キッチンでは鬼司令官とばかりに,スタッフのシェフたちに怒号の嵐です.
Yes, Chef!としか答えることの許されないところなんかをみると,まるで軍隊のよう.
ちょっとGarethのセンスについていけないところもあり,いつも浮き足だっています.
また,喜怒哀楽の激しすぎるガレスに翻弄されています.
若くて有能なEverton.嫉妬するところもあるのか,Garethは認めたがりません.
Piersはミスが多く,しょっちゅうGarethの雷の落雷地点です.
妻のJaniceは経営面からレストランを支えていますが,料理と食べ物のことしか
話せなく,他に趣味のないGarethになかば呆れています.
家に帰れば,そこもまた戦場となっています.
この最初のシーズンは,今ひとつ飲み込めないところもあり,面白さはというと
まあそれなり.ただ,主役のGarethを演じるLenny Henryの立ち回りは素晴らしいです.
また,美味しそうな料理を観ることができるのもポイントかも.
専門的なことはわかりませんが,キッチンでのスタッフの動きや,
いかにも調理している感じなど,非常にうまく撮影できていると思います.
Regionは1のみで,英語字幕はありです.特典映像はありません.
星3つはやや手厳しいかなとも思いますが,その後のシーズンとの比較です.
一気にComplete Collectionを買うのはちょっと・・・と感じる方は,
まずはこのFirst seasonで雰囲気をつかんでみてください.
Everton以外のスタッフは一新.今回は特に目立ったシェフはいません.
人数が多い分,キャラクタの味付けが弱くなったようです.
強いて言えば,Garethも認めるソースシェフのGustav.実は深刻な問題を抱えています.
各キャラクタの輪郭がはっきりしない分,Evertonの役割がはっきりしてきました.
Garethの不満の行き所はEvertonに集中しやすく,嫉妬も激しくなってきました.
Season 1から観ていると,その辺が非常に分かりやすくなったため,
面白さも感じやすくなりました.
相変わらず主役のGareth演じるLenny Henryの演技は素晴らしいです.
Garethと妻のJaniceのやり取りも面白さが増してきました.
今回も特典映像はないのが残念ですが,十分に楽しめました.
Regionは1のみで,英語字幕はありです.
Season 1でいける!!と思った人はもちろん,もう一歩かな・・・
と感じた人にもオススメです.
実力はあるものの酔っ払いソースシェフのGustavは役者が変わっています.
No. 2のEvertonのいじめられっぷりは健在.このSeasonでは愛に目覚めます.
アメリカ人のSavannahはGarethのことが気になります.一方Gustavは大嫌い.
そのSavannahのことが気になるのはレストランのオーナーCyril.
Cyrilの娘というだけで雇われたReneeは全く使えず,迷惑をかけまくり.
Garethの妻Janiceはなんと別居中です.
このseasonは,Garethの立ち回りだけでなく,キッチンの内外で繰り広げられる
各キャラクタ同士の人間関係が非常に面白く,見所かつ笑いどころです.
そのため,前の2seasonよりもわかりやすく,面白く感じます.
特典映像としてGareth役のLenny HenryへのInterview, Janith役の
Caroline Lee-JohnsonへのInterview,そしてドキュメンタリーが収録されています.
英語字幕ありで,Region1のみです.
Season 1, 2と買い続けた人には自信を持ってオススメします.