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DVD/ビデオ 775872 (16)



レマゲン鉄橋
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

近年の史実に基づいたリアルな戦争映画とは異なって、アクション&娯楽重視の戦争映画。一応、WWⅡの橋を巡っての攻防なのですが、内容は史実風味の仕上がりです。インディーや007などの冒険野郎好きにはお薦めですが、真面目に戦争映画が観たい方にはドイツの「スターリングラード」「Uボート」やソ連の国策映画がお薦めでしょう。ハリウッド娯楽万歳。




レマゲン鉄橋
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 表面的には、「レマゲン鉄橋」をめぐる戦闘を米独双方の将校を中心に描いた戦争映画だが
(全ての戦争映画がそうでなければならないのだが)、戦闘現場にいる人間の極限の心理状態を描いた人間ドラマ=反戦映画であると思う。

 やはり、ここはロバート・ボーン扮するドイツ軍少佐をどう評価するかが、ポイントだろう。
最終的に彼は戦場を離脱し銃殺に処せられるのだが、その最後の言葉「本当の敵は誰だ?」
に象徴されるように、自軍の戦争指導のもとに行なわれる愚かしい事態を絶望した
に違いない。

 彼は味方の兵士二人を射殺した時に、生きる意味を失ってしまっと思われる。そして、
逃亡→銃殺。かたちは銃殺だが実質は自殺に違いない。

 明るく陽気なナポレオン・ソロのロバート・ボーンを期待している人は、全く異なる個性の
彼に驚くだろう。




戦場にかける橋
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この映画は本当に面白かった。何度でも見れる。1枚1500円と言えども高価な買い物である。一度見て捨てることなど出来ないそれほど裕福ではないのだ。当初歴史に疎い私は本物の話かと思ったくらい良く出来た作品だ。人間の誇りを。戦争のそれも秘境ジャングルの中にあっても捕虜であっても人間としての尊厳を見せてくれたニコルソン大佐。カッコいいとはこの事であって、頭半分茶髪にした少しばかりイケメンのお笑いタレントのどこがカッコいいのか。幸せな日本ですね。誰も諌める者もいなく牛の涎みたいにダラダラと締りの無い連中がテレビをつけると常に映っている番組ばかり。寂しい時代になりましたね。




戦場にかける橋 デラックス・コレクターズ・エディション〈2枚組〉
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

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戦争捕虜となってもと高い誇りを失わない英国将校(アレック・ギネス)と、道を見失いつつも根は武士道の血が流れている日本人大佐(早川雪洲。ちなみに日本人ハリウッドスター第1号らしい)の緊張感溢れるやりとり。戦争の狂気の中でも「橋をかける」という目的の中、それなりの秩序や生きることの意味が生まれていく。しかし、それが破壊されたときには・・・・。戦争がすべてをなぎ倒していく不条理さが、ひしひしと伝わってきて必見の映画です。

なお、先日現地に行く機会があったのですが、実際のこの橋の建設にあたっては、アジア人20万人、英国人3万人、オランダ人1.3万人等が動員され、そのうちアジア人8万人、英国人6500人、オランダ人2800人などが亡くなったそうです。現地には、英国人、オーストラリア人などは名前を刻んだ墓がありますが、アジア人については「名もない大勢のアジアの人たちがなくなった」とされていて、ショックを受けます。どうしても欧米の描く戦争映画は欧米よりの見方になってしまうと思うので、そうした意味で星4つです。




戦場にかける橋
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

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斉藤大佐を豪快に演じた雪洲は、本作で初めてオスカーノミネートを受けた。受賞はならなかったが、会場のRKOパンテイジズ劇場に婦人同伴でないことを聞かれ、「君は花屋にバラを持ってくるかね?」と答えたエピソードが有名です。1913年のハリウッドデビュー以来、44年目の初ノミニーというのは余りに遅すぎる気がしますが、同期のチャップリンやフェアバンクスは演技部門においては、ノミネートさえされていないので、感慨ひとしおだったでしょう。雪洲の気迫ある演技がなければ、本作は普通の戦争佳作程度のものになっていたはずです。この時代には珍しく、日本人をきちんとしたサムライ精神で描いており、好感も持てます。戦争映画の傑作の一本です。




戦場にかける橋
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

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リーン監督は前作『旅情』まで一貫して男女の不倫をテーマにした作品小作を主に撮ってきたが、本作から突如『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』と戦いをテーマにした大規模な映画を作り出した。親日家ウィリアム・ホールデン、早川雪舟もよいが、何といってもこの映画はアレック・ギネスの一世一代の名演技である。ギネスというと若い人なら『スター・ウォーズ』のルークのフォースの師匠オビ・ワンだと言えば分かりやすいかも知れない。初めギネス演ずるニコルソンは、早川演ずる斎藤と将校の扱いを巡って国際法を盾に対立し、屈服させるが、自分の部隊の規律の弛緩を嘆き、日本軍の橋建設を部隊立て直しの機会にすべく協力するのだが、だんだん彼自身が異常な状態に陥り、そして破滅する。リーン監督と名優ギネスが、戦争を舞台に人間そのものの悲劇的喜劇を描いた、単なる戦争映画の枠にとどまらない作品である。




戦場にかける橋
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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他のリーン作品の例に漏れず、本作品もプロットと綿密に絡み合った緻密な内面描写で登場人物たちが絡み合いストーリーを織りなしていくが、とくに最後の場面ではホールデン、早川、そしてアレック・ギネス演じる英国人士官の動きによって、登場人物たち、とくにギネスの演じる人物の内面的混乱が映像的ダイナミズムをもって巧みに具現化される。そして彼らの内面的ドラマは橋の破壊を焦点とした圧倒的な映像表現とともに終局に向かってゆく。
人間性の尊厳、軍人の虚栄、敵味方を超えた友情、肉体的な達成感、激しい憎悪、戦争の不条理、などの相反する要素が重層的に絡み合い、圧倒的なスピードと映像美で我々の潜在意識に訴えかける。これぞデイヴィッド・リーンの真骨頂である。映画ならではの技法のひとつの高度な成功例がここにある。




戦場にかける橋
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人物の輪郭とそれを覆う密林の風景を
見事に切り取った美しい映画だと思います。
東南アジアの影絵人形劇の世界に近い
あるいはその影響を受けているのではないかという印象を受けます。

『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』そしてこの『戦場にかける橋』。
デビット・リーン監督の作品は戦争を描きながら
どれもがロマンチックでエキゾチックで、そしてメルヘンです。
ロレンスとジバゴは回想で始まり、
『戦場にかける橋』も密林という隔絶された空間への<入場行進>から始まる。
それらは意図的に映画的な導入なのでしょう。





戦場にかける橋
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

戦争映画としては傑作に入るでしょう。
原作のピエール・ブールは日本軍の捕虜になった経験があり、日本に対していい感情を持っていないらしく、のちの「猿の惑星」では「人間(白人)を支配する猿」=「日本人」だと言う説もあり。

映画の他にゲームなども収録されていますが、これらは全く余計な物です。本編+特典映像だけで十分です。
しかもパソコンでこの作品を見ようとすると、勝手にDVDプレーヤーのソフトをインストールし、個人情報を登録しないと先へ進めないようになっています。
(一応、回避する術はあります)

このソフトがなければ観られないと言うなら兎も角(それでも問題ですが)、ディスク挿入とともに有無を言わせずインストールするとは何事か!

この余計な仕様により、最低ランクの☆とさせていただきます。




戦場にかける橋 アルティメット・コレクション
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

困ってしまう。軍人ないしイギリス人としてのプライドを守るための人間らしい戦い。
日本軍を協力させて(そのように見えた)立派な橋をつくる。たとえ捕虜でもいい仕事
をする。人間らしくあろうとした。戦争を忘れていればそれが出来た。
戦争はそれを許さなかった。
旧ソ連の強制収容所でも過酷な条件下で「いい仕事」をした「反革命分子」だか「政治
犯」がいたな。同じく抑留された日本兵が地震でも倒壊しなかった劇場だかホールだか
を建てた話もどこかにあった。過酷な条件下での「いい仕事」は人間らしさの証明か。
無常観全開だが…

…日本軍の機関銃…英軍からの戦利品ということにしておこう。


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