和書 1093102 (246)
パパ・ユーアクレイジー
販売元: 新潮社
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高校のときに読んで以来、よく思い出す作品です。
このあいだ、買って読んでみても、最初に読んだときとあまり感想が変わりません。
でも、最初のときのほうが「変なお父さん」だと思いました。
新しい価値観をもてたような気がしました。
理解できるような、全然分からないような。
父親の言っていること、なんとなくですが分かる気がします。
分かっていないとしても、それでいいような気分になります。
他の方も書いていますが、出てくる食べ物が美味しそうです。
パンとチーズが食べたくなります。
全然面白くない、わけが分からん、という評価も人によっては出そうな作品ですが、
妙に心に残る、私の好きな作品です。
読んだことのない方、一度読んでみることをおすすめします。
武力対決 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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北極探険十二回 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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ママ・アイラブユー (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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子供の視点から大人の偽善をあばく、という話になりそうな小説だが、そんなことは全然ない。描かれているのは等身大の女の子で、その母親との関係が非常に心地よい。
イノセンスなところと、会話のセンス。そこにある、あるいはあったかもしれないものをここまでかわいく書ける、という力量はすごいものがある。どこかライ麦畑を連想させる、(といってもテーマがまるで違うが、雰囲気が)世界レベルの傑作だろう。
ロック・ワグラム (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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信念倫理と責任倫理―マックス・ヴェーバーの価値理論 (W.シュルフター著作集 (4))
販売元: 風行社
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審判 (文春文庫)
販売元: 文芸春秋
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何ら法はおかしていないものの、知る限りもっとも邪悪な存在と思われる判事が殺された。
逮捕されたのはホームレスだが、何も語らないまま、留置所で自殺してしまう。
続いて別の判事が同じように殺されたとき、事件は模倣犯として片づけられそうになるが、
Antonelliは偶然とは思えないつながりに気づく。
それは、自分も深く関わる12年前のできごとにさかのぼることだった…。
孤高の敏腕弁護士、Joseph Antonelli シリーズ第三弾です。
いつもながら裁判シーンは痛快ですし、真相をときあかしていく過程を読むのも快感です。
意外性や劇的な展開ばかりをねらわず、人の深淵を考えさせるプロットが、深みを与えていると思います。
今回も、彼をとりまく人間たちの人生の痛み、人の欲望の残酷さ、悪意の深遠さを考えさせられます。
何より、社交的には不器用で内向的だけれど、
数少ない友人たちが暖かく見守らずにはいられない人物像が魅力的で、
読み続けずにはいられないシリーズです。
一作ずつ独立していますので、ストーリー理解のうえでは、必ずしもさかのぼって読む必要はありませんが、
特に一作目 The Deffence を読むと、彼が住んでいる豪邸や蔵書の訳、
かつてはどんな弁護をして、どんな恋愛をしてきたか、
そのAntonelli の人となりの背景がわかって、より魅力的に感じられると思います。
新保険論―暮らしと保険
販売元: 成文堂
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真理を追って
販売元: 産業図書
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クワインの思想のエッセンスが詰まっている書。
帯にクワイン入門とあるように、クワインの思想が俯瞰的に見られる本である。
ただし、難解という感じではないが、かといってやさしい本でもない。
何といっても、クワインの思想が150p程度に圧縮されているのだから。
クワインの思想を一言で表すなら、「ホーリズム(全体論)」だろう。
文の真偽は、観察によって個別に決めれるものではない。
観察による修正は、言語体系全体をゆるやかに変えることによって行われる。
だから、我々は体系全体を考えていかねばならない。
この体系という発想からは、有名な「翻訳の不確定性テーゼ」が出てくる。
知らない言語から知っている言語への翻訳は、まず何らかの翻訳のコードを考え、それを実際に使用して付き合わせるという形を取る。
もしそのコードに基づく未知の言語の使用がうまくいけば、そのコードは残るだろうし、使用がうまくいかなければ、コードの修正が行われるだろう。
こうして行われるのが翻訳である。
しかし、翻訳のコードが仮に複数の人によって複数作られた場合、それらは同じものではないかもしれない。
それぞれの翻訳コードの体系は完全に機能していても、である。
世界を叙述する体系は複数考えられ、そのどれもが両立しうる。
つまり、経験によってどれかの体系を選び取ることは出来ないのだ。
そのため、我々がどの体系を用いるかはプラグマティックにならざるを得ない。
こうしたホーリズムの地平において、クワインは真理や意味、知覚を位置づけていく。
クワインをはじめに読むとすれば、論文ならば「なにがあるのかについて」などもよいが、まとまった本ならば、やはり本書となるだろう。
心理学のための英語案内 (心理学セミナーテキストライブラリ)
販売元: サイエンス社
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「英語」論文を書くだけでなく、心理学を学んだり研究したりするに当たっての、姿勢や論文に対する態度などについても参考になる。このような知識についての指導は本来、指導教官がすべきであろうが、実際には、なかなか困難である。その点、この本は有用であろう、すでに高い評価を得ている「はじめての心理学英語論文」とともに一読をお勧めしたい。院生は、当面、英語の論文を書く予定がなくても、読んでみて欲しい。値段も手軽である。