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和書 1093102 (122)



言語の興亡 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 確かに、分量自体は新書サイズです。おかげで、甘く見てしばらく読まずにゐたのは失敗でした。面白かったです。
 これまでの言語学を総括しつつ、新たな歩みを進める言語学、新しい世代が始まってゐるのを、アマチュアながら感じます。




数理哲学序説 (岩波文庫 青 649-1)
販売元: 岩波書店

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人間の教育 上 (1) (岩波文庫 青 704-1)
販売元: 岩波書店

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人間の教育 下  岩波文庫 青 704-2
販売元: 岩波書店

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ゲーテ詩集 1 (1) (岩波文庫 赤 406-4)
販売元: 岩波書店

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ゲーテ詩集 2 (2) (岩波文庫 赤 406-5)
販売元: 岩波書店

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ゲーテ詩集 3 (3) (岩波文庫 赤 406-6)
販売元: 岩波書店

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ゲーテ詩集 4 (4) (岩波文庫 赤 406-7)
販売元: 岩波書店

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単子論 (岩波文庫 青 616-1)
販売元: 岩波書店

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 微分法の発見者の1人であるライプニッツですが、この著書では数式も全く出てこず文系でも非常に読みやすいです。精神と物の対象関係というのは、近代哲学のお決まりな構図なのですが、著者はこれをどちらも悟性でしか把握できない「単子」による創造物とみなします。そして、「単子」のなかに多様な力=可能性があるのだと定義します。全ての事象はこの「力」の放散・継続の過程での発生物であり、またこの力の源泉は「神」である。(この「神」の部分をすっ飛ばしたのがドゥルーズ「差異と反復」だとも思えます。)このような認識に至った彼にとって、形而上学と物理学のバランスは形而上学の絶対優位にあります。(彼はかつての自分を「唯物論者だった」と本書掲載論文「自然そのもの」で語っています。)

 今、高校の時に習った二次曲線を点の運動としてイメージしてください。ここまではニュートンと一緒。で、ニュートンよりずっと「哲学」ができたライプニッツにとって、微分の結果導出される点の運動のベクトルの「力」の定義式は、そのものずばり「単子」に神が打ち込んだ力の定義式だったのでした。この点と単子のイメージが重なるところが、この本の真骨頂ではないでしょうか。ニュートンだって魔術的に信仰の世界に嵌まっていた人ですが、ライプニッツの方が形而上学に造詣が深かったし、何より古典的な意味で信心深かった。その結果、同じ微分法発見者でも、ニュートンの延長に近現代天文学と物理学が発展しているのに対し、ライプニッツの延長にはドゥルーズの哲学がある。

 近代の哲学と(物理)科学の裂け目で、哲学側に居たのが真面目なライプニッツで、科学側にいっちゃったのが俗物ニュートン。そんな風に「哲学と科学」について思いをはせられる古典がこの本です。なお、この本に載っている上述の論文でスピノザ批判の一文があります(509ページ)。この箇所は神学論争として読むと、凄く面白いです。




ブルーノ (岩波文庫 青 631-3)
販売元: 岩波書店

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