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DVD/ビデオ 775858 (81)



戒厳令
販売元: 東北新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 コスタ・ガブラスとイブ・モンタンが組んだ政治映画三部作のトリを飾る作品。ウルグアイで70年代に起きたアメリカ人誘拐事件を下敷きにしています。

 映画はウルグアイで誘拐されていたアメリカ人が射殺体で発見される場面から始まります。モンタン演じるこの人物は開発援助のために派遣されていた民間人です。政府高官でもない彼が誘拐されたのはなぜなのか。物語の進行ととも明らかになるのは、彼がアメリカ政府の命を受けてウルグアイ当局の共産主義者弾圧政策を支援・指導していたという事実です。

 アメリカが冷戦期に中南米で政治的・経済的影響力を行使していたことは今日よく知られています。反共という大義名分のもと苛烈な民衆抑圧に荷担していたその責任は重いといえます。

 しかしだからといってこの映画を見る際に、反政府革命勢力に肩入れし、反動的な政府に批判の目を向ければ事足りるかというと、それは一面的すぎると私は思います。射殺されたアメリカ人は、良き夫、良き父親でもあった点が彼の葬儀の場面で静かに語られます。その彼を拉致し、「これは感情の問題ではなく政治的な問題なのだ」と自分たちに強く言い聞かせながら無慈悲に射殺してしまった革命勢力が無謬なはずはありません。彼らに無批判に心寄せながら見るとしたら、それはテロリズムを認める危険な行為です。

 これはただ直截に米国批判を叫ぶだけの映画ではなく、思想信条の左右を問わず暴力に訴えることの非を告発する映画です。民主化の手段として暴力を一度許せば、際限なき憎しみの連鎖が生まれ、それは私たちを実にたやすく呑み込んでしまいます。9・11以来の世の流れに鑑みれば、私たちが解決すべき課題はまさにこの連鎖をいかに断ち切るべきかということです。

 思想信条と暴力との関係を見つめるガブラス監督の映画は秀作ぞろい。「ミッシング」「ミュージック・ボックス」「背信の日々」は特にお奨めです。




スキャンダル~永遠なる帝国~
販売元: エプコット

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エトワール
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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本作は、「白鳥の湖」の翻案作品とも言える映画だが、ジャケットの解説に反して、「百年前にまったく新しい解釈で上演されるはずだった「白鳥の湖」」は意外性に乏しく、「圧倒的なクライマックス」も訪れず、せいぜい雰囲気が楽しめるくらいで、チャイコフスキーの歴史的名曲に今にも押し潰されそうな出来である。ジェニファーも、「フェノミナ」の頃ほど「澄みきった美しさをたたえて」いない。ところで、レビュアーはバレエが好きで、「ジゼル」や「白鳥の湖」もよく観るが、きっかけは、それらがロマンティック・ホラーだったから。特に「ジゼル」は、ジャンルを超えてのレビュアー最愛のホラーである(映画に限れば、最愛は「フェノミナ」)。今年の夏に劇場公開された「狐怪談」は、その「ジゼル」の翻案作品とも言える映画でなかなか興味深く面白かったが、本作は、残念。




エトワール
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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バレエのオーディションを受けに来たクレアは、緊張のあまり逃げ出してしまい、迷い込んだ古い劇場でひとり踊る。それを見つめる謎の男。その夜から クレアに異変が起こる。クレアと偶然出会い、恋をした青年ジェイソンは、突然いなくなったクレアを探すうちに、ナタリーと名乗るクレアを見つける。真相を探るジェイソンは、100年前に事故死したバレリーナ・ナタリーの存在を突き止め・・・。

白鳥の湖をモチーフにしたサスペンスです。クレア=白鳥、ナタリー=黒鳥をイメージさせて、現実と劇中で踊られる白鳥の湖がシンクロしていく。予備知識が無かったので あまり期待してなかったのですが、結構面白かったです。

あと、クレアの吹き替えで踊っているのが、本物のベルリン・オペラ座のエトワールだそうで、ちょっと得した気分です。




異常犯罪捜査官
販売元: パンド

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ドイツの映画を初めて観ました。
これがドイツ映画だと思うつもりもありませんが、
何というか盛り上がりに欠ける展開でした。
淡々と進むサスペンス。
終わり方も何ともすっきりしない感じです。
最後の部屋の場面など、主人公は間抜け過ぎると思いますし。
それでも、観ていて退屈させられなかったのは凄いです。

私が、ハリウッド映画に馴らされ過ぎてしまったのでしょうか。。。




プレイヤー~死の祈り~
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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イーブルノート
販売元: ビデオメーカー

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イーブル・ノートという題名よりも英語題名のイーブル・アイの方が映画の内容に合っている。35年前の殺人事件を題材に映画脚本を書く主人公、そして周りで起こる惨劇。

ただ、どうして依頼人が35年も脚本依頼を待つのかが不明だし、そもそもどうしてこんなことが始まったのかも不明だが、たんたんと事故は続いていく。

どこかで見たようなよくある話で、もう少し内容にひねりがほしいと思った。
ストーリーが単純すぎて、ちょっと退屈。




地中海殺人事件
販売元: カルチュア・パブリッシャーズ

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海の青さ・衣装の華やかさ・緑の新鮮さ・・・、
どれをとっても鮮やかな色調で素晴らしかったと思います。
映画化ならではの表現力ですよね!

この作品の謎解きの場面が、
アガサの他の作品よりも一番おもしろいと思いました。

たぶん登場人物がみなシリアスなイメージが無かったからでしょうね。
どこかユニークさのある連中が多かったように思います。
『オリエント急行殺人事件』や『ナイル殺人事件』のように、
恨みに重さが感じられなかったからでしょうか・・・。

また、マギー・スミス演じるダフネが、
ポワロにトリックを聞かせては却下される場面もおもしろかったですね。

女の子を呼びとめてタマゴのマジックを見せるときの、
「アブラ〜、カタブラ〜!」と大声で唱えるポワロが可愛い顔でした。

スリルというには少し物足りませんが、
内容はなかなか楽しめるものに出来上がっていると思います。

泳ぐフリをする、お茶目なポワロが見られる作品ですよ!





地中海殺人事件
販売元: ジェネオン エンタテインメント

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既発の「ナイル」「クリスタル」「地中海」と「エンドレスナイト(終わりなき夜に生まれつく)」と特典ディスクの5枚組でユニバーサルからデジタル・リマスターされた「アガサ・クリスティ ミステリーDVDコレクション」が発売されました。

 本商品(ジェネオン)との仕様を比較してみます。
 一般的な日本人にとっては,必要最低限のローカライズが成されているだけで,お買い得感はありません。

地中海殺人事件
 ・GENEON盤    音声:英語(モノラル/ドルビーデジタル),字幕:日本語,片面1層 116分
            予告編(4:3収録,日本語字幕有)
 ・ユニバーサル盤 音声:英語、ポルトガル語(モノラル/ドルビーデジタル)
            字幕:日本語,スペイン語,ポルトガル語
            片面2層,約112分(本編),予告編(字幕無),フォトギャラリー

 時間の表示は、取り方の違いだけで実際に長短があるわけではありません。
BOX盤では、「オリエント急行殺人事件」のように日本語吹替えを入れてもらえればよかったのにと残念で仕方ありません。




地中海殺人事件 デジタル・リマスター版(ユニバーサル・セレクション2008年第11弾)【初回生産限定】
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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地中海殺人事件とナイル殺人事件は星3、オリエント急行は星4だと思います。
でもポアロ物で考えると上記の3作品はすべて楽しめる映画ではないでしょうか、、
私は好きです。


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