2005/8/2 更新   

推奨 知らずに知らずに聴いてるクラシック音楽


ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ(管弦楽版)

 BGMでよく耳にする曲です。環境音楽に近いでしょうか。ホルンの甘いメロディーから始まります。 元々ピアノ用なんですが、ラヴェルが自分で使ったピアノ用の曲をオーケストラ用に編曲してできたのがこの曲です。 オーケストレーションが絶妙で、微妙なバランスで上手くブレンドされてます。 聴いた瞬間、「ああ、あれか」と思うことでしょう。

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 第2楽章

 映画音楽のような曲です。っていうか、実際に映画「逢引き」の中で使われていました。 喫茶店のBGMでもよく耳にします。ほとんどの人は、曲名を知らないまま、何度か耳にしたことがあると思います。 この曲も、聴いた瞬間、「ああ、あれか」と思うことでしょう。

ブラームス 交響曲第3番 第3楽章

 ブラームスという名前の印象から、この曲がブラームスの作ったものだとは思わないかもしれません。 そもそも、こういう曲名だとは思わないでしょう。どう聴いてもムード音楽です。 編曲まで含めてブラームスしてますから、微妙なニュアンスも聴き手の感情の動きとぴったり合っています。 これぞまさしくブラームスです。学校の音楽の授業で聴かせている曲の方が特殊だと思います。 喫茶店のBGMでもよく耳にします。この曲も、聴いた瞬間、「ああ、あれか」と思うことでしょう。

チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より「花のワルツ」

 曲名を知らない人は多いかもしれませんが、ほとんどの人が一度は必ずどこかで聴いたことがあると思います。車のCMにも使われていました。 個人的には、チャイコフスキーの中では一番好きな曲です。メロディー、響きともに充分満足できる曲です。 この曲を聴いたことのない人はたぶんいないでしょう、というくらい有名です(曲名ではなく曲が)。

バッハ トッカータとフーガ ニ短調 BWV565

 これも、曲名を知らない人は多いかもしれませんが、ほとんどの人が一度は必ずどこかで聴いたことがあると思います。 テレビでも、奈落の底に突き落とされるような場面でよく使われます。 テレビではほんの一部しかかかりませんが、最初から最後まで通して聴いても、飽きることなく楽しめると思います。

ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」 第2楽章

 世界的に有名なアーチスト(外国人)が、この曲に詞を付けて歌っていました。 ベートーヴェンというと「運命」のイメージがあるので、この曲がベートーヴェンの曲だとは夢にも思わなかった方もいるでしょう。 この曲は、ピアノ単独の曲ですが、上手く作られていますので、歌付の曲に劣らず変化に富んでいて、充分楽しめると思います。




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