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DVD/ビデオ 575216 (90)



BLACK CAT Vol.2
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 人物描写が弱いですね。スヴェンは紳士紳士と連呼し、それが行動原理になっているようですが、なぜイヴを助けることに繋がるのかが分かりません。イヴは人のように見えるだけで実際は兵器です。しかし彼はその部分を全く無視して、少女的外見と仕草だけを頼りに突っ込んでいきます。そこまで彼を突き動かすものとは何か、描写されていないので非常に独善的な人物に見えます。
 そしてトレイン。今までためらわずにターゲットを殺してきたのに、何故イヴにだけ寛容な態度をとるのか分かりません。恐らくサヤが切っ掛けでそうなったと言いたいのでしょうが、それは甘いです。トレインは彼女が語りかけてきても終始無言なので、彼の心の変化を画面から捉えることはできません。今まで貫いてきたことをやめるには、それなりの決意や影響があるはずなのですが、それは表現されていません。こうなる理由は簡単です。トレインは後で明るいキャラになることが決まっているからです。原作を補完しようとして補完し切れていないのは明らかです。




BLACK CAT Vol.3
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 クロノスを抜けたトレインを巡って、クロノス、クリード、謎の地下組織が激突します。今まであやふやだったストーリーが組織対立という構図を手に入れることで、ようやく話の展開が明確になってきました。またクリードのトレインに対する執着ぶりが際立っており、画面内に狂気を孕ませるのに成功しています。そしてそんな中でサヤとの駆けっこがいい緩衝材になっています。
 しかし相変わらずトレインの心境が分かりにくいです。今まで無口だったのが突然饒舌になっています。またクリードがサヤを襲うというのもありきたりな展開であり、それゆえに先が読めてしまいました。そんなことすれば絶対トレインがクリードを恨むようになるっていうのも含めてですが。それにサヤの人物描写にも問題があります。彼女は最後まで飄々とした振る舞いをしており、掃除屋という部分が画面内に現れていません。ですから最期の場面でもいまいち悲壮感が伝わってきません。あれではただの軽い女です。





BLACK CAT Vol.4
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 8話から全く別の作品に変わってしまったかのような印象を受けます。トレインが冷徹で暗い性格から明るく破天荒な食いしん坊キャラに様変わりしているからです。しかも彼の心境の変化を説明することもなく、いつの間にかスヴェンたちと掃除屋の仕事をしている始末です。それに伴い作風も陰鬱な戦闘ものから痛快冒険劇に様変わりしています。7話から半年経っているという設定でしたが、それでもたった一話での急変にはかなり戸惑います。原作ではこちらが本来のノリらしいですが、まさに木に竹を接いだようなものです。
 それと8話のあの酔っ払いの作画は何でしょうか。1話にも出てきましたが、全く作品にあっていない描写です。原作では作画が秀逸とのことですが、ならばなおのこと極端な崩し絵は避けるべきです。7話と8話の断絶した作風もそうですが、スタッフがこの作品をどう見せたいのかが不明瞭です。安易な受け狙いに走っている感があります。





BLACK CAT Vol.5
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 この巻で気になるのはキョウコの存在です。彼女のあまりの暴走ぶりは作品を壊しています。特に真面目な会話シーンやシリアスな場面が台無しになっています。彼女は人の話を聞かず自分の言いたいことだけ喋るキャラなので、他のキャラとの掛け合いもなく作品内で非常に浮いています。こういうコミュニケーションが全くとれていないキャラというのは、見ている方でも疲れます。
また前回まで軽いノリだったトレインが、今度は復讐心に燃える人物になり、これまた戸惑います。トレインとスヴェンの親睦も、特にひねったものではなくありきたりだと思います。そもそも8話から突然一緒に行動している時点で感情移入できないのですが。
物語の構成としては明確な敵組織が現れ、トレインたちの目的意識が明瞭になってきた感じです。蛇足ですが、イヴの髪型と服装が毎回変えるというスタッフの遊び心は面白いです。





BLACK CAT Vol.6 プレミアム・エディション
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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この巻は戦闘シーンが満載で楽しめました。11話はトレインとデュラムの銃撃戦、12話はケルベロスVS星の使徒、トレインVSクリードの対決があります。どれも緊迫感に満ちたもので、BGMが激しさを倍増しています。今までクロノスがどのくらい強い曖昧でしたが、12話では星の使徒を軽くあしらっており、その力を遺憾なく発揮しています。特にジェノスがいい味を出しています。その戦闘力だけではなく、涼しげなセリフ回しが印象に残ります。またクリードのトレインに対する狂気的なこだわりもよく表現されています。彼がトレインしか見ていないという部分が、画面効果や戦闘シーンと絡めて、これでもかというぐらい強調されています。声優の三木さんによるところも大きいでしょう。
ただやはりトレインの心理描写は圧倒的に不足しています。彼は復讐心からクリードを襲撃し、仲間が捕らえられても身じろぎもしませんでした。しかし仲間がピンチになった途端あっさりその場を放棄し、都合のいい展開になっています。敵愾心と友情、彼の心の天秤がどう傾いているのかが分かりません。






BLACK CAT Vol.6 通常版
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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BLACK CAT Vol.7
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 13話はキョウコの1人芝居が繰り広げられます。シャルデンとの会話も全く噛み合っていません。ツッコミ不在の暴走は痛々しい限りです。二人が脱走するのも突然すぎて、緊迫感が感じられません。またトレインも非常にお人よしな性格に変わっています。1話でサヤと全く口を利かなかったのに、半年でこうも変わるかと首を傾げてしまいます。イヴもあまり見せ場がないので、単なる着せ替え人形に成り果てています。
 14話ではトレインが小さくなりますが、作画能力の低さから、一見して子供だと分かるような体格になっていません。また声優に高山みなみさんを当てたのも、スタッフの遊び心でしょうが、やはりコナンのイメージが強すぎる感があります。近藤隆さんと同じような声質の方をあてるべきでした。話の内容も子供たちがギャングと戦うというもので、非常にご都合主義的な展開でした。トレインは彼らと交流したり、子供時代を回想したりしていますが、別に彼が子供になるような必然性はありませんでした。





BLACK CAT Vol.8
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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15話はトレインとセフィリアとの会話を通して、トレインの過去や戦うことの意味が炙り出されます。しかし何度も言うとおり、7話と8話があまりに断絶していたので、トレインの考え方がどうして変化したのか納得することは出来ません。クロノスと掃除屋の違いが強調されればされるほど、彼が掃除屋に転向するにはそれ相応の描写が必要不可欠です。
まあセフィリアの戦闘シーンが見てみたいという方には楽しめる話でしょう。敵が弱いのでいまいち盛り上がりませんが。
16話の恐竜探索は先が見えるようなありきたりなものでした。なぜペットごときにトレイン一行が手こずるのか、見ていてイライラしてきます。





BLACK CAT Vol.9
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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作品自体が明らかに失速してきていると思います。展開もわかりづらい。盛り上がりにも欠けてしまっています。
アニメの出来は良くないと言わざるを得ない。
でも、この原作もアニメも好きだし、ゴンゾさんの意気込みも感じるので、評価は甘めです。
それに作品のアラをさがすのではなく、純粋に観れば楽しいものです。声優陣も豪華ですので。
やっぱりサヤが個人的に好きですね。




The Black Cauldron
販売元: Disney

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