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DVD/ビデオ 589344 (27)



アメリカン・スプレンダー
販売元: アミューズソフトエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アメリカでカルト的な人気をほこるコミック『アメリカン・スプレンダー』の作者ハービー・ピーカーをモデルにした作品だ。目つきの悪い(チャイルド・プレイのチャッキーのような目つき)オヤジのぼやきとも愚痴ともつかない日常生活の一コマを描いたマンガのようなのだが、日本人の自分にはイマイチその面白さが伝わらなかった。むしろ『アメリカン・スプレンダー』に登場するハービー本人をはじめ、奥さんや友人たちの実物が登場するので、終始やぶにらみの目つきでハービー役を演じたポール・ジャマッティなどとの対比が面白かった。

このハービー・ピーカーというオヤジ、普通ならカメオ出演でお茶を濁すくらいが関の山の素人が、本作品のナレーションをはじめ、ポール・ジャマッティになり代わっていたる所に顔を出している。『徹子の部屋』のようなTVの対談番組にも多数出演経験があるらしく、強迫神経症のわりにはかなり出たがりな性格のようだ。映画の早い段階ですでに顔バレしているため、(ドキュメンタリーでよく使われる)実物はこんな人だった的オチをラストにもってこれなかったのは残念だった。

しかしなぜ、病院で書類整理係をしていた世をすねたオヤジが全米図書賞をもらえるほどのメジャーなコミック作家になりえたのだろう(しかも本人は絵が描けない)?TVトークショーが面白がって取り上げたことが一因かもしれないが、顔にはりついたような笑みを浮かベるヤッピーの偽善を嫌い常に本音をコミックで語ってきた目つきの悪いオヤジに、一般アメリカ人が本音の臭いを嗅ぎ取ったからではないだろうか。それだけに、映画後半の嘘っぽいヒューマンなシークエンスはいらなかったような気がするのだが。





巴里(パリ)のアメリカ人
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 大好きですね。パリを舞台に舞う華麗なミュージカル!(実際にはロケできなかったそうです。)この映画のラストのダンスシーンは永遠に語り草になるでしょう。だって、17分以上あるんですから!しかも、17分あるって思わせないほど、ぐいぐい引き込まれて夢中になってしまうシーンです。色彩が大変鮮やか(赤い靴、みたいに)で見るものを圧倒させます。

  

 この映画には名シーンがたくさんあります。(しかも、ひとつひとつのナンバーが終わる毎に拍手してしまう出来)しかし、私にはその全てはラストのダンスシーンのためにあったんだと思います。このダンスシーンはすべてを集約していると思います。ジーン・ケリーが演じるジェリーの幻想であるこのナンバーは大変ロマンチック。何度も見てしま!うほどです。映画の中の二人がうまくいくといいなって私はこのシーンで必死に願いました。本当に幸せそうで、この夢が永遠に続けばいいのにと。だから、ハッピーエンドになったのはうれしかったです。MGMミュージカルは、ミュージカルナンバーの後半の見せ方が大変上手いとおもいます。見る人を一瞬たりとも飽きさせないんですよね。  これこそ、MGMミュージカルの底力!

 ストーリーは他の方が書かれてるので説明は省きました。この、DVDにはオリジナルの劇場予告編が特典映像としてついています。音声は残念ながらモノラルです。ハリウッドの黄金期の作品として、意識して見てみて下さい。




アモーレス・ペロス ― スペシャル・コレクターズ・エディション
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

思ってた映画とかなり違った。長いし、退屈でした。一回見たらもういい。また見たいとは、思えない。




両棲人間
販売元: アイ・ヴィ・シー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「人魚姫」と同じ系統の御伽噺的な悲恋物語だが、人間性に対する鋭い洞察を含んだセリフや演出が幾つかあって、作品に深みを与え、また美しい海中撮影や港町の場面で、海の匂いがする異色の映画である。登場人物がみんなロシア語を話しているのに町並みや服装や小道具がメキシコを連想させて、人種も黒人やラテン系やロシア人と多種多様。映画でしか存在し得ないそのような特殊な無国籍世界に新鮮さを感じる。

メーキング映像が何種類か収録されていて、一見する価値がある。へぇと思わせるような撮影の「裏技」も公開されて、共産政権下にありながらも旧ソ連映画の元気の良さと想像(創造)力に感心せずにはいられない。その他、もとの英語版予告編やスチール、スケッチなども見られる。本編の音声はロシア語以外は、英語、仏語、アラビア語の吹き替えもあるが、残念ながら日本語吹き替えは無い。

60年代のフィルムだが結構きれいに修復された。




アナスタシア (ベストヒット・セレクション)
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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アンカーウーマン
販売元: 東芝デジタルフロンティア

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ミッシェル・ファイファーは元ミス・ロサンジェルスだけあって、こういう役をやらせると輝きますね!スーツ姿が決まっています。但し、ロバート・レッドフォードの敏腕プロデューサーを非常に面白く設定しているので、ラストに至るストーリーはもう一捻り工夫して欲しかったです。




錨を上げて
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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Gene Kelly と Frank Sinatra の名コンビで繰り広げられる、歌と踊りがもりだくさんのコメディ。
いつもジーンとフランクのダンスと歌には見惚れる・聞きほれてしまいます。
今回の設定はNavy(海軍)ということでセーラー服姿のジーンとフランクが見れます。
海軍志望のかわいい男の子も、この物語に一味加えています。

お決まりの恋愛模様もちょこっとひねってあったり、アニメーションと実写の合作部分もあったり、
単なるミュージカル以上に楽しめる内容です。




錨を上げて
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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『鎖を上げて』は曲としては言わずと知れたアメリカ海軍を
象徴するような代表的な曲で、海軍士官学校のフットボール試合では
タッチダウンを決めるごとに演奏される。日本でも運動会をはじめ、
行進曲として知っている方も多い。ただ、この映画のアメリカでの
劇場公開の数週間後に広島、長崎に原爆が投下され終戦に至ったことから、
時代背景を考えると日本人とって決して喜ばしい作品ではないだろう。

フランク・シナトラ、ジーン・ケリーの初の共演作として、その後の
『私を野球につれてって』『踊る大紐育』の2作とつなげて、この作品を
観る方が多いと思うが、それよりも当時MGMミュージカルで、
ジューン・アリソン、ジュディ・ガーランドと並ぶトップスターとして活躍した、
共演のキャスリン・グレイソンの前作『Thousands Cheer(1943)』で
ジーン・ケリーと共演し、監督も同じジョージ・シドニーで、
やはりホセ・イタルビの指揮で素晴らしいソプラノを披露し大ヒットした。
その第二弾といった見方もできる。

当時、コロンビアレコードと契約し、人気が出てきたシナトラを加えたとこらが
結果的に良かった。MGMとしても、パラマント映画がアステア、クロスビーの
コンビで人気を博していたことに対抗したようなシナトラ、ケリーの
ひとまわり若いコンビの誕生といったところだ。

今作はロサンゼルスが舞台ということで、メキシコをテーマに取り入れたり、
MGMスタジオ内をそのまま映し出したり、特にアニメとの特撮は60年以上前の
作品とは信じがたい出来に驚きを隠せない。カラー画像も綺麗で、
さすがMGMミュージカルのゴールデン時代を象徴するかのような作品に、
観なくては損という気持ちで一杯だった。ブラボー!




男と女 アナザー・ストーリー
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「イングリッシュ・ペイシェント」を思わせる、エキゾチックなラブ・ストーリーですが、悲恋ではなく、フランス映画にはめずらしい単純明快なハッピーエンドです。
半分近くがパトリシア・カースの歌で構成され、ミュージカル風の趣。カースが好きな人にとっては堪らない一本でしょう。ジェレミー・アイアンズのファンにとっては、今ひとつ、いやふたつくらい不満が残る作品で、内容も散漫。盛り沢山のわりには印象が薄い不思議な映画です。監督がクロード・ルルーシュ翁だけあって、ロマンティックな雰囲気と映像美は楽しめます。音楽を聞きながら映像を観ていると、何の感慨もなく、いつのまにか終わりました。




男と女 アナザー・ストーリー
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 クロード・ルルーシュの作品は日本ではもう殆ど公開されなくなったが、フランスでは新作試写には大統領クラスが駆けつけるほどの巨匠。

 本作も02年のフランス映画祭で公開されたぐらいで、劇場公開はされずじまいだったはず。

 過去と現在、現実と空想が行き交う作風は健在。しかしそこにある種の空虚感があり、そこがいまいち日本に受け入れられないところか。

 記憶を消失してゆく泥棒(ジェレミー・アイアンズ)と、現実を逃避したいクラブ歌手(パトリシア・カース)の物語だが、上記の通りストーリー性は希薄。それでも、なんも言えない「たゆたう」雰囲気が味わい深い。

 本業が歌手のカースはこの映画の曲をメインに、日本でも公演を行った。J・アイアンズも「ダイハード3」の悪役なんぞより、本作やルイ・マルの「ダメージ」など、ヨーロッパ作品の方が存在感がある。

 ラスト、船出してゆくヨットの帆が何とも美しい。 


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