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DVD/ビデオ 76206051 (128)



モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」/ハーディング指揮
販売元: ニホンモニター株式会社ドリームライフ事業部

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「初めてドン・ジョヴァンニを観るのは正統派で!」と、心に決めていたにもかかわらず、何故か、現代演出のものを観てしまいました。
が、結果は◎。
オペラ以外の舞台・映画で名高いピーター・ブルックなので、ちょっと楽しみにしていましたが、本当に、あっという間の2時間半でした。
もちろん、「モーツアルトは外れなし」と思っているので、その中でも、人気の「ドン・ジョヴァンニ」が面白くないわけが無いのですが、やはり、演劇的に面白かったのは大きいです。
私が気に入ったのは、ドン・ジョヴァンニ役のペーター・マッティとレポレッロ役のジル・カシュマイユです。ペーター・マッティは、ちょっとアメリカ映画にでも出てきそうな、残忍性と幼児性を持ったジョヴァンニを好演しており、また、ジル・カシュマイユはそのダンディな風貌をものともせず、コミカルな役どころを上手く演じていました。
3名の女性ソリストも、実力が拮抗しており、安心して観れました。
何より良かったのは、役柄の年齢・設定と演じる歌手のギャップが無かった事かも・・。
純粋な音楽としては、課題があるのかもしれませんが、演劇側から入っていくと、シンプルな装置を多用した、とても面白い舞台でした!買い!





モーツァルト:大ミサ曲 ハ短調、他
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この演奏の映像が収録されていたのを知らずに ずっとCDで愛聴して来ました。DVDと出会った時思わずCDSHOPで小さくガッツポーズしてしまった程です。それほど迄にどのように演奏されているのか観てみたかったのです。演奏はもちろん素晴らしいの一言に尽きます。収録された教会や語るレニーも又含蓄に富んでいます。「ベルリンの壁崩壊」の第9と並んで後世の方々に伝えていくべきレニーの遺産〜レガシー〜です。




モーツァルト:歌劇《イドメネオ》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

実際にザルツブルクで生の舞台を観まして、その感動を再び味わうべく購入しました。ノリントンの演奏は非常にダイナミックでありながら細部の表現も行き届いており、しかもテンポがいいので安心して聴くことが出来ます。難しいオペラ・セリアですが、これならば初心者でも大丈夫でしょう。演出はヘルマン夫妻によるもので、抽象的な美しい舞台です。特にこのオペラのカギとなる合唱の使い方が良いです。台本には登場しない演者を入れたのも成功だといえるでしょう(好き嫌いはあると思いますが・・・)歌手陣は皆本当に素晴らしいですが、個人的にはエレットラを熱唱したハルテロスがおすすめです。幕切れのアリアなど鳥肌ものです。コジェナーも長身、美貌、美声故にイダマンテには申し分ありません。ヴァルガスも演技は今ひとつですが、歌は万全で、パヴァロッティが省略した反復部分も歌っています。これだけ素晴らしいのになぜ4つかというと、やはり生の魅力には勝てないからです。




モーツァルト:歌劇《イドメネオ》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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モーツァルト:歌劇《牧人の王》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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モーツァルト19歳の作品。形式はオペラセリアだが内容が「牧歌的」で起伏に乏しいところを、指揮と演出を兼ねるトーマス・ヘンゲルブロックが工夫を重ねて楽しい舞台に仕立て上げた。物語は、アレキサンダー大王が、羊飼いに満足している一青年をフェニキアのある王国の王に任命する。しかし、青年は恋人と別れるのは嫌だと言って、王を辞退する。若者の純粋な恋にいたく感動した大王は、青年がその恋人を妃にすることを認め、かくして「羊飼いの王様」が誕生して、めでたしめでたしとなる。ヘンゲルブロックは、この牧歌的な物語を、現代人の若い男女が演じる劇中劇として構造化し、カジュアルな実生活の中に美しいメルヘン劇を作り上げた。影絵や人間のシルエットを使ったスタイリッシュな舞台に、赤や緑の衣装が映えて美しい。羊飼いの青年を演じるアネッテ・ダッシュ、前王の娘役のアルピーネ・ラージアンは、ともに若いソプラノ歌手だが、水もしたたる好演。




モーツァルト:歌劇《皇帝ティートの慈悲》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「皇帝ティートの慈悲」は下手な作品を観ると目も当てられないと聞いたので、恐る恐るこの版を観ました。結果は正解!
2名のズボン役セスト(トロヤノス)&アンニオ(ハウェルズ)と2名の女性ソリストのヴィッテリア(ネブレット)&セルヴィーリア(マルタフィーノ)の様々な組合せで歌う重唱が特に美しく、その中に入り込んでくる皇帝ティート(タピー)とブプリオ(リドル)の男性が押さえをきかせている。
また、ローマの古代遺跡を使った野外撮影の効果は、作品の持つ伸びやかさを表現するのに充分生かされており、音楽の美しさをさらに後押ししている。

音楽、視覚だけではなく、「人は人をどこまで許せるか」といった哲学的、宗教的なテーマも上手く打ち出されており、機会があれば、是非、楽しんで欲しい作品といえます。




モーツァルト 歌劇《にせの女庭師》
販売元: TDKコア

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 2006年2月下旬、チューリッヒ歌劇場でのライブ収録。演出は俳優のトビアス・モレッティ。
 冒頭の序曲は「モーツァルト初期交響曲全集Vo.l2」のCDにも含まれており、両者を比較すれば、
オペラ座の古楽アンサンブルが70年代以来のアーノンクールとの共同作業の中で
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと「同質の音響」を生み出す能力を備えたことが分かる。
 【女庭師】はモーツァルト18歳の作品であり、めったに上演形式では見れないが、
内容的には【フィガロの結婚】の作曲前史としても興味深いものだ。
 粒ぞろいの歌手(とりわけクリストフ・シュトレールが絶妙)、室内楽並に緻密な管弦楽、
意欲的な演出、指揮者の「鋼の意志」によって、この演奏には<原器的>な正確さと普遍性がそなわっている。
そして新鮮で刺激的、「新たな発見の喜び」に満ちている。
 以下は私の<発見>である。
 【女庭師】は、同時代の全ての作曲家のオペラを凌駕し、三大オペラと同等の完成度をもつ。つまり
モーツァルトの創作力は18歳ですでに頂点に到達していたのだ。【女庭師】と三大オペラとの違いは、
作曲家の人生経験、彼の生きた時代の精神、そして彼の「空前のものを生み出そうとする意志」という点に
集約される。
 もはや聴衆は、三大オペラ+【魔笛】という歌劇場の「お仕着せプログラム」では満足できないだろう。
 なにせ、モーツァルトは18歳から傑作を書いていたのだから・・・
 




モーツァルト:歌劇《にせの女庭師》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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18歳のモーツァルトが書いた素晴しいオペラだが上演の機会は少ない。日本では『愛の女庭師』のタイトルで、2004年10月に新国立劇場で初演され、その魅力が広く知られた。『フィガロ』によく似たハッピー喜劇で、侯爵令嬢のヴィオランテは、つれない伯爵の愛を取り戻すために庭師サンドリーヌに変装するが、今度は別の男が彼女に惚れて事態は紛糾する。登場人物はすべて溌剌として恋をするのだが、どれも片思いや行き違いの滑稽な騒ぎとなり、最後の最後にやっと皆がめでたく結ばれる。美しいアリアも多く、女性たちはそれぞれどこか、未来のスザンナ、伯爵夫人、ツェルリーナらを思わせる。第二幕フィナーレ、暗闇で皆が人違いの抱擁とキスをして大騒動の挙句、美しい七重唱になだれ込むのは、『フィガロ』第4幕とそっくりだ。演出は、2002年にベルリンで『コジ』の鮮やかな現代的演出をした、女性映画監督のドーリス・デリエ。今回は、ガーデニング用品量販店の巨大倉庫という面白い場面設定だ。値札の付いた巨大なサボテンやお化け植物の間で、「庭師」ならぬ店員たちがころげ回る。歌手では、サンドリーヌ役の新進ソプラノ、A.ラインプレトが好演。




モーツァルト:歌劇《みてくれのばか娘》(彷徨I)
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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モーツァルト:歌劇《ポントの王ミトリダーテ》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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モーツァルト天才の発露
モーツァルトが僅か14歳の時にミラノの歌劇場(現在のスカラ座)で初演(1770年12月)され、大喝采を博したことで知られる。Racine (1639-1699)の原作に基づきCigna-Santiによって書かれた台本が優れており、当時の王侯貴族の暮らしで最大関心事だった恋愛と王位継承(その背景にある憎悪や名誉)をめぐる葛藤を、モーツァルトが美しい音楽世界に纏め上げている。父Leopoldの助言があったのに違いないだろうが、Aspasia(ギリシャ皇女)を巡る父Mitridate及び二人の息子 SifareとFarnaceの間の人間心理や確執を理解して、少年モーツァルトが傑作Opera Seriaに仕上げ得えたのは驚きであり、天才の名に恥じない由縁といえよう。
Ponnelleが映画撮影に選んだのは、PalladioのTeatro Olympico(Vicenza)であり、彼の言葉を借りれば「世界でもっとも幻想的な建築物」だという。Ponnelleは、モーツァルトのことを「音楽史上いな、西洋文明上最大の天才」と考え、彼の最初のOpera Seriaの映画化に際して、Palladioの半ば廃墟と化した石造り建築物のテラスや回廊を用いて、舞台空間に変化とアクセントを与えることに成功している。歌劇場における場面転換(大道具)に倣う試みとでもいえようか。 Ponnelle映像化の特徴は、日本の能舞台を見るかのように 聴衆のイマジネーションに訴えるところが多いことといえよう。

歌手起用
歌手では、Ponnelleはモーツァルト時代のカストラータ3人に代えて、二人のソプラノと1人のボーイ・ソプラノを起用しており、それが成功の一因となっている。 3人のソプラノのうち一番見目麗しいYvonne Kennyを皇女Aspasiaとし、Mitridateの二人の息子は兄のSifare役を Ann Murray、弟のFarnace役をAnne Gjevangとしている。実話では年老いた国王の相談役Arbate を少年のボーイ・ソプラノとして、全体の進行の狂言廻し風に登場させて、オペラの理解を助けている。台本の役どころのマイナーチェンジとなってはいるが、首肯できるところである。

聴き応えあるアリアやカバティーナ
1770年初演の頃、"Mitridate"を他の作曲家(Gasparani)ですでに3年前に歌っていた歌手たちが、皆モーツァルトのオペラだけを歌いたがるようになったというエピソードが残されているように、登場人物には皆美しいアリアやカバティーナが用意されている。特に第3幕では、毒杯を手にしながら死への憧れを歌う皇女AsapsiaのCavatina "Pallid ombre"は9分間近く続く感情豊かにも美しい歌であり、21世紀に入ってもソプラノがコンサート・プログラムに加えたくなるような曲である。Yvonne Kellyは声もよい。
Mitridateのアリア"Vado incontro"では、怒りの激情を表すシーケンスで交響曲25番冒頭のメロディーを思わせるフレーズが数小節現れる。3年後17歳のモーッアルト作曲のト短調は、果たして激情の発露だったのだろうか。天才モーツァルトの頭の中は、感情表出別に類型化された楽想のパターンがあったと思わずに入れなくなってしまう。 Sifare の2幕目のアリア"Lungi da te, mio bene"も9分位続く、感情の起伏激しいソプラノなら誰でも歌いたくなるような歌である。Anne Murrayもよい。








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