭の手入れの注文を取りひと稼ぎしようとする。
このエピソードでスクリーンに映し出される光景は、この映画が急に現代の世界なのだということをあらためて思い出させすらするほど。そんな巨大な貧富の差という現実を淡々と描きながらも、かえってアリとザーラの日常がある意味でとても豊かに見えもする。

学校で地区のマラソン大会の三等の副賞が運動靴だということを知ったアリは妹に「ぜったいに三等をとるよ」と約束する。
ゴール前のデッドヒート、わかっていようとも感動的だ。




愛は静けさの中に
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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主人公のサラ(マーリー・マトリン)は耳の不自由な女性。聾唖学校で育ち昔は優秀な子だったのだが、今は問題行動などを起こす嫌われ者になってしまっている。そこにウィリアム・ハート演じる教師ジェームズが学校にやってきて、聾唖学校の生徒達との格闘の日々を送る中で、サラと特別な関係になってゆく。しかし、サラは音の無い世界(耳が不自由だから)で生きており、ジェームズは音のある世界に生きている。その壁が2人にとって最大の障害になってゆくというのが本筋です。勿論ここでは語り尽くせないほど深いストーリー展開になってます。この映画でマーリー・マトリンはアカデミー主演女優賞を受賞しています。そして、マーリー・マトリンは実際に聴覚障害者であるだけに、その演技にみなぎる表現力!には思わずうなってしまいます。共演者のウィリアム・ハートも実に自然な演技で好感がもてます。パッケージの裏に「一度でいいから名前を呼んでくれと願うー男」「言葉の無い世界で深い愛に生きようとするー女」という言葉が書かれています。この言葉を意識しながら観ていくと、それぞれのキャラクターの内面がより理解できると思います。落ち着いた感じの映画ですが心に響く作品です。




愛は静けさの中に
販売元: パラマウント ジャパン

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この映画には私にとって忘れられないシーンがある。それはウィリアム・ハート演じるジェームズがバッハ・2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調第2楽章に耳を傾けているときに、実際に聴覚障害者であるマーリー・マトリン扮するサラが音楽の楽しみを尋ね、ウィリアム・ハートがそれに答えようとこのバッハの音楽の美しさをジェスチャーで何とか表現しようと努力する場面である。音楽を共有できない2人の壁を乗り越えようとするジェームズの愛の深さ、しかし現実には超えられないことを直視しなければならない哀切さを短時間のシーンで見事に描いており、この映画だからこその名場面として、(聴覚障害者ではない人にとっては)このバッハの曲の天上の音楽のような響きとともに、多くの人々の記憶に残ると確信する。そのシーンに代表される本作は名作です。




愛は静けさの中に
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

聴覚障害者であるヒロインと、ヒロインの働く学校に赴任してきた教師のお話です。メアリー・マトリンがとにかくきれいです。彼女自身も聾唖者とは思えない演技力で、共演者を圧倒しています。ウィリアム・ハートの悩ましげな演技もよいですが、力強い女性を演じたマトリンの魅力はその何倍も良い!ストーリーも切なくてロマンチックで、何度も観たくなります。




Fridriksson Films
販売元: ブロードウェイ

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噂の二人
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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「ジュリア」や「ラインの監視」などで有名な劇作家リリアン・ヘルマン(ダッシェル・ハメットの恋人でもありました。)の戯曲「子供達の時間」を巨匠ウィリアム・ワイラー監督は大そう気に入っていたようで、2回も映画化しています。学校が嫌いなばかりに一人の女子生徒がついた嘘が仲の良い二人の女性教師の人生をめちゃめちゃにしてしまう物語です。重厚な演出で、オードリー・ヘップバーンもシャーリー・マックレーンもなかなか良いのですが、ラストが重苦しいだけに、見終わった後、気分が晴れませんでした。白黒画面ですが、撮影が綺麗でした。




噂の二人
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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 オードリーといえば、「ティファニー」や「ローマ」等可愛いイメージがあるが、「戦争と平和」等の文芸物や、「尼僧物語る」等のシリアルな映画も出ている。本作はあまり有名でないが、監督ワイラー(「ベン・ハー」や「ローマの休日」)初めキャストも豪華で、内容も非常に文芸的に優れている。そして、オードリーの美しいこと!!「妖精」としばしば形容される彼女からは可憐なイメージが強いが、実は第二次世界大戦でレジスタント(彼女はユダヤ系の血を引いていた)をやった等試練に対して果敢に向かっていった側面もある。本作で演技している彼女からは、運命に立ち向かう彼女の現実の姿とダブり、ファンなら胸が熱くならずにいられない。私は殆どの彼女の作品は見ているが、本作を彼女の出演作品No1と断言する。


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