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DVD/ビデオ 582440 (280)



キャプテン翼 COMPLETE DVD-BOX 4〈中学生編・後半〉
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 小学生編後編と異なり、翼率いる南葛中は準決勝で北海道代表のふらのと対戦する(決勝では日向小次郎の東邦学園と対戦)。いわゆる「北の戦士」だ。私としては決勝戦よりもこの準決勝戦のほうに魅力を感じた。それは、ふらのを率いるキャプテン松山光の存在感にあらためて注目したからである。背番号10でポジションも翼と同じMFという設定のせいもあり、実に見応えのある試合展開であった。

 北海道という北の大地はサッカーの練習には不向きな土地であるが、彼らはそうした悪条件を跳ね除けて勝ち進んできた。南葛と東邦学園という二大強豪チームに決定的に劣っているのは「得点力」であると判断した松山は、MFである自分が得点しうるためのロングシュート(通称イーグルショット)を完成させる。翼のドライブシュートや小次郎のタイガーショットほどの派手さや威力はないものの、手許で伸びるこのシュートは、雪国で鍛え抜かれた強靭な足腰から放たれた松山の豊富な練習量を端的に裏付けるものであり、ふらのはこのシュートで先制点をあげる。最後は、執念のドライブシュートを決めた翼ら南葛の勝利に終わったが、スポーツマンシップにも満ちた松山のはつらつとしたプレーは、多くの視聴者を惹きつけたのではないか。

 ドライブシュートを渾身の力を込めて放った翼はそのままグラウンドに倒れかけるが、松山はその翼を抱きかかえ、「あのボールはお前自身だったんだな!」と賛辞を送る。この試合のふらのナインは、マネージャーが作成した白いハチマキをつけて登場する。その姿がなんとも凛々しい。「さらば北の戦士」のラストは、本試合を最後にアメリカに旅立つマネージャーを松山が追いかけるという意外と泣かせるシーン。自分が付けていたハチマキに縫ってあった白い刺繍(I Love you, Yoshiko)に、試合後の松山が初めて気付くという心憎いシナリオだ。松山光は立派な戦士だった。





キャプテン翼 THE MOVIE VOL.1
販売元: テレビ東京メディアネット

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 人気スポーツ漫画「キャプテン翼」の劇場公開映画の第1弾。「ヨーロッパ大決戦」(1985年7月13日)と「危うし!全日本Jr.」(同年12月21日)の二本が収録。シュナイダー、ピエール、スティーブらヨーロッパのスター選手との熱戦が展開される。時期的には中学生編の最中の作品であり、ふらのとの準決勝戦の後に倒れこんだ翼が寝言で呟いたのが、「シュナイダー!!」だったことは指摘しておこう。翼は夢の中でこの「ヨーロッパ大決戦」を思い出していたわけだ。

 但し、劇場公開作品というわりにはあっさりとした試合展開であり、いまひとつ迫力がない。全日本メンバーに次藤や早田はいない。日本チームを「なめていた」ヨーロッパが試合途中で覚醒するシナリオや、試合後の翼とシュナイダーとの爽やかな握手は微笑ましいが。後半の映画は、今度は試合開催地が日本ということで、ヨーロッパの選手が雪辱を晴らしに乗り込んでいるという設定である。この作品で残念なのは、若林と日向は途中からなんとか試合出場に漕ぎ着けたが、翼のパートナー岬君がなんと「行方不明」となっていたことだ。結局、この点は最後まで分からずじまいであった。

 若林と小次郎が途中参戦して、守備と攻撃の要は万全かと思いきや、やはり攻撃の拠点となる翼のアシスト役がいないというのが難点であった。残り時間5分という時点で登場し、翼のパートナー役になったのが「フィールドの貴公子」である三杉淳君であった。彼は延長戦の計10分にもフルで参加し(10分という制限時間を越えて)、翼との見事な連携、そして正確無比なラストパスを送る。見所は若林とシュナイダーとの勝負とあわせ、この珍しくそして贅沢でもあるシーンだろう。翼と三杉のコンビ―何と称したらよいか―はたしかに新鮮であった。三杉は岬の代役としては申し分のない存在だが、岬君のいない全日本は寂しい。逆からみれば、岬君の価値は更に高まったのだ。





キャプテン翼 THE MOVIE VOL.2〈完〉
販売元: テレビ東京メディアネット

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 南葛中と東邦学園の両校同時優勝後における、全日本チームの活躍を描いた劇場公開作品である。「明日に向かって走れ」(1986年3月15日)はプロローグ的な位置づけ。後半に収録された「世界大決戦、ジュニア・ワールドカップ」(1986年7月12日)では開催地アメリカで、4チームが激闘し、決勝戦は「全日本対南米アメリカ」である。

 南米チームを率いる監督が翼の師匠であるロベルト本郷という設定は面白く、予選でシュナイダーやピエールらのヨーロッパ・ジュニアが南米ジュニアに敗れるというシナリオもマンネリ化を避けた工夫であろう。南米チームのキャプテンであるカルロス・サンターナはのちのキャプテン翼の「ジュニア・ユース編」には登場しない人物である(ファン・ディアスはアルゼンチンの、ラモン・ビクトリーノはウルグアイ代表として登場)。したがって本作品は、1989年から始まった「新キャプテン翼(ジュニア・ユース編)」への序曲なのだろう。

 もちろん本作品の見所は、翼とサンターナによる同じ師匠をもつものの同士の戦いではあるが、やはり真打は翼である。決勝戦での2点とも翼が決めている(予選では、翼、小次郎そして松山が1点ずつ取っている)。むろん翼が主人公の作品なのだから、こうしたストーリー展開は予想済みであるが、他の選手がやや霞んでしまっている。岬君、小次郎しかり、途中出場の三杉淳しかりである。「新キャプテン翼」では、決めるべき人は翼であるが、他の選手への配慮も行き届いた傑作品であったことと比較すると、本劇場作品はある意味で「翼中心主義」を押し出していると言えなくもないのであり、本作品はその辺を割り引いて評価しなければならないように思う。

 なお私が注目している松山君は、ふらのを去りアメリカに渡ったマネージャーが観戦に訪れ、久しぶりの再会を果たしている。ロベルトとの再会を果たした翼の活き活きとした表情が印象に残った。





キャプテン翼~小学生編~ DISC.11
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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キャプテン翼~小学生編~ DISC.12
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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キャプテン翼~小学生編~ DISC.13
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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キャプテン翼~小学生編~ DISC.14
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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キャプテン翼J VOL.1
販売元: アートポート

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キャプテン翼J VOL.10
販売元: アートポート

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キャプテン翼J VOL.11
販売元: アートポート

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