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DVD/ビデオ 575132 (16)



2001年宇宙の旅
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

有り得ない!これは本当に人間が作った物語なのか!?なにからなにまで完璧だ!
ブルーレイ版が日本発売にならないのはちと不満だが、ハイビジョン版はNHK辺りのTV放送に期待為るとして、本項ではその美しく素晴らしい世界を堪能した人の書くレビューとしよう。
監督は故スタンリー・キューブリック、原作はアーサー・クラーク、詰まらない作品になる訳がないが公開当時はまだSF映画はB級と見なされていたのだ。
何故そんな時代にSFものがヒットを飛ばせたのか。其れは、映画の世界自体が完璧に創り込まれた超一級品だからである。
化学考証がほぼ完璧!ストーリーも完璧!視覚効果も完璧!音響も完璧!この時代の俳優等殆んど知らないが演技も完璧!全てが完璧!最高峰なのである。
特筆すべきは音楽だ。今や名曲となった数々のクラシックもこの作品で有名になったと言っても過言ではない。見事に映像にマッチ為ている。
映画史の1ページにも残る名シーンも美しい。ヒトザルが道具を発見した所、投げた道具が対空ミサイルへと変貌した所、音も無く進む宇宙船、モノリス、人が肉体を脱ぎ捨てて行く姿、、そしてスターチャイルド、小説版を読まないと訳が解らない所は有るが映像的に素晴らしい!
映画の記念碑的作品だ。此を観なければ、SFは語れない、映画は語れない、芸術は語れない!




2001年宇宙の旅
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

僕がこの映画を見たのは高校生の頃、友人にビデオで見されられました。その時の友人は類人猿の道具、骨が宇宙船に進歩し、人類が月面でモノリスを発見出来る能力得た時にモノリスが作動した。その進歩がより進み 遠くの宇宙を訪れる能力を持ちえた時に聖なる力に導かれた・・という説を披露していました。(モノリスを一つの装置として扱っていたと記憶しています。)だからこの友人はHALが故障したのでなく(人間にはそう見えても・・)人を選択するために試練を与え、そこに残ったボーマンを聖なる世界に導き超人として生まれかえさせたのだ・・という説をとっていました。この説の正しさはともかく このような色々な見方が出来る事自体この作品はU・エーコ流「開かれた作品」なのかもしれません。是非、見て、新しい説を聞かして欲しいと思います。




2001年宇宙の旅
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人類の進化と人類の生を見事に融合させた傑作。
人類の進化の過程において現れる黒石板のモノリス。
モノリスは「希望」を与えるのか、はたまた「警告」を表しているのか?
また、人間が老化していく過程で現れたモノリス。
いったい、人類の進化と人間の一生にモノリスがどう関係しているのか?
その謎を解き明かすことこそ、人類の最もたる知的探求である。

宇宙というマクロな部分と人間というミクロな部分をシンクロさせたラスト近くの映像美は崇高感を味わえる。




2001年宇宙の旅
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

もはや映画という範疇ではとらえきれない20世紀の遺産。
フルCGによるSF映画しか知らない世代は卒倒するのでは?
今から30年近くも前に作られていたという事実は、今やスペースシャトルで地球周回軌道を回るだけで大騒ぎの人類が21世紀へ至る道のりの中で、
その叡智と文化の側面において明らかに退化しつつある、と認めざるを得ないのでは・・・・・・




2001年宇宙の旅
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

SF映画の定番と化してしまった感のある作品。
一番良いのは、今は無きシネラマ劇場で鑑賞することなのでしょうけれども、
もはや今後、そのようなベストの環境で視聴することは不可能でしょう。

作品を見ると、まだ米ソ冷戦構造が続いていたり、パンナムがまだ企業活動を
続けていたりと、10代から20代の人からするとあれ?と思われるような
シーンが出てきますが、そこはご愛敬。さすがのクラークもキューブリックも、
ここまでは予言できなかったのは仕方ないところ。

でも、登場する設備や機器、装備にシステムは40年前のものとは思えないほどの
精緻感とリアリティ志向で迫ってきます。ただの試作レベルでない、製品レベルの
完成度を持ったインダストリアルデザインには驚かされます。特に、終盤のHAL
の中央処理センターのデザインや機能には、まず当分は、どのコンピューター
メーカーも到達することはできないでしょう。

ただ、人類の進化についての定義が21世紀になってかなり、20世紀…この
映画が作られた当時のそれと比べてかなり揺らぎ始めているのも事実です。
それについては、あえてキューブリックが当時の進化に関する固定観念と、
それへの極端なこだわりを、ゴミ箱に放り込んでくれたおかげで、まだまだ
この映画が古ぼけることは、当分ないでしょう。
むしろ、この映画の後に続いた、ますます俗っぽくなる傾向にあるSFもの
に対して、絶対的な価値を保ち続けるのではないかと思っています。

惜しむらくは、すっかりSF名作として定番化して、かなり前に一度作られた
マスターが古く、DVDソースとしてみてもあまり画質がよろしくないところ。

聞けば、米国ではHD版が鋭意制作中とのこと。
一日も早く、発売していただきたいものです。






2001年宇宙の旅
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 冒頭の猿が道具を持つこと覚える場面から、「美しき青きドナウ」に乗せて、シャトルがゆっくり移動しながら宇宙ステーションへのドッキング、そして月面基地までの飛行場面の心地よさは何回見ても飽きない。ここでは映像の意味や理由をまったく考える必要がなく、音楽と映像に身を任せているだけで幸福なのです。
 実はここまでが導入部であって、本筋はこの後なんですけども、HALの叛乱やモノリスの意味、終盤の光の洪水からスター・チャイルドまでの展開は、特撮の技術には感心したけども、正直、内容はさっぱり理解できませんでした。この映画に関する多くのレビューを読んでも、未だにさっぱり判らない。キューブリックとアーサー・C・クラークは「一度見て理解されたら、我々の意図は失敗したことになる」という意味の発言をしていましたが、キューブリック自身は内容や主張よりも、単にビジュアル的に自分が描きたいことを描いただけなのではないだろうか?
 とにかく、頭を空っぽにして、単に見るしかない。何も考えないで見れば、ある意味最高の娯楽映画です。





2001年宇宙の旅
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

映画という範疇を越えて、見る者に哲学的思索を求める芸術作品です。「宇宙物」という範囲で考えるならばこれ以上の作品はかつて無かったし、今後もできないでしょう。星5つでは足りません。
スタンリーキューブリックが絶賛したというマーガレット・スタックハウスさんの感想文を貼っておきます。
http://homepage1.nifty.com/kotachi/stackhouse.htm




2001年宇宙の旅 特別版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この映画をはじめて見たのは中学二年、まだレンタルビデオなどない時代。10数年ぶりにリバイバル上映されると聞きつけ劇場に足を運びました。
キネマ旬報だったかぴあだったか忘れましたが、過去の好きな映画の読者投票で常に上位にランクインされ、スターウォーズ等の著名なSF映画にも多大な影響を与え、かつ極めて難解な映画であるという予備知識を持った厨房の私は、「よし、絶対理解してやろう!」と無謀な意気込みを胸に映画を見ました。
もちろん、理解できませんでした(笑)。

はっきり言って、当時の私の感性ではそれが限界だったのでしょう。この映画は理解する(=左脳で考える)映画ではなく、圧倒的な映像美・音楽・シチュエーションを楽しむ(=右脳で感じる)映画なんだと思います。
続編の「2010年」で、HALの反乱の謎解きシーンがありますが、謎が解けたカタルシスはあるものの何か後だしジャンケンくさく、かえって前作を貶めるもののように今は感じてしまいます。

公開からまもなく40年になりますが、今見ても全く色褪せるところがありません。再度の劇場公開やHD化にも十分耐えられる秀作だと思います。





2001年宇宙の旅 特別版【ワイド版】
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

もう20年以上も昔、その時ですらリバイバルで映画館でこの映画を見ました。
その時映画館から出てきて口を突いて出た言葉は「分からん!」。
しかしその後2〜3度見てようやく分かりました。
この映画はタイトル通り「旅」なんだと。

本当の旅にストーリーなどありません。
ただ旅を経験するだけ。
自分の目に映っている物がなんだか分からなくても、
旅で貴重な経験をする事が出来ます。
この映画も同じです。

これはストーリーを理解して楽しむ映画ではなく、
旅と同じように経験する映画なのです。





2001年宇宙の旅 DVDスペシャル・エディションBOX
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

今はもう2001年をかなり過ぎているのですね。この映画のタイトルを見る度にそういう感慨におそわれます。この映画の中では、人智を遥かに超えた生命体(?)と遭遇し、人類もさらに高い次元への跳躍を見せようとしている。なのに、現実の2001年にはあの悪夢のようなテロが勃発し、その後のイラクの荒廃や世界情勢の荒れ方はご存知の通り。キューブリックが今の状況を見たら何と思うのだろうか。いや、見たくないから死んだのか。。
僕はこの映画を精神統一したいときや、気を沈めたいときに見ます。どこのシーンでもいいからちょっと見るだけで大丈夫。どんなに自分の悩みが小さいことなのかそれだけで良く分かります。そして気持ちが落ち着く。そんな映画は他にはありません。
ちなみに、いろんなDVDだのヴィデオだの出てますが、この仕様のやつが一番気に入ってます。サントラもついているし、豪華版でお得な感じがするので。。


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