ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ(管弦楽版)
BGMでよく耳にする曲です。環境音楽に近いでしょうか。ホルンの甘いメロディーから始まります。
元々ピアノ用なんですが、ラヴェルが自分で使ったピアノ用の曲をオーケストラ用に編曲してできたのがこの曲です。
オーケストレーションが絶妙で、微妙なバランスで上手くブレンドされてます。
聴いた瞬間、「ああ、あれか」と思うことでしょう。
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 第2楽章
映画音楽のような曲です。っていうか、実際に映画「逢引き」の中で使われていました。
喫茶店のBGMでもよく耳にします。ほとんどの人は、曲名を知らないまま、何度か耳にしたことがあると思います。
この曲も、聴いた瞬間、「ああ、あれか」と思うことでしょう。
ブラームス 交響曲第3番 第3楽章
ブラームスという名前の印象から、この曲がブラームスの作ったものだとは思わないかもしれません。
そもそも、こういう曲名だとは思わないでしょう。どう聴いてもムード音楽です。
編曲まで含めてブラームスしてますから、微妙なニュアンスも聴き手の感情の動きとぴったり合っています。
これぞまさしくブラームスです。学校の音楽の授業で聴かせている曲の方が特殊だと思います。
喫茶店のBGMでもよく耳にします。この曲も、聴いた瞬間、「ああ、あれか」と思うことでしょう。
チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より「花のワルツ」
曲名を知らない人は多いかもしれませんが、ほとんどの人が一度は必ずどこかで聴いたことがあると思います。車のCMにも使われていました。
個人的には、チャイコフスキーの中では一番好きな曲です。メロディー、響きともに充分満足できる曲です。
この曲を聴いたことのない人はたぶんいないでしょう、というくらい有名です(曲名ではなく曲が)。
バッハ トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
これも、曲名を知らない人は多いかもしれませんが、ほとんどの人が一度は必ずどこかで聴いたことがあると思います。
テレビでも、奈落の底に突き落とされるような場面でよく使われます。
テレビではほんの一部しかかかりませんが、最初から最後まで通して聴いても、飽きることなく楽しめると思います。
ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」 第2楽章
世界的に有名なアーチスト(外国人)が、この曲に詞を付けて歌っていました。
ベートーヴェンというと「運命」のイメージがあるので、この曲がベートーヴェンの曲だとは夢にも思わなかった方もいるでしょう。
この曲は、ピアノ単独の曲ですが、上手く作られていますので、歌付の曲に劣らず変化に富んでいて、充分楽しめると思います。