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DVD/ビデオ 76164051 (118)



ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の船
販売元: 日本クラウン

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 ほぼ同時期にNHKが制作した「私を愛したウルトラセブン」に比べると役名を実名にしないなど、やや見劣りするが(TBSの方が本家なのになぜ?脚本担当の佐々木守と市川森一の考え方の違いか)、内容はこちらの方が一般向けにもわかりやすい。
 本編もいいが、ディスク2に収録されているメイキングは圧巻。特撮マニア必見、実相寺マニア必携の1本である。




ふぞろいの林檎たち 1
販売元: TBS

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大学はどこ?と聞かれて咄嗟に答えられない、そんな思いをした事のある人は大勢おられるでしょう。そういった平均的な若者像を描いた傑作だと思います。中井貴一、時任三郎、柳沢慎吾の3人に被せられた典型タイプのどこかに自分を見出すでしょう。彼らが女子大生と知り合うのに、同好会を作りますが今なら合コンになるのでしょうか。それ位の違いはあるかもしれませんが、変わらぬ大学生たちの姿が描かれていると思われます。セリフにしても改めて見て本当にどこかで聞いたフレーズが随所に嵌め込まれています。大学生活は、社会に巣立つ前のモラトリアム期間のように見えます。親に育てられていた時間が終わりを告げ、大人の世界が扉を開くのが、平均的な若者にとっては、大学の頃に当たるのでしょう。山田太一さんの作品は、誰もが経験のありそうなエピソードを使って、日常の平衡感覚を疑わせるスリルがあって非常に面白いです。中井貴一さんと小林薫さんの兄弟の組み合わせ、国弘富之さんと高橋ひとみさんの怪しい関係など絶妙なキャスティングも見事だと思います。




ふぞろいの林檎たち 2
販売元: TBS

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サザンオールスターズの曲が使用されたのも放映当時かなりの話題と人気を集めましたが、時間が経って改めてみますと、サザンの歌同様作品自体も古さを感じさせられませんでした。就職活動のエピソードが加わってくるのですが、大学生の視点で捉えられていて懐かしさすら感じてしまいます。卒業をなさって、今社会人となっている人が見ればきっとそう思うのではないかと思います。実社会の重みや澱みがわからない大学4年生の頃の自分の言った言葉を思いだすかもしれませんし、高橋ひとみさんに心を乱される中井貴一さんにいつかの自分をみつけるかもしれませんよ。本当に素晴らしい作品です。




ふぞろいの林檎たち 3
販売元: TBS

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いつも一緒にいた仲間に、恋人ができると、自分が取り残されているような気分になったりします。同じ大学に通っていた友人が、就職を決めてゆくと別々の人格であったことを自覚させられてゆきます。就職する会社が一流の企業であれば、自分も一流になって、別の自分に生まれ変われるような気もしてきます。そういった、人生の節目で、後から気がつくのにその時には単にイラついたりするしかないような、感情が描かれているように思いました。また、中井貴一さん演じる仲手川良雄のキャラが結構好きです。男前でありながら勉強はできず、家の手伝いを良く行い、軽トラで遊びに行く。真面目で人の世話を焼き、好きな女性に尽くしながら、据え膳を食えない。先が見えないというか、ぶきっちょというのでしょうか。このドラマをご覧になる方は、登場人物のどこかに自分を投影してご覧になるのではないでしょうか。




ふぞろいの林檎たち 4
販売元: TBS

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大学生の頃が一番楽しかったなぁ、このドラマを見ていて懐かしく思い返しました。当てもなく入学し、向学心があるわけではなく、大学偏差値のコンプレックスを抱え、異性が気になり、何となく焦り、何となく時間を過ごす大学生活は、社会に出るまでのモラトリアム期間と言われていたかと思います。その中にいる間は、その可能性にまったく気がつかず、何もできない自分に苛立っているのですが、振り返ったとき微笑んでしまうような思い出がたくさんあります。あの頃何を見ていたのかな、と考えてしまいました。




ふぞろいの林檎たち 5
販売元: TBS

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就職戦線が始まると、いよいよ大学生活とも別れのときですね。大学生活というよりも、学生という巣から飛び立ってゆかなければなりません。好きなだけ寝ていたり、友人たちと夜中まで話したり、友達を助けたり、そんなことともお別れです。時任三郎演じる岩田は、一流総合商社への就職内定がキャンセルされます。この件は、かなり無理なストーリーのように思えましたが、会社組織というものをまだ知らない学生の錯覚を描いているように感じました。四流大学へのコンプレックスは、自分自身へのコンプレックスであり、そのコンプレックスを中井貴一演じる仲手川良雄の兄、小林薫さんが吹き払ってくれます。そして、大学の名前で人間を規定する社会に対して、臆することなく堂々と胸を張れ、といって物語は終わります。どんな若者にも人生があり、自分の人生に胸を張れ、という山田太一さんからのメッセージのように受け取りました。




ふぞろいの林檎たちII 1
販売元: TBS

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一時期話題になった地獄の訓練の様子から物語が始まります。大学はどこ?と聞かれて答えに窮していた学生が今度は、会社はどこ?と聞かれて答えに窮してしまうのが風刺が効いていると思います。学生から社会人になった若者が味わう、悲哀がよく描がかれていると思いました。学生と言う身分は、やはり子供の分類に入りますから、社会に入った途端に突然大人になり、その落差を味わいます。そのざわめく心のうちをなかなか回りが察してくれずもがいている様子が感じられます。学生時代には見えなかった他人との差を感じ始め、進むべき道が少しづつ異なってゆきます。見えなかった大人の世界に首を突っ込み戸惑いながらも、やがて自分もその世界の住人になってゆくときの葛藤みたいなものを感じました。




ふぞろいの林檎たちII 2
販売元: TBS

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それぞれ社会に出て、落ち着いたかに見えた仲間たちが、少しづつ変わり始めてゆく。石原真理子さん演じる晴枝が、看護婦を辞めアルバイトを経ながらホステスに転進してゆく。手塚理美さんの陽子は、表向きはしっかりしているが、男に遊ばれたりしないように男性心理を本で読みまくっており、恋人の岩田を相手に駆け引きとも思えるような会話を続け、岩田が翻弄されてゆく。二人の個性の違いが面白い。相変わらず真面目が取柄の中井貴一さん演じる仲手川良雄はマイペースではあるが、陽子が似合いじゃないか、という周りの言葉に怒りを発するが、この当たりも彼らしい反応で面白い。早く次が見たくなる作品です。




ふぞろいの林檎たちII 3
販売元: TBS

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学生時代は、同じ年齢で同質の人たちに囲まれて暮らしていたのが、社会に出た途端、まったく異質な人たち、年齢も考え方もお金の稼ぎ方も思想も違った人たちと接することになります。そうやって「大人の世界」が見えてくるのでしょう。大学のキャンパスにいる頃はイッパシのつもりが、会社にはいればひよっこです。このドラマを改めて見て、そういった社会に出たときに被った波の塩味を感じさせられました。そんなことを意識させるセリフが多く使われているように思いました。一人の男を巡って、知り合いの女性がもめるといったこともよくありますが、広くなった世界と狭くなった世界があったのだな、などという感想を持ちました。山田太一さんの脚本は、いかにもありそうな物語を描いていて、誰もがその物語のどこかに繋がりを持てるように思います。




ふぞろいの林檎たちII 4
販売元: TBS

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新入社員にとって、会社は決して居心地の良い場所ではなく、学生気分を捨て去るのに一生懸命でしょう。特に、初めて出くわす上司という存在には戸惑う人も多いでしょうね。中井貴一演じる仲手川良雄の上司は、昔かたぎといいますか、毎晩のように飲みに誘い、私生活にも割り込んできます。無遅刻無欠勤、まじめ一本槍の者にとっては、言われたことは絶対服従してしまうような相手。その姿を見て、学生時代を知るものは笑ったり、馬鹿にしたり。友人の間を走り回っていた気のいい仲手川良雄は、いつの間にか自分だけが一人取り残されていることを感じます。そんなとき、遂に恋が始まります。盛り沢山のエピソードで語られてゆく、この物語は、カットされている場面もかなりあるのではないでしょうか。DVDで改めて見てゆくとそんなことが感じられました。逆に、中身が詰まっているとも言えるでしょうか。新入社員時代を思い出します。


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