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DVD/ビデオ 76031051 (209)



アメリカン・ビューティー
販売元: ソニー・ピクチャーズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人間の人生は真剣、懸命だからこそ滑稽である。 と、私に思わせしめた作品でした。 メインのおじさんは途中から完全に自己の中で開眼してますね。あそこまでいききった人間の繰りなす発言が笑いにならない訳がないです。ゲイと勘違いし、キスを迫るおじさんのシーンや息子の男色を疑い、逆になじられるシーンでは、滑稽な程に哀愁を感じ笑わずにはいられませんでした。




アメリカン・ビューティー
販売元: 角川エンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






アメリカン・ビューティー
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アメリカンサバービア!
大国、勝ち組、正義。幸せ、などアメリカ的価値観が持つ幻想と闇、現実とねじまがりを痛々しいほど見事に描ききった快作!




アメリカン・ビューティー
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 一見理想的に見えるアメリカの中産階級の家庭崩壊を描いて衝撃的だったが、いくらなんでも現実はここまで異常ではないだろう。ケビン・スペイシーは好演しているけど、まるでコメディのようになってしまっており、もっとリアリティのある描写が見たかった。まあまあの佳作だけど手放しで絶賛されるほどの作品ではないと思うし、アカデミー賞受賞するほどの名作でもないと思う。
 アメリカの中産階級の家庭崩壊劇ならロバート・レッドフォードが監督した「普通の人々」の方が静かな描写に家族の冷たい心情が見事に描かれており傑作だった。個人的には「普通の人々」の方が上だと思う。




アメリカン・ビューティー
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

映画の題名から受けるイメージとはおよそかけ離れた内容。中流家族の崩壊と描いた作品になっている。リストラされて娘の友達に恋する父親、浮気をする母親、難しい年頃の娘。唯一優雅に音楽を聴きながら家族揃って食事するということでバランスを保っていた。色んなことが明らかになり、その最後の砦であった食事のでさえも本音をぶちまけてぶち壊してしまう。アメリカ生まれの真っ赤なバラの名前を題名とは違って如何に皮肉内容の映画かという印象です。




アメリカン・ビューティー
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

美しさとは?これは重要ではあるが陳腐な問いだ。
この映画はレスターやジェーンの価値転換やリッキーの撮ったショートフィルム、リッキーの両親など、二項対立では描くことができない、人のグレーゾーンをうまく描いてゆく。二面性みたいなもの。役者も文句なくうまい。醜悪なものがみせるふとした瞬間の美しさ。もちろんその逆も。人生の無常。当然のことなんだけど、でも、そんな映画ってあんまりない。

この映画を見ても「美しさ」が分かるわけではないが、この映画は美しい。それは、さまざまなシーンを美しさの暗喩として感じることができるからではないか。

ああ、そうか、これは人生そのものじゃないか。
見るたびに思う。その思いは強くなる一方だ。




アメリカン・ビューティー
販売元: 角川エンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 沢山の男と寝たと言いふらす少女アンジェラは実は処女だった。彼女に魅力に引き込まれなんとか気を引こうとワークアウトをし出す中年男レスター。その妻キャロラインは不動産の仕事を成功させることで頭がいっぱい。二人の間の娘ジェーンは両親を嫌い自分を綺麗にするため豊胸手術を考えるような典型的なティーネイジャー。隣に引っ越してきたジェーンと同じ学校に通うリッキーは、死んだ鳩や風に舞うビニール袋など自分が美しいと感じたものをホームビデオで撮り続けるヤクの売人。ジェーンとリッキーはお互い惹かれあう。リッキーの父は海軍に所属していた規律に厳しい男。ゲイを嫌う発言をするが自分もゲイ。それを受け入れられずに苦しむ。
 観た後の感想として一言。

『すべてが美しい』

 様々な問題を抱えた登場人物が出てきて衝突しあうけどそれさえも美しいと感じてしまう。世の中には「美」が沢山あると感じさせてくれる。ただ人によって感じ方が違うということだけ。アンジェラを抱こうとするレスターが彼女が「初めてなの」と言ったことで抱くのをやめるところが一番美しいと感じました。




アメリカン・ビューティー
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

男性が観たら、主人公レスターを惰気の塊のようなダメ男にしたのは、
キャリア志向の口うるさい妻、キャロリンのせいだと思えるのではないか。
そんな男が(中身は浅薄で平凡とは言え)美しい若い女に恋をして
「元気を取戻す」様子も、男性なら共感できる所があるだろう。
主人公の視点を基本に描かれた映画なので、キャロリンのガミガミ言う様は
戯画的に誇張されている。一方女性が観ると、彼女をガミガミ奥さんに
したのは、ほかならぬダメ中年の旦那だと思えるだろう。
倦怠期の多くの夫婦はこんな具合に、結婚生活が色褪せたのを相手のせいに
しているのではないだろうか。

お互いに不満を抱く二人は、それぞれ愚かしい恋に生甲斐を見出すようになる。
これらちょっと胸が悪くなるような滑稽な恋と対照を成すのは、夫妻の娘
ジェインと、隣家の息子リッキーとの清冽な恋。

この天才肌の少年リッキーの視点が、観客の視点を誘導する働きをしている。
彼は「世界のすべての中に美を見出す」目を持っている。
この目を持って見ると、滑稽さ、愚かしさ、悲惨さや醜悪さの中に宿る
美が立ち現れる。

ガミガミ屋の妻も、腑抜けのサラリーマンも、美貌だけが取柄の浅薄な小娘も、
暴力をふるう専横な父も、その人生に善悪の判断を超えた何か、否定も破壊も
できないある種の価値、または尊厳、または真実、を擁している。
リッキーはこれを「美」として感得している。

この映画では、喜劇と悲劇、愚かさと気づき、幸と不幸、強さと弱さ、滑稽さと
厳かさなどが、常に転換可能であることが描かれている。そしてこれらの二極を
越えた「美」を差し出そうとしている。
この美を「アメリカン」と名付けるのが、さだめし含みのあるところである。
「これは死ぬ一年前の僕だ」という語り出しにも、マルケスなどの小説の
技巧を思わせる芸がある。




アメリカン・ビューティー
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この映画は気構えをせずにコメディーとして楽しみました。
そうして笑って観ているうちに、妙な違和感に気付きます、
それがこの映画の肝だと思いました。
滑稽さの膜を透かして見える悲壮と人生賛歌、
それらが押しつけがましくなく淡々と進行します。
究極の娯楽映画だと思います。




アメリカン・バッファロー
販売元: ポニーキャニオン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

原作者マメット自身の経験を元に作られたストーリー。もともとはアル・パチーノがティーチ役を演じた舞台劇を、ダスティン・ホフマンが映画という媒体で熱演したもの。マメットが脚色し、何度でも再現可能な「映画」としてハリウッドから送り出された心理サスペンスドラマ。

手元をアップにカードをしている「映画」ならではのシーンから始まるが、その後、舞台劇さながら、ほとんど古物店内からカメラは出ない。登場人物は3人。

コインの知識がないまま、5セント硬貨"アメリカン・バッファロー"を安く売ったことを悔しがる古物店主ドニー(デニス・フランツ)。かわいがっているボビー(ショーン・ネルソン)とともに盗み返す計画を立てていたところへティーチ(ダスティン・ホフマン)がやって来て話をかき回す。

すっかり欲に目が眩む2人の大人。培った友情や忠誠心が、裏に存在する私利私欲のために簡単に壊れていく様が、リアルに繰り広げられる。ティーチとドニーが小さな一個のコインをめぐって繰り広げる台詞の応酬は、お見事の一言に尽きる。時間と共に興奮し激しくなるティーチの台詞と戸惑うドニーのやり取りは圧巻。舞台劇として当たった理由を理解すると共に、映画として撮っておきたかった理由も解った気がする。


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