和書 1093220 (62)
チーズの値段から未来が見える
販売元: 祥伝社
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新聞やテレビで経済見通しを偉そうに語っている経済評論家は多いが、視聴者はいちいち内容を覚えていない。予想が当たったか外れたかを検証することは少ないし、外れても問題はない。
一方、証券会社のエコノミストの予測が当たるか外れるかは、実際に資金運用している顧客にすれば大問題だ。顧客から常に厳しい評価を受ける宿命にある業界に著者は所属している。予測結果がすべてのこの業界で、上野氏は6年連続で人気調査第1位を獲得している実力者らしい。
その経済予測のプロが未来予測の方法を教えてくれるのが本書である。
上野氏の持論では、今の日本経済には「3つの特徴」がある。
その3つとは、
・ 輸出主導
・ 根強いデフレ圧力
・ 「格差型景気」
である。
日本経済の将来を考えたとき、「個人消費」「設備投資」「輸出」のうち、景気を牽引する要素は何だろう。
上野氏はまず「個人消費」を分析する。
・ 日本は人口減少時代に突入している
・ 資産の大幅な値上がりも見込めない
・ 借金については、慎重に行おうとする国民性に基本的な変化はない
したがって、「個人消費」が経済を主導するのは難しく、「設備投資」も減速している。日本経済を牽引するのは、3つめの「輸出」しかない。
結論だけ聞くと、誰でも言えるような気がするが、上野氏の真骨頂は、日常感覚で読み解くこと。書名にもあるとおり、スーパーで買い物するときチーズなどの食品価格の変化をウォッチしているし、ガソリンスタンドの値札を2〜3ヵ所チェックする。
こうした地道な努力の結果、チーズが値上げを発表したばかりの2006年3月、上野氏は「チーズの値上げは浸透・定着しにくいだろう」と予測した。そして、みごとに的中させた。
そんな著者の予測。ちょっと読んでみたいと思わないか。
逐条解説 短期社債等振替法
販売元: 金融財政事情研究会
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ドル支配は続くか (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房
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知識ゼロからの外貨
投資入門 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所
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最近は投資ばやりで「投資信託」を勧める本がベストセラーになっている。投資信託は本当に儲かるのか?と最近の投資信託の運用状況を見ると、どの投資信託も惨憺たる状況だ。
その点FXは、日本の金利が外国に比べてものすごく低いという点を利用していて、ここ数年の中では「確実に儲かる唯一の投資商品」だと言える。私は10数年前に外貨預金を始めて、外貨を扱う銀行の手数料の高さと為替設定が自行に都合のいいように設定されているという点に非常に不満を感じていた。数年前は証券会社で外貨MMFで手数料が高いこと、1日に決まった時間に1回しか取引ができないことを不便に思っていた。そしてここにきてFXが扱えるようになった。FXは1億円を儲けたという主婦の話とか、200万円損したとか、危ないといううわさがあるが、この本の著者のようにスワップポイント狙いで確実に小遣いを生み出していくというのであれば、比較的安心である。これで生活しようなどと考えてはいけない。著者は元銀行員ということで、読んでいても非常に堅実だなと感心してしまった。私はFXはやはりギャンプルだと思う。でもかなり勝率の高いギャンプルだ。
ただアメリカドルのスワップポイントはこの本が書かれて頃よりもかなり低くなってきている。ただ1ドル107円(2008年2月現在)とかなり円高であり、ドル買いのタイミングでもある。さてこの先為替がどう動いていくか?楽しみながら行くとしよう。
地方銀行史論―為替取組と支店銀行制度の展開
販売元: 日本経済評論社
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中国株で資産5倍
販売元: ビジネス社
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自身も中国株投資を行っており、関連書籍には目を通していますが、
今回の今井さんの著書にはちょっと拍子抜けでした。
中国経済に対する分析は鋭く、さすがに大学教授らしい分析でしたが、
肝心の銘柄解説に挙げた中国株はわずか7つだけ、
「中国特需」という日本株は10銘柄もあるのに。
超・資産運用
販売元: シーエイチシー
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超円高サバイバル読本
販売元: PHP研究所
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超円高時代7人の提言―果たして企業は、そしてあなたは生き残れるのか?
販売元: サンドケー出版局
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超円安―世界標準の見方で激動の時代の深層が見えてくる
販売元: たま出版
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