DVD/ビデオ 589344 (91)
ペネロペ・クルスの抱きしめたい!
販売元: ポニーキャニオン
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私はペネロペファンでして、正直最初はがっくりしました。一人の女性が主人公なのですがペネロペは若かりし頃の役で1/3ぐらいしか出てきません。「なんだ~」と思っていましたが、中盤、後半の主人公を演じる女優がなかなか魅せてくれる。中年の情熱を余すところなく見せ付けてくれました。暇なときつい思い出してあれこれ考えてしまう一本です(いい意味で)。
アマロ神父の罪
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
カトリックでない方は神父の行為以外は
なかなかわかりにくい部分もあるかと思います。
おばあさんをはじめ右も左も罪だらけです。
カトリック、男女、メキシコの片田舎…どれを非常に現実的であり得そうな話。
そこがまたイラッとさせるも、面白い。
ただ内部から見た観が強い作品ですので、見た後に好みがわかれそうです。
最初の一部を除けば、まぁ退屈しないで見られます。
何千年も前に書かれた聖書にさえ共感するように
人間ってのは所詮『役』を演じているだけで『本質』は変わらないのですね。
キャロルの初恋
販売元: ポニーキャニオン
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1938年、12歳の少女キャロルは父の国アメリカから母の国スペインへとやってきた。時代は内戦の真っ只中。北スペインの片田舎も、父と子、兄と弟が共和派とフランコ派に分かれて激しく戦っていた。キャロルはそこで様々な人々と出会い、恋をし、たくましく成長していく…。
スペイン内戦を子供の視点から描いた秀作映画は数々あります。
「ミツバチのささやき」「エル・スール」「蝶の舌」「デビルズ・バックボーン」…。
政治思想の対立であるスペイン内戦の構図は、こうした映画に登場する子供たちの目には理解を超えた大人の世界の物語として映るでしょう。あの内戦になじみが薄い日本人も、不可思議な社会を目の前にしてもどかしさや閉塞感をかかえながら大人への一歩を歩み始める子供たちの姿に、自らを容易に重ねられるのではないでしょうか。
キャロルと友情を結ぶ3人の少年の組み合わせが実に見事。キャロルと淡い恋心を交わすトミーチェはその父が共和派に身を投じていると思われます。一方でメガネをかけたチビの男の子は教会に関わる仕事をしています。当時のカトリック教会は共和派とは相容れない存在です。つまり大人の世界の対立とは無縁の世界で、少年たちが厚い友情関係を築いていることが見て取れます。
内戦はフランコ派の勝利に終わり、スペインは長く1975年まで独裁政権のもとで時代を歩むことになります。この映画の幕切れ後、少年たちもやがて大人たちと同じ対立の世界へと絡め盗られていってしまうのでしょうか。そしてキャロル自身はどうなってしまうのでしょうか。
多くの苦い予想を避けては通れません。しかし、それでも子供たちの未来に対して何かを信じていたい。そんな気にさせる映画です。
出逢い
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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ロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダ主演、
最後のカウボーイがこともあろうにラスベガスで馬に乗って金稼ぎ。不快なショーの主役に仕立てられたカウボーイは、名馬と共に逃亡する。
それは新天地をもとめる旅だった。
ジェーン・フォンダがいつの間にかついて回る。
カーチェイサーはよく見るが、馬と車のチェイサーは初めて。
痛快であった。最後はかっこいいしめかたで終了。
玲玲の電影日記
販売元: アルバトロス
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物語は、淡々として夢中になれなかったが、
弟を置き去りにする辺りから面白くなった。
良かったのは、両親がリンリンの部屋へ行く場面。
彼女の淋しさや切なさを感じてグッときました。
実生活では縁遠かった親の愛を、映画の中で
満たそうとしているような部屋なんですもの!
ちなみに、お小遣いのほとんどが映画代だなんて、
私はダービンに親しみを感じました。
いい映画だと思いますが、途中までが長く、
物語に入れなかったので★がひとつ減りました。
地上満歌 -インターナショナル・バージョン-
販売元: ジェネオン エンタテインメント
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虚像の象徴のような芸術の世界を映像にするとこんな感じになってしまうのかもしれませんね。
ストーリー展開が複雑というか大雑把で、人間関係の描写が安易で、全体的に流がつかみにくく何を意図して製作されたのかわかりません。
救いはただひとつ、若き日のイ・ビョンホンが楽天的な好青年を好演しているところでしょう。ビョンホンファンの方は、彼の青春時代を知る記念の1本としてごらんください。
主演は「天国の階段」のシン・ヒョンジュンで不遇な環境で育った天才音楽家を演じています。
青春ラブストーリーという宣伝文句ですから当然女性も登場しますが、この恋愛の過程もちょっと…です。お相手はバイオリニストを目指す音大生役のチョン・ヒョンギュンです。
映画と音楽という芸術の世界で生きようとする3人の運命や如何に…。
インターナショナルバージョンとは韓国上映版とは一部変更された部分があるという意味です。ドラマにもよくありますが、おそらく著作権の関係で使用できない楽曲が含まれていたのでしょう。
素粒子
販売元: ジェネオン エンタテインメント
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性欲に支配されSEXが頭から離れない兄ブルーノ。一方SEXを必要としない生殖の研究をし自分自身は性に無頓着で女性と関係を持ったことがない弟ミヒャエル。そんな対照的な異父兄弟が運命的な出会いをし真実の愛を知るラブストーリー。
性が映画のテーマになっていてそのためセクシャルなシーンが随所にちりばめられます。でもとてもコミカルで面白く描いているので楽しく観ることができました。コミカルに描きながらも登場人物の心情は真摯に描き出していてその対比が映画を際立たせていると思います。
ラストは泣けました。真実の愛を知ったブルーノに降りかかる悲劇。ボブ・ディランの「It's All Over Now Baby Blue」のカバー曲に乗せて哀愁誘うラストシーンはとてもさわやかでいて悲しく、そして希望を持たせてくれる場面でした。エンドクレジットの前に挿入されるブルーノの最後に感極まりました。
エリザベスタウン
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
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もう4,5回見ましたが、いい映画です。
最初のトラックが映るシーンの青空がやたら綺麗に見えました。
最初から最後まで素晴らしい音楽が聞けます。
全く違和感が無く、選曲の良さに驚きました。
最後の方で演奏されるレイナード・スキナードのFree Bird。
この映画を観なきゃ出会うことの無かったであろう名曲です。
エリザベスタウン スペシャル・コレクターズ・エディション
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
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大きな挫折を経験し、自殺をしようとしていた主人公のドリューが、
自殺前ぎりぎりで父の死を知り、父の故郷に父の遺体を受け取りに行く。
こう書くとなんか暗い感じですが、全体的に非常に軽快な雰囲気です。
舞台になるエリザベスタウンの町並みは穏やかで、気さくな人が集う町の様子が素敵だし、
ドリューを迎え入れてくれた親戚たちも気持ちが良い。
中でも、やはりこの映画のヒロイン、クレアがよかった。久々に好感が持てる女性でした。
互いを「穴埋め」と呼んで自分が彼にとって穴埋めであることを自分に言い聞かせているかのような彼女の台詞は少しすねたやり方だけれど、一方で彼の深刻な状況に対して明るく前向きにがんばってもらおうと努力している素直な愛情表現が気持ちよく印象的。
さらに彼女の提案に素直にのるドリューもいいなぁ、と思いました。
人の死を悼むとき、町の人々が明るく見送る告別式のあり方もいい。
きっと泣くときは泣き、でも見送るときは楽しいことをたくさん死んだ人に見せるほうが死んだ人も喜ぶだろうなぁ。。。なんて思ってしまう。
ドリューは、父のための骨壷を買って、火葬すると決めて、途中で取りやめようとして走って、でも手遅れで、骨壷に収まってしまった父に肩を落とす。シンミリするシーン。なのにその父を忘れてくるあたりがなんとも言えずコミカル。
最後にドリューがクレアにたどり着くまでのドライブの様子は、ドリューの父親への気持ちを表している感動的な部分であると同時に、観客にとっては中身のつまった観光案内でもある。
挫折した青年が恋愛するだけの話と思いきやそうではありませんでした。
面白かった。
ジャン=リュック・ゴダール愛の世紀+アンヌ=マリー・ミエヴィルそして愛に至るDVD BOX 2枚組
販売元: 紀伊國屋書店
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久しぶりに映画館に出かけるきっかけをくれた一作。
結局2度見に行ってしまいました。久しぶりにゴダールを見たのでゴダール文法についていくだけで、楽しい思いをさせてもらった気がする。
そして、思ったことはやはり、読ませてくれる映画だということ。
見た後に、いくつかのシーンが思い浮かび、見た後にまた、読み味わうことができる。この作品について言えば、「世紀」という言葉が添えられてるあたり、あとからちゃんと楽しめた。
見ている間ももちろんだけれど。
あ、それこそ、この映画の構造にそっくりかな。