しかしながら21世紀に入り、この状況は一変する。
想像の世界の動物達が、CG技術の発達によって
生き生きと私たちの目の前で動き出したのだ!
本シリーズの第二作目は1億年後の世界だ。
人類滅亡後の氷河時代を過ぎて、火山活動の活発化により
地球は再び温暖な気候を取り戻す。
極地の氷河は消え去り、海面は上昇し
陸地面積は激減している。
その世界では数多くの水棲動物が繁栄する一方で、
私たちが地球の生物の王者だと思っていた哺乳類は
絶滅の危機にあり、細々と生き長らえているにすぎない。
最後の哺乳類ポグルが、暗い洞窟の中で
なんと蜘蛛の子孫の家畜となっている、という
想像世界はなかなか刺激的である。
しかしながら21世紀に入り、この状況は一変する。
想像の世界の動物達が、CG技術の発達によって
生き生きと私たちの目の前で動き出したのだ!
本シリーズの第三作目は2億年後の世界だ。
その頃の地球は全ての大陸が再度ひとつにまとまり、
第二パンゲアという広大な大陸と
その周りを取り囲む地球海とに二分されている。
過酷な環境変化の後、海はエビ・カニ・イカ・サメの
子孫たちが我が物顔に占拠して、
空には飛べるまでに進化した魚たちの天国となっている。
大型脊椎動物という天敵のいなくなった陸上には
像のように巨大化したイカが歩き回り、
知能を持った小型イカが社会生活を営む姿は感慨深い。
しかしながら21世紀に入り、この状況は一変する。
想像の世界の動物達が、CG技術の発達によって
生き生きと私たちの目の前で動き出したのだ!
本シリーズの一作目は500万年後の世界だ。
人類の滅亡後、氷河時代はその最盛期に入っている。
北極南極の氷冠地帯は拡大し、
僅かに残った温暖な地域も大気中の水分が少ないため
過酷な砂漠のような環境が多い。
大型げっ歯類のシャグラットや
巨大ペンギン、ガネットホエールが
CGによって実際に動く姿は感動的である。