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和書 1093102 (185)



権力のネメシス―国防軍とヒトラー
販売元: みすず書房

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学生時代にこの本には出会いました。
なにせ高価で、すこぶる大著。持ち帰るのも面倒くさいと、
学校の図書館に2週間くらい通い詰めて読みました。

恐らく、『ドイツ参謀本部興亡史』やリデル・ハートの一連の類書と並び、
戦間期から第二次大戦中を通じてのドイツの政軍関係に関する歴史論文として、
最高峰に位置する本と読んでいいでしょう。
しかも、類書が著者達の思い入れも入ってくるのに対して、
この本は淡々と事実を積み重ねていきます。
かろうじて称賛のくだりが出てくるのは、ヒトラーの暗殺計画に関与した人々に対するものくらい。
そう、ヒトラーと国防軍との関係となると、やはりその緊張の頂点は
1944年7月20日の暗殺計画になってしまうのでしょうか。
本書の記述のすべてがそこへフォーカスされていく構成となっています。

ですから、純軍事的な問題から国防軍とヒトラーの関係を掘り下げてみたい
という人には大著にも関わらず、淡泊に感じるかもしれません。
一方で、ヒトラーに対する抵抗運動全般に興味を持っている人には、
国防軍サイドの抵抗運動の全体像についての理解を相当に深める本となるでしょう。
『白バラ運動』や共産主義者の抵抗運動についての記述は、サラッとしているので、
そちらに興味のある方は、ほかの図書で補強する必要あり…あるいは本書に寄らずともよいのかもしれません
(といっても、草の根の抵抗運動に主関心がある人にも、理性的な軍人の抵抗運動があったという事実も知って欲しいわけですが)。

ともあれ、分量に圧倒されるので、読み通すにはかなりタフな神経が必要です。
そのため、評価は星一つ落としておきます。




権力、政治、文化(上) エドワード・W・サイード発言集成
販売元: 太田出版

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権力、政治、文化(下) エドワード・W・サイード発言集成
販売元: 太田出版

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ケースレビュー 泌尿生殖器の画像診断 (Case review series)
販売元: メディカルサイエンスインターナショナル

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ゲーテ詩集 (世界の詩 9)
販売元: 彌生書房

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詩人は沈黙することを好まない。あまたの人々に自分を見せようとする。賞賛と非難とは覚悟の前だ!だれも散文でざんげをするのは好まないが、詩神の静かな森の中でわれわれはしげしげとバラの花かげに隠れて、こっそり心を打ち明ける。

高橋健二先生が「まえがき」の最後におかれたゲーテの詩の一部です。「詩人は沈黙することを好まない」「賞賛と非難は覚悟の前だ!」こうした熱い情熱と果敢な挑戦。それがゲーテの良さ、そして持ち味です。そして「覚悟の前」?これが高橋先生の真骨頂の日本語です。

昭和二十六年四月二十五日発行。平成元年八月十日七十五刷改版。平成十年一月三十日九十三刷。

素晴らしい記録!戦後の記念碑的出版物。我が心の日本のゲーテ翻訳詩集の最高峰です。




ゲイ短編小説集 (平凡社ライブラリー)
販売元: 平凡社

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この小説集には子供も普通に読む小説が入っている。裸体の登場人物はいてもそれにこだわっていないから通常人にはよく考えてみないとそれと解らない。「モーリス」もそうだが、同性愛者に美的センスはあっても自分と違う特性を受け入れるという許容性がない。だから客観的に言えば保守的で抑感情的だ。過激に飛びつく日本人には退屈だろう。




外科の歴史
販売元: 時空出版

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それを本職とする人ではない、たった1人の翻訳作業によるものなので、やや日本語にスムーズさが足りないが、十分に許容範囲。

内容それ自体は、外科の民族史的なもので、先史時代の外科医療についての記載が興味深く、なかなかに面白い。




激動の世紀を生きて―あるユダヤ系科学者の回想
販売元: アグネ技術センター

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月花―安藤希写真集
販売元: 彩文館出版

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月刊 池脇千鶴 (SHINCHO MOOK)
販売元: 新潮社

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全体にレビューを読むと評価は低いようですが、
本屋で見つけた時、これは名誌だと思い購入しました。
まるで生っぽいエロスや、池脇千鶴の泥臭い表情、
これは僕の思ってた池脇千鶴に近いです。
これをただのエロさや綺麗さで量ろうとすれば
見当外れになると思いますが、グラビアや写真集によくある
遠い感じより、リアルな匂いを見せているこの本は、
”作品”、”芸術”に近いと思います。


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