よーするに「広いフィールド内に散らばったロボット同士が、バトルロイヤル、あるいはチーム戦で闘うゲーム」なんですが、謳い文句は「バトル・シミュレータ」だったんですよねぇ。
シミュレータ、と言うには、ちょっとお粗末だったかな、と(苦笑)。
バトルテックはシーガイアにもあるんですが、なにぶん時間が5分間という短時間のため、細かい作戦を立てて臨む、ってのがほとんどできないんですよ。んだもんで、なんだかただの「操作のやたらめんどくさい3Dシューティング」になってしまってる感が否めないんですが、メタルジャケットの場合、時間は40分とかなんとかの長時間が設定できるんだけど、細かい作戦を立てて臨むには、「敵がバカ」で困ります(苦笑)。
自機は数秒間、移動・攻撃行動を取らなければ、必要ない動力をカットして「ステルス・モード」に入るんですが、この時、敵のレーダーは自機を捉える事ができなくなります。
これを利用して、建物の上に潜んだり、物陰に隠れて相手を待ち伏せするという行動が取れるけですが、敵が目の前にいて、こちらに向けて攻撃してるのに、あえて何もせずにステルス・モードにさせると、敵機は途端にどこかに行ってしまいます。また、フィールドに応じて自機のペイントを変える、カモフラージュも作戦の一つして用意されてるんですが、たとえば雪原であえて真っ赤なペイントの機体にしてステルス・モードで立ってると、敵機が近づいてきて、ゴンとぶつかっても、全く気づかずに通り過ぎて行ってしまいます。
結局、作戦を立てるだけ無駄なので、ただの3Dロボット・シューティングゲームと化してしまいます。
平屋建ての建造物や自動車・列車くらいなら踏みつぶして破壊できるほどの大きさのロボットにもかかわらず、ゴキブリのように素早く動くのもちょっとアレですね(苦笑)。
「戦闘における駆け引き」を体験したいなら、おとなしく「エース・コンバット」の上級でプレイした方がいいっす。敵機の逃げ方が妙にリアルですので、メタルジャケットは何を楽しむソフトか、といえば、やっぱり「対戦」でしょうねぇ。
開発段階から、もう対戦しか頭になかったんじゃないでしょうか。
もっとも、それじゃしょーがないので(苦笑)、とっときのコレ。
「自分以外は全部、同じ敵国に設定して、1vs7で闘う」!
バトルロイヤル式に設定すると、ただステルスモードで隠れてるだけで敵は最終的に1機が残るのみになり、そこでその一気にミサイル1つ撃ち込んだら勝っちゃった、になりかねないので、だめ。
自分以外が全部敵、しかも同盟なら、敵の目標は自機1つだけ。
これで勝つためには、それなりの「作戦」が必要になってきます(笑)。
間違って仲間に攻撃すると本当にダメージが与えられる
これはアクションゲームというより格闘ゲームのソレ
ゲーセンであったら普通に誰かがやってそうなゲーム
最強以下、普通未満
『リップルアイランド』、昔やりました。のどかで自然豊か、でもちょっとだけ寂しい世界。その中を、色々な動物と会って旅するのが、とてもメルヘンな気分にしてくれます。(森にすんでるフクロウが、何か印象に残ってる)また、昔の少し劣るグラフィックが、逆に素朴な世界を上手く表現してるような気も。
ぜひ未プレイの方も、やってみて下さい。きっと、気に入ると思いますよ。『メルヘンヴェール』も、この調子で出して欲しいです。
実際プレイした感想としては、少々微妙な所。確かに当時の「へべれけ」を再現されているが、音質がそんなに良くなく、時々耳障りになってしまう。更に、処理速度のせいか画面に敵が数匹出てくるだけで画面や音楽が遅くなるもの気になる。
値段はかなりリーズナブルだが、いわゆるオマケ要素も少なく、もう1つ収録されているゲームも思い入れが無い上に難易度が高く、すぐ放り投げてしまった。「へべれけ」ファンとしては、もう一声欲しかった。もし、他に復刻版が出るならそれに期待。
……個人的にはファミコン版の方が完成度が高いと思う。
ファミコンのソフトの時に特別に音源を積んだせいもあって、
音のバランスが悪いところがあったり、
何故か処理落ちしたり、色が強かったりする。
それでも廉価版として、良い作品を伝える、残すという
役割を果たすのに十分だと思われる。
愛くるしいキャラ(ゆめたろー)に惹かれる貴方も、
骨太のゲームがしたい!というマニアにも
おすすめするこの一品。どうぞお試しあれ。
正直、最近のゲームが大好きで、昔のファミコン時代のゲームはあまり好きじゃない・・・という方には、オススメは出来ないのですが、過去に遊んだ!という方や名前は知ってるよ!という方には、是非とも購入してほしい一本です(私情混じって申し訳ありません)。
「いっき」は、カマと竹やりで忍者軍団を擁する将軍様に立ち向かっていくアクションゲームで、その馬鹿っぽさが何ともいえずイイ味を出しております。
「スーパーアラビアン」は、お姫様を助け出すために敵を蹴散らし蹴飛ばすアクションゲーム。
両者ともに一風変わった「ヘン」なゲームとして高名ではありますが、だからこそ今の子供にもまたウケるのではないでしょうか。大人と子供の橋渡しゲームとして、どうでしょう。