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DVD/ビデオ 575110 (96)



エイリアンvsヴァネッサ・パラディ
販売元: ファインフィルムズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 一昨年、札幌のあるミニシアターで予告のチラシを手にしたのですがタイトルを見ただけでKOされました。こんなのありか!ですよもう。紹介文を読む限りでもB級テイスト紛々ですし、その夜友人と思う存分話題にして楽しんだものです。そして先日、満を持してDVDにてやっと見ることかないました。期待に違わぬ大バカな内容で本当に満足。フランス映画というとお洒落でエスプリの効いた作品や難解で哲学的示唆に満ちた映画のイメージがあるのを大きく覆し、でたらめ放題&どぎついブラックユーモアにしびれます。ハリウッド的なギャグとは明らかに一線を画する爆発感があるんですよね。同じ仏の『地下鉄のザジ』の感じが一番近いと言えましょう。
 それにしてもずっと前からエイリアンの襲来を予想していた宇宙服・バズーカー装備の老人といい、ワラで出来た人形を母親と称するレッド・ネック然とした農民といい、「どこからこういう発想が?」という設定が散りばめられていて、脳みそが沸騰する程のへんてこな展開に小賢しい我々の鑑識カテゴリーなぞは完全に打ちのめされます。最後のオチなんかもう唖然とするばかりで、改めて仏文化の重層性・奥深さに感じ入るのです。
 目茶苦茶に作っている様に見える本作ですが、エイリアンとのCG合成も丁寧に作ってありますし、ヴァネッサ・パラディの楽曲も良い仕事がされていることが分かる本気作です。そもそもギャグは下手に感傷的になってしまうとベト付いて鼻につくことが多いですが、本作はドライにタフにひたすら突っ走りB.キートンの傑作を思わす出来上がりです。破天荒なものも計算があってこそ成立する、それが総合芸術である映画の本質です。見る人を選ぶと思いますが、好事家は必見の一作です。
〈追伸〉友人は公開初日に見に行って“ヴァネッサのたまご”をオマケでもらったそうです。今はペーパーウェイトにして使っているとのことですが、何かちょっと羨ましいなあ。




沈黙の激突
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

☆4つはもともと期待して見てなかったから、まあ想像以上に楽しんで見れたからという意味で。ステルスより「まし」と思いました。話の整合性は無視、見るからにアホ丸出しの部下を優秀な部下を失った??というあたり(少数精鋭のエリートが明日7時出発の前日にストリップ・バーに女を引っ掛けに行くか??)。まあそんなことはいいですけど。「沈黙の激突」という名前はもちろん日本版だけでしょうが、今回は激突まで沈黙が長〜く続くので意外とどんぴしゃの題名かもと思いました。でも最近多作ですよね。なんか見てしまいます。アメリカでもファンが多いのでしょうかね〜??マニアファンは日本人ばっかりやったりして。




沈黙の激突
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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吸血怪獣ヒルゴン/魔の谷(2 in 1)
販売元: エプコット

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北米では「パブリック・ドメインなの?」つうくらい
様々な安DVDに収録されている「Atack of the Giant leach」
の日本版がついに発売!って、テンションあげるほどの
作品ではないのですが、ヒル怪獣の平泳ぎは必見!!
あと妙にリアルなのは「食べ切れなかった被害者を生殺しで
キープしている」描写。これは生理的に上質のイヤ映像だった。

もう1作の「魔の谷」はロジャー・コーマンのロケ地&
キャスト流用作品の「Beast from haunted cave」。
特に語るべきことも無い、蜘蛛怪獣映画なのだが、こちらも
生殺しの犠牲者が生き血を吸われる描写があった。

するとアレか?このDVDのテーマは「生殺し吸血&虫とかヒルとか
巨大化映画」ということなのか??

いずれにしてもB級映画のマイルストーンではある。
見ておいても損は無い(・・・得も、あまり無いかも)




アタック・ザ・ガス・ステーション!
販売元: 松竹ホームビデオ

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「4人の青年がガソリンスタンドを襲撃する痛快なブラックコメディーで,韓国での観客動員もすごかった。」という話しを聞いて見てみたものの,私の理解の範囲を越えていました。
ただ,回想シーンではそれぞれが夢を追いかけた「青春のひととき」と挫折が映し出され,普通の青年なんだとホッとしました。

暴れる原因がその挫折にあったのだろうとは想像できますが,もっと他の方法はなかったのでしょうか。
バカバカしいシーンの中にも何か未来に向けた光明が欲しかったです。




アタック・ザ・ガス・ステーション!
販売元: 松竹

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リュ・シウォンさんが出演したかったという、この映画。
ブラックなのに始終笑えるのは臨場感があるから?4人の主人公と接触する脇役達になった気分になって…。
言うまでもないですが、役者が皆上手いので、短い台詞がダイレクトで伝わり、意外にも韓国語の勉強にもなりました。





攻撃
販売元: 紀伊國屋書店

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 ジャック・パランスがなくなったとき、出演作品の紹介記事に、この映画がはいっていなかった。彼の最高傑作であるだけでなく、戦争映画の、そしてあらゆるジャンルの映画のなかでも、傑出しているのにである。
 打算、臆病、卑劣、勇気、戦友愛等々の、戦場という極限状態だからこそあきらかになっていく、人間の姿を描いてあますところがない。市街戦の場面もリアルで臨場感に富んでいる。
 この映画に出るのは男だけである、たったひとり、戦意高揚のための放送の女声をのぞいては。




ローマン・エンパイア
販売元: パンド

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 ローマの退廃ぶりを描いたポルノ映画「カリギュラ」でティベリウス帝を演じていたP・オトゥールが今度はアウグストゥスを演じています。
 老境著しいアウグストゥスがアントニヌスと政争を繰り広げながら皇帝になるまでの回想が殆どで、
権謀術数の皇妃リウィアを「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングが演じており、往年の名優たちが堅実かつ安定した演技を魅せてくれます。
 個人的に笑えたのが、当時のローマにおける熱さまし方法。氷水に漬けてから、
熱湯に浸した布を着せる。中世の瀉血なみに罪作りな治療法にびっくりでした。




フローズン・ハザード
販売元: 東芝デジタルフロンティア

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旧友Scott(Nick Mancuso)の代わりに若妻Lauren(Kirsten Robeck)を共同経営者にするか否かで悩むRick(Ed Marinaro)。そして、この3人にスキー・パトロール隊員Alex(Wolf Larson)が絡む4角関係が進行中のスキー・リゾート地を巨大雪崩が襲う...。Roger Corman製作総指揮の本作は同じくCorman製作の古典的パニック映画『アバランチ』(1978年)のリメイク的作品であり、しかも低予算のTV映画なので、ストーリー的にも映像的にも新鮮味は全くないのですが、だからこそ4角関係の中心を成す若妻役のKirsten Robekの見せる意外な魅力には大いに助けられています。




アイス・ハザード -ICE HAZARD-
販売元: マクザム

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 東欧の雪山で発生する複数の災害を描いた多国籍映画(カナダ=ハンガリー=イギリス合作)です。災害を主人公たちの過去にも絡む因縁の出来事として描く構造は1970年代風であり、其処に目新しさはありませんし、2人のヒロイン女優(Kate HenryとJessica Brooks)も特に美人と云うわけではありません。しかし、文字通り「一難去って又災難」的なストーリーはシンプルに楽しめますし、メインの雪崩を表現する音響効果もこの手の映画にしては上出来ですので、個人的には平均点を上回る娯楽映画に仕上がっていると思います。


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