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DVD/ビデオ 575144 (24)



プッチーニ:歌劇「トスカ」映画版
販売元: 紀伊國屋書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

トスカは最も好きなオペラのひとつ。いろんなバージョンで聴いたが、やはり、マリア・カラスのトスカが一番好きだ。だから、何を聴いても比較してしまうが、現役のオペラ歌手ものでは、このトスカは最も優れたものの一つと確信する。トスカの場合、3人のキャスティングが重要だ(当たり前だが)トスカ、カバラドッシという主役も重要だが、このオペラをよりドラマチックなものにするには、悪役スカルピアの存在が大きい。この役の歌手が軽いと盛り上がらない。アラーニャ、ゲオルギュもいいのだが、圧巻なのはスカルピア役のルジェロ・ライモンディだ。以前はバスとしては声がソフトでこういう役柄には向かない、というか凄みが感じられなかったが、このトスカのライモンディは素晴らしい。迫力満点。そんな理由で現役版トスカとしてはこのバージョンをよく聴いている。私は映画版より舞台版の方が好きだが、その点を割り引いてもこのトスカはいいと思う。




足ながおじさん
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

Fred.Astair がMGM 以外の会社で主演した唯一のMusical作品である。
監督のJean.Negulesco は FOX では珍しい都会派監督であった。
前作"How to marry A Millionaire"ではNewYorkでの豪華なアパートの
暮らし振りを楽しく切り取って見せてくれたし 次回”Three coin in the Fountain"ではローマで起こる3組の恋人たちの騒動を見事な景色と
共に楽しませて呉れた。
今回は典型的{シンデレラ物語}石油王アステアが孤児院で偶然に
見つけた貧しい少女に対して 名前を隠して豪勢な支援を行い
少女から「足長おじさん」と呼ばれ毎日感謝の「手紙」を受け取るが
返事を受け取る事は有り得ない。そして段々「恋文」に変わる。
少女からSexyな娘に成長するのは Leslie.Caron.
”パリのアメリカ人”ではGenn.Kellyを相手に今回はAstair を相手に
ダンスシーンを見せてくれる。
終わりに近く”13分のバレーシーン”の振り付けはフランスの至宝
ローラン・プティに依るモダンバレーが見られるがそれ程のグレードは
高く無い。
楽曲では色々の歌手が歌った"Something Got'a Give"がハイライト。
ハンサムなレイ・アンソニーの楽団も出演している。
特筆すべきは脇役(Thelma.Ritter とFred Clerk)この2人の名演技が
この作品に高品位な味を与えている事には違い無いと思われる。




足ながおじさん スタジオ・クラシック・シリーズ
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ジーン・ウェブスターの心温まる名作 "Daddy Long Legs" をダンスの神様フレッド・アステアと「巴里のアメリカ人」のレスリー・キャロンで映画化。子供の頃見ました。夢の中に本当に足の長いおじさんも出てきて、この当時私は「夢見る夢子ちゃん」でした。物語は慈善にあふれ、いかにも米国映画が好きな世界。他にも同種の映画は一杯あります。ステップは正統派で正確無比。当時はタップが主流でした。名作ですが正直言って、マドンナの「コンフェッションズ」などと比べると古色蒼然(当たり前)。「ダンス」映画の「古典」の感は否めず、星3つ。




くたばれ ! ヤンキース
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 映画で見られる50年代後半の最高の踊り!?。Gwen Verdon と言えば映画「コットンクラブ」で主役の兄弟の母親役として出ていたのを思い出します。いわゆるチョイ役なのに立っているだけでその目立つこと!。やはり只者ではありません。何と言ってもボブ・フォッシ夫人であり、ブロードウェイのスターであったわけですから。この映画は1958年(ごろ)の公開で、タップの黄金時代は既に過ぎており、残念ながらタップダンスはありません。しかし、彼女はブロードウェイ(ということは全米)最高の踊り手であり、その全盛期のダンスを映像で観られるだけでも貴重です。ブロードウェイの大スターといえば、エセル・マーマン、メリー・マーティンということになるのでしょうけれど、彼女らは歌い手であって踊り手ではありません。歌はレコードやCDで聴けます。しかし、ミュージカル(映画)と言えば、やはりダンス、視覚効果、振り付けの面白さ、ダンサーの個性でしょう。それにしてもこの価格は何とかならないものか、中古でお値打ちに入手できるようになるまで待ちたいところです。コストパフォーマンスがよくないので★ひとつ減らしています




くたばれ!ヤンキース
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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In mid-18 th century, Highlands of Scotland, Rev. Mr. Forsythe decided that they village of Brigadoon was being unduly influences by witches and the outside world to he asked for a miracle that was granted and The village only appears one day once every hundred years.

It just so happens that on this very day two hunters from New York were lost in the Highlands Tommy Albright (Gene Kelly) and Jeff Douglas (Van Johnson). There Tommy meets and falls in love with a girl (Cyd Charisse), but does she really exist?

Things get a bit complicated and Tommy has a lot to think about while Jeff under the influence of alcohol may have shot more than a bird.

Ones man’s miracle can be another man's curse.

An often overlooked musical, the music and songs of Lerner and Loewe, which is a product of its time. This movie does not pretend to be anything but a movie version of the stage production directed by Vincente Minnelli, with Jan Johnson and Gene Kelly at their best. I have seen several liver productions and this is one of those rare occasions in which the movie is superior. A must for any collection.





くたばれ!ヤンキース
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

Based on a Broadway musical this movie tells the story of an aging baseball fan that sells his soul to become a young ball player on his favorite team (Yankees).

The younger player Joe Hardy (Tab Hunter) looks for a loophole in the contract. Mr. Appellate “the devil you say” (Ray Walston), tries to distract Joe by dispatching Lola (Gwen Verdon)a female vamp who sings "What Lola Wants, Lola Gets", yet she ends up helping him. The details of the story and the songs make the movie. Naturally some of the songs from the musical did not make it to the movie.






ダンサー・イン・ザ・ダーク
販売元: 松竹ホームビデオ

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「セルマにとって、これはハッピーエンドなのだ」とコメントしていらっしゃる方がいましたが、私はそうは思いません。一方、別の方が、「もう一度観たいけど、二度と観たくない映画」とコメントしていたのが、まったくそのとおりだと思いました。
当時のバイト仲間が言っていました。「二度と観ない。不幸の映画よ!」と。また「途中にいきなり始まるミュージカルシーンが長すぎる。」とも。

ほんとに、不幸な映画だと思います。
しかし、セルマの空想の中での生き生きとした、大好きな歌とダンスを繰り広げるシーンは、あまりに過酷な状況を生きる彼女の、生きようとする処世術であって、苦しいからこそ、想像の世界で羽ばたく、輝ける彼女が、とても痛々しくて、私はもっとミュージカルシーンが続けばいいと思いました。想像の中では、みんなとても優しくて、彼女のことを愛してくれているから。

でも、そこまで追い詰められるほど、現実はあまりに残酷だった。

彼女は、決して死にたかったわけじゃない、たとえ自分の目が完全に見えなくなっても。
彼女はただ、不器用で、まっすぐで、誠実だった。
死ぬのが怖くて怖くて、震え上がっていた。足が立たなくなるほどに。

そんな彼女を立たせたのも、大好きな歌。

死の直前に、人生のすべてをかけて歌い上げたシーンは、息が止まるほどでした。

その歌を遮るように、死が訪れる・・・

私は映画館を出て、泣きながら走って駅まで行きました。あまりの号泣で、恥ずかしかったから。

セルマがかわいそう。

だけじゃないのです。

セルマはシングルマザーで、病気を患っていて、経済的に苦しい生活の中で息子の手術費用をこつこつためていた。視力のタイムリミットを間近に感じ、無理な内職まで始める。
でも、働いてる工場でミスをし、首を切られる。

彼女は、弱者なのだ。とても無力な存在だとも言えると思う。
その中で、理不尽な『約束』を守り通し、そして、あの歌声・・・

どんな無力な人の中にも、必ず光り輝く個性があり、ものすごい力を秘めている。

それを感じ、私は号泣したのです。

一度は必ず、観てほしいです。ほんと、賛否両論だと思うけど。




ダンサー・イン・ザ・ダーク
販売元: 松竹ホームビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

悲しいストーリーの映画なのに単純に泣ける映画ではありませんでした。
根底には深い親子愛を表現しようとした監督の心意気を感じ取れます。
純粋に人を愛し信じてしまう主人公を悲劇的に描くことで人間の業の深さを
表現している作品です。





ダンサー・イン・ザ・ダーク
販売元: 松竹ホームビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 きつい映画だ。主演したビョークもトリアー監督とは二度と仕事したくない、と言ってるみたいだし、こんな映画に出演すること自体きつかっただろう。

 盲目の女性が、自分の遺伝性の眼病が息子に発症するまえに手術を受けさせようと、爪に灯をともすようにして貯めたお金を盗まれてしまう。盗んだ相手はなんと警官、彼女はその警官を彼の拳銃で射殺してしまう。
彼女は何一つ真相を明らかにしようとせず全ての責任を自分で被り、自分を不幸に陥れた警官さえもかばってしまう。そんな彼女の行く手にもはや選択肢はなかった。
 
 自己犠牲がテーマのこの作品、終盤、彼女が相手をかばい通す訳が彼女自身の口から語られるが、それは私たちが納得できるものではない。死を賭してまで、なぜ、、、そんな思いのまま物語は悲惨極まりない衝撃のラストに突入する。
あまりにも救いのないお話で、見た後は呆然として暫く落ち込んでしまった。口がききたくなかった。 

 物語の途中に切り替わるミュージカル仕立てのシーンでは、トリアー監督は「ダーク(悲惨な結末)」との対比を意図したらしいが、確かに結末の悲惨さを強調するためには役立ったのだろう。しっかりと創ってあるだけに、余計にきつい映画だった。トリアーは多分「死刑廃止論」者なのだろう。
ストイックともいえるほどシリアスなテーマと製作態度に敬意を表して、★4つ。一度観れば十分な映画ではないだろうか。




ダンサー・イン・ザ・ダーク
販売元: 松竹

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 本作を見て、衝撃だった。これは映画という世界を変える作品だと、確信した。映画には、幾つか映画の流れをかえた作品がある。「戦艦ポチョムキン」しかり「ローマの休日」しかり・・。本作もその流れを汲む、と感じた。ビョークの完璧な歌声(曲も独創的で素晴らしい)もそうだし、内容も凄かった。映画を作る際、その内容を考えるのは勿論だが、本当に考えた通りに描けるのか、という作り手の覚悟もいる。この作品は余りにも凄まじく悲しく、その度合いは人が描ける限度を逸脱している。しかし、監督はあえてその作品を描いた。特に最後の絞首刑のシーンは目をそむけるほどのリアリティと悲しみに満ち溢れ、私は余りの悲しみに打たれたが同時に、「自分にはこれほどの悲しみは描けない。この監督の領域には、入れない」と感じたものだ。その覚悟こそが、本作を傑作にしたのだ。
 しかし、本作以降、映画界で傑作は出ない。映画は今は如何に金を稼げるか、しか作り手の観点は無い。そして人々は映画に徐々にではあるが、離れつつある。映画はもう滅亡しようとする時期にさしかかっているのだ。しかし、本当に映画が好きな人は忘れない。かつてビョークという天使の歌声がかなでる、「ダンサーインザダーク」という余りにも悲しい、そして映画の最期を飾るにふさわしい映画があったことを。


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