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DVD/ビデオ 76031051 (254)



アパートの鍵貸します【ワイド】
販売元: パイオニアLDC

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

コメディに傑作は数多くあれど、この作品のように、哀愁漂うコメディなんてそうはない。
鏡、シャンパン、テニスラケットなど、小道具の使い方も冴えに冴える。
そしてラスト5分!
100回観てもまだ観たい、至福の5分間。




アパートの鍵貸します (ベストヒット・セレクション)
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

なにか東北のにおいがする映画です。

もともとハリウッドコメディとして洗練の極にあるキューカー作品とは対極の位置にあり、ワイルダーとしても「お熱いのがお好き」ほど酷くないのですが、やはりダサい感じがつきまとう。
まず、いかにもワイルダー風のかなりくどい計算が目につくし、その意味でそれなりに丁寧に作られている筈なのに、この監督独特の世界観から泥臭い臭気が漂ってきます。

なにか「岩手の男と秋田の女が東京で出会って・・・」みたいなノリで、ワイルダーでも人情ものの要素が強く、日本人好みなのも頷けます。そういえば、猪俣から三谷にいたる日本におけるワイルダー信者も、なにかこういう東北のにおいがする人が多いですね。

これも批評家とファンとの間で評価が異なる映画です。
ファンは異口同音に賛辞を述べ、批評家はダサすぎる作風にやや距離を置く。
私も高校ぐらいときVHSのコレクションに入れてお気に入りだったのですが、今観かえすと、上目遣いで客の顔色を伺うような低水準の演出が多すぎるので、下卑た卑屈な印象すら感じました。
ワイルダーよりも遥かに才能に恵まれた監督達のコメディに接した後、これを観ると、上等の寿司をつまんだ後に安物の豚の脂を口に詰め込まれたような感じです。自分が喜劇を得意だと思い込んだこの監督が、逆に全く喜劇に適性を持たないらしい事がハッキリしました。

実際にはあまり洗練されたセンスを持たない人が、「まあこんなものだろう」と無理に形だけ装った映画をとるとこうなる気がします。

「ルビッチならどうする」を標語にしてた人の割に、ルビッチの足元にも及ばない箸にも棒にもかからぬニセモノばかりを作りすぎな気がするんですね。後期のワイルダーは。

「お熱いのがお好き」と本作品は、彼がハリウッドのエースだった五十年代から、六十年代の喜劇時代に移行するきっかけ的な位置にある作品で、この喜劇時代にワイルダーはじょじょにアメリカの観客から忘れ去られていきます。作風は「あなただけ今晩は」とか、いよいよ人情物の風を強め、泥臭くなり、ワイルダー自身の世界の中へ沈滞していきます。逆に日本ではこの時期のものの評価が高いのは興味深いです。
最後の「フロントページ」だけが、あまり仕事のこなくなった時期に時間をかけて作り込んだせいか、ワイルダーにしては洗練された出来です。それでもホークスのオリジナルに較べればボロボロに叩かれそうな代物かもしれませんが・・・・

なんか少し言い過ぎたかなとも思いますが、映画に変な信仰をもたず、暇つぶし程度に見るのであれば充分面白く、何より大規模なセットが素晴らしいので一見の価値ありです。割れた手鏡の中でレモンの顔が歪むシーンとか、くどいながら、いいシーンもあります。




アパートの鍵貸します
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

それぞれの登場人物の性格・心の動きがシンプルに伝わるので共感しやすい。

ありがちなストーリーにも関わらず、素直に楽しめる映画。




アパートの鍵貸します
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

やっぱり、ビリー・ワイルダーが最高!ですよ。『すてき!』の一言に尽きます。シャーリー・マクレーンも可愛いですけど、ジャック・レモンも相当可愛いです。ロマンティックな気分に浸ってください。この映画が好きな人とでないと結婚しないって決めてます。




アパートの鍵貸します
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最高の脚本、音楽、演出、キャストが揃った名作。
ワイルダーはうまい。粋なのだ。
レモン、シャーリーの演技も完璧だった。
忘れがたいシーンは、レモンがテニス・ラケットでスパゲッティーを湯きりするシーンと、シャーリーのラスト・シーンでの表情の素晴らしさ。
やっと本当に心から愛せる人を得た彼女の表情は演技を超えて素晴らしい。




アパートの鍵貸します
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 今のハリウッドでは絶対に作れない映画のひとつではないでしょうか?
コメディというジャンルはアクション、SF、ホラー映画と並んでアメリカ人の好きな分野ですが、今のコメディはちょっとアクの強いコメディアンガが度を越した悪ふざけをしているような映画が多く、この作品のようなハート・ウォーミングな人情コメディを撮れる監督も、俳優もいなくなってしまった。
「深夜の告白」「サンセット大通り」などのシリアスな内容の作品で一流監督になったビリー・ワイルダーにとっても後期のコメディ映画の中では最高傑作でしょう。アメリカでは「お熱いのがお好き」の方が高評価であることが多いようですが、個人的にはこちらの「アパートの鍵貸します」に軍配を上げます。
ジャック・レモンは動きが若々しくて、風邪をひきながら上司に調整の電話を掛けるところの一人芝居なんか最高です。シャーリー・マクレーンは、美人というよりはファニー・フェイスだと思うけど、この映画ではすごく可愛くて魅力的。脇のキャラクターでは隣人の医者が面白く、毎日のように部屋の外に置かれる多量の酒瓶と女を連れ込んで騒ぎ声でジャック・レモンのことをあきれて見ているのに、いざとなると助けてくれちゃう人の良さで、コメディ映画はこういう脇役がいないと面白くならない。
 会社の上司の逢引に自分のアパートの部屋を貸す独身男の片想いを描いただけの単純なストーリーですけど、割れたコンパクト、テニスのラケット、シャンパンの瓶、帽子などの小道具の使い方は上手く、脚本の段階で相当、時間をかけて頭を使って練り上げていると思います。
古い白黒映画だけど、今観ても十分面白いし、小道具の使い方などは何回みても新しい発見がありますよね。




アパートの鍵貸します
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

NHK教育などで何度か放送され知りました。最初からジャック・レモンに魅かれました。
決して二枚目でもなく、でもいないと不思議な喪失感がある人。その後、「お熱いのがお好き」などを見ました。
でもこの映画のジャック・レモンが一番好きです。
シャーリー・マクレーンも良いですね。しゃれた映画ですが、観たあとほんのりと心が温かくなる映画です。
この頃のアメリカ映画には本当に傑作が多いです。今は・・・やめときましょう。




アパートの鍵貸します
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

私は初めて観た時、こんなばかげた話観れるかよという感じでした。まだ小さかったので判らなかったのです。社会人になってあらためて観てこの気持ちが良く判りました。平社員で何としてでも上に上がってやるんだという気持ちで上司の浮気の手伝いとしてアパートの鍵を次々貸す。お隣から勘違いで女たらしと言われようと出世のため・・・。そんな中初めて上司にその不埒な行為が認められ出世の鍵を渡されるのだが。その相手の女性がその男が惚れている女性と判ると・・・。この男のとった行動は。本当に泣けました。サラリーマンは辛いです。ジャック・レモン、シャリー・マックレーンが最高です。ビリー・ワイルダーの最高傑作かも。




ジェームズ・フランコ VS エイプ
販売元: 竹書房

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聖女アフロディーテ
販売元: 東北新社

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