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DVD/ビデオ 575118 (61)



絶海の嵐 (ユニバーサル・セレクション2008年第1弾) 【初回生産限定】
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

『チャップリンの3番目の妻』ということで知られているポーレット・ゴダード主演の、海洋スペクタクルアクションです(実際にはポーレットはチャップリンとは書類上結婚していなかったという話もあるようですが)。

風とともに去りぬのスカーレット・オハラ役オーディションでは、ヴィヴィアン・リーに決定する直前まで最有力候補だったといわれるほど女優としても評価されていながら、日本ではチャップリンとの共演作以外で彼女の出演作を手軽に見ることはなかなか難しいと思います。モダン・タイムスや独裁者での彼女がとても魅力的だったので、ポーレットの主演作のソフト化を知り、早速購入しました。

ポーレットと、彼女をめぐる2人の男が主軸になってストーリーが進みます。2人の男はジョン・ウェインとレイ・ミランドですが、監督のセシル・B・デミルはあくまでポーレットを主演と考えていたような感じがします。大抵の海洋アクションでは女性は陸で待っているものだと思いますが、男勝りのポーレットは一緒に航海に出ますし、出番も多いです。逆に、ジョン・ウェインは余りいいところが無く、三番手の扱いになっています。後に大スターになった為、ジャケットにはジョン・ウェインの顔が大写しになっていますが、彼のファンにはお勧めしません。

1942年製作ということで、クライマックスの特撮シーンには時代を感じます。当時としては最新の技術を使った超大作の部類に入る作品なのですが、アクションスペクタクル映画としての評価は難しいです。しかしポーレットのファンの方には、歌ったり踊ったりするシーンもあり、お勧め出来ると思います。

映像特典は写真館(スチール写真や公開当時のポスターやチラシ等7枚)と、予告編。解説文のトピックをクリックするとそのトピックに対応したシーンが再生されるスーパーシーンセレクションという機能がユニークだと思います。日本語字幕付き。日本語吹き替えは収録されていません。




絶海の嵐
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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世界名作映画全集 赤い河
販売元: GPミュージアムソフト

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赤い河
販売元: トーン

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赤い河
販売元: トーン

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赤い河
販売元: ピーエスジー

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赤い河 オリジナル・バージョン
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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赤い河 オリジナル・バージョン
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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ホークスは、西部劇には2つのタイプがあると言っている。
ひとつは「開拓劇」であり、もうひとつは「保安官の物語」である…と。
『赤い河』は、まさに前者のホークス流開拓劇の代表作であり、西部劇
史上の傑作でもある。

広大な大地とキャトルドライブの小さな人間たちを対比させ、彼らの確

執をドラマチックに盛り上げていく。さらに、そこにダイナミックな見
せ場につぐ見せ場を投入し、一時も飽きさせないホークスの手腕はさす
が。
また、老獪な男トム・ダンスンを演じたウェインの繊細な演技は、フォ
ードに「あいつに演技ができるとは知らなかった!」と言わしめたほど素
晴らしいものだし(そして『黄色いリボン』のネイサン役につながる)、

これがデビューとなるクリフトも生硬な感じもするが、このマットには
適役といえよう。そして、もちろん、ホークスが「居るだけでおかしい」
と評したグルードのウォルター・ブレナンの飄々とした持ち味も忘れて
はならない。

尚、このDVDはオリジナル版で、過去に発売されていたヴィデオやLDとは

編集が違う(冒頭のブレナンのナレーションの有無、最後のダンスンとマ
ットの殴り合いシーンでの数ショットの有無など)。比べてみるのも一興
だろう。




赤い河 オリジナル・バージョン
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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1949年アカデミー賞3部門にノミネートされたジョン・ウェイン主演の西部劇の最高傑作のひとつです。

助演に同年の『山河遥かなり』でアカデミー賞主演男優ノミネートという衝撃の映画デビューを飾ったモンゴメリー・クリフトをはじめ、生涯3つのオスカーを手にしたウォルター・ブレナンは西部劇には欠かせない名優でした。それと、ジョン・ウェイン映画に14度も出演しているハンク・ウォルデンも荒野にぴったりの名優でしたね。

牛の暴走シーンは特撮ではあるが非常に迫力があり、カウボーイが如何に過酷な仕事を請け負っているのかが理解できた。

コマンチの襲撃、荒野での野営、鼻っぱしが強い西部の女などなど、西部劇の醍醐味が詰まった132分でした。






赤い河 オリジナル・バージョン
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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男を撮らせては天下一品のハワード・ホークス。今回の男のテーマは「親父越え」。

親父越えのオヤジは存在がでかければでかいほどドラマチックになるわけですが、筋金入りの西部の男ダンソン(ジョン・ウェイン)は、甘いことは一切言いません。誰に対しても問答無用の絶対服従。わが子のように育てたマシュー(モンゴメリー・クリフト)であっても同じこと。誰よりも意志が強く、誰よりも仕事に熱心。仕事に命すら賭けているがゆえに、誰の言うことも絶対聞かないという典型的な頑固一徹のオヤジをジョン・ウェインが好演しています。

そんな超ワンマン親父を越えなければいけないマシュー(モンゴメリー・クリフト)は大変ですが、こちらもタダ者ではない。銃も仕事も超一流の才能。しかし、銃がうまい、仕事の段取りに抜かりないというだけでは親父越えはできません。必要なのは誰にも文句を言わせない”実績”。マシューはダンソンとのトラブルを経て結局最後には圧倒的な実績を上げ、親父を超えるための最後の”儀式”を迎えます。すなわちダンソンとの壮絶な殴り合い。

こういう男と男の関係というか、人間と人間の関係はお互いに一歩も引かない強い意志を持っているからすばらしいものになるのだなぁとつくづく感じました。現在ではなかなかこういうストレートさは受け入れられないのかもしれませんが。やはり父は強くあらねばいかんとこぶしを握りなおす機会になりました。


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