ショパン 練習曲 作品10
12曲で1セットのこの曲の3曲目(作品10-3)が「101回目のプロポーズ」で使われていました。
「別れの曲」と呼んだ方が知っている方が多いですね。
この曲は、単純な繰返しはあまりなく、少し変えられて盛り上がったり、最後の繰返しでは上手く省略されて早目に収束したりして、
聴いていて、疲れることなく存分に楽しめます。中間部の盛り上がりも、一流のピアニストの演奏は凄いです。お奨めの一曲です。
それから、12曲目(作品10-12)が「少女に何が起こったか」で使われていました。
主人公の野川雪(役者:小泉今日子)が弾いていました。「革命のエチュード」と呼んだ方が知っている方が多いですね。
ショパン 練習曲 作品25
12曲で1セットのこの曲の11曲目(作品25-11)が「スチュワーデス物語」で使われていました。
両腕を失い2人の恋路を邪魔する新藤真理子(役者:片平なぎさ)が怒りを表すときにこの曲のレコードをかけてました。
「木枯らしのエチュード」あるいは「木枯らし練習曲」と呼んだ方が知っている方が多いですね。
ドラマの設定と妙にマッチしていました。作品25の12曲中では一番すばらしい曲かもしれません。お奨めの一曲です。
あと、テレビドラマでは使われていませんが、2曲目(作品25-2)もお奨めです。
ベートーヴェン ピアノソナタ第23番「熱情」 第3楽章
この曲も「少女に何が起こったか」で使われていました。コンクールの課題曲になっていました。
主人公をいじていめる東美津子(役者:賀来千香子)が弾いている場面を見た覚えがあります(なぜか主人公が弾く場面を見た記憶がない)。
聴いていると、妙に、ハマる曲です。お奨めの一曲です。
ベートーヴェン ピアノソナタ第17番「テンペスト」 第3楽章
かなり古いドラマになりますが「赤い激流」の中で使われていました。コンクールの課題曲になっていました。
主人公の田代敏夫(役者:水谷豊)も弾いていました。
幾何学模様のような曲ですが、パターンが少しずつ発展して行く様が爽快で、気分よく楽しめます。
リスト パガニーニ大練習曲第3番「ラ・カンパネラ」
この曲も「赤い激流」(かなり古いドラマ)の中で使われていました。コンクールの課題曲になっていました。
主人公の田代敏夫(役者:水谷豊)も弾いていました。
この曲は、パガニーニという人の作ったヴァイオリン協奏曲第2番の第3楽章を、リストがピアノ用にアレンジしたもので、
パガニーニの作った曲よりも広く親しまれています。
実際、内声部まできれいに響くようにできていて、パガニーニの作った曲よりもこの曲の方がいいかもしれません。
響きが美しいです。