戻る

前ページ   次ページ

和書 1094378 (7)



しなやかに女の時間 (集英社文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






そして、憲法九条は。
販売元: 晶文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






そして燦く
販売元: 日経ホーム出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






それからのわたし
販売元: 飛鳥新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 なかにし礼氏と離婚後に渡米して美容産業の分野で成功を収めた清水秀子氏が語る半生を、ライターが代筆した一冊です。大変読みやすい文章でまとめられていて、悪趣味な暴露本のような仕上がりにはなっていないこともあり、一気に読めました。

 なかにし礼氏はかつて売れっ子作詞家であり、最近では直木賞受賞作家という華やかな履歴を持つ人物。しかし本書を読む限りは、かなり外面の良い人であるということが見て取れます。

 ですが、男女の別れ話には互いの言い分があり、結局のところ真実は藪の中です。だから私は本書を読んでも、秀子氏となかにし氏のいずれかに無邪気に肩入れする気持ちは起こりません。どちらかといえば、私には縁のない芸能界に生きるなかにし氏よりも、アメリカの競争社会で暮らし、女手ひとつで娘を育てた秀子氏に、一定程度の共感を覚えたといえます。

 ただしその秀子氏にも大きな距離を感じた部分があります。彼女は渡米当初、娘を千葉の実家に預けっ放しにしていました。久しぶりに日本へ戻って5歳の娘としばらく過ごした後、また単身帰米の途につくために実家を去る日の様子が本書に記されています。秀子氏が一人乗り込んだ車が実家を離れ始めたその時、「家の中から小さなバスケットに大切なものを詰め込んだ娘が飛び出してきて『あたしも!』と叫ん」で車を追いかけてくるのです。(本書151頁)
 私が最も心揺さぶられた箇所です。
 秀子氏はそれでも娘を置いて帰米したことを本書であれこれ理屈付けしているのですが、それは私の耳には届きません。母を追いかけた幼い娘の、言葉にならない心の叫びを耳にして、私の胸は押しつぶされる思いでいたからです。

 娘さんが今は一児の母となって東京で夫と共に幸せに暮らしていることが後段綴られていて、そのことに私は心の安らぎを覚えました。母の人生の波乱と対比して、娘の今の安寧にとても救いを感じながら書を閉じた次第です。




だから、僕は、書く。 (佐野真一の10代のためのノンフィクション講座―総論篇)
販売元: 平凡社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ノンフィクション作家の佐野眞一が語るノンフィクション論とも言うべき、ノンフィクション講座。

本業のノンフィクション作品とは趣が異なり、語り口調での自分のノンフィクションへの思いから、この分野の大切さなど力強く書いている。




だから、君に、贈る。 (佐野真一の10代のためのノンフィクション講座―実践篇)
販売元: 平凡社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ちょっとだけトラディショナル
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






てっぺん野郎―本人も知らなかった石原慎太郎
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最初の掛け声は勇ましいが、結果は尻すぼみに終わる。青嵐会結成以来、慎太郎が繰り返してきたいつもの行動パターンが、
我が国のキーワード=忘却 と結びつく時、押し出しの強さばかりに目が奪われることになり、都知事となりえてしまう。
我田引水と夜郎自大の習性が、随所ににじみでるぐらいの御仁でなければ位人臣を極められるものではないかも知れぬが、
三島由紀夫の名誉を貶めてまで自分の政界進出を合理化した件には、ほとほと困り果ててしまった。
 〜 三島は市ヶ谷の防衛庁への乱入という形での「政治参加」ではなく、本当は実際に議席をもつ政治家になりたかった。
それを慎太郎が先に実現してしまったので、三島はずいぶんとむくれていたのだ 〜 と。
「思い返してみるといろいろ思い当たるものがある。簡単にいえば、どうやら私は三島氏が欲しがっていた玩具を奪ってしまったことになるようだ。
ならばこそ、私が議席を持った後の三島氏の私に対するいわれのない不興は、それ故の不機嫌のせい、
それ故のとばっちりということだったに違いない」(石原慎太郎著『三島由紀夫の日蝕』)
書いてるこちらが赤面してしまう底なしの厚顔無恥である。
大衆がメディアに対して不信感を持ちながら、それでもなおメディアに頼らざるを得ない弱さをもっていることを知り抜いているこうした男が、
伝法な発言をすることの底意に想いをきたさねばならない。
敵と味方をはっきりさせるための観測気球なのであり、慎太郎を嫌悪する層に向けて意識的に発せられた暴力なのである。
なにせ「中国」と言おうとして、急いで「シナ」と言い直すほど強迫的な確信犯なのだから・・・




どこか古典派(クラシック) (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

世界あちこちを飛び回る音楽家の方の文章はたとえそれが日本でのささいな日常のひとコマを綴っていてもどこか躍り出すような驚きに満ちています。機知に富んだ軽快な〜とでも形容されるのでしょうか。
彼女と世界とのほんの少しの「ズレ」が古典派たる所以。そしてそこならではの目線できっちりシニカル。
我が家のペットから世界や日本の音楽事情まで垣間見ることのできるお得な一冊。




どこか古典派(クラシック)
販売元: 中央公論新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

世界あちこちを飛び回る音楽家の方の文章はたとえそれが日本でのささいな日常のひとコマを綴っていてもどこか躍り出すような驚きに満ちています。機知に富んだ軽快な〜とでも形容されるのでしょうか。
彼女と世界とのほんの少しの「ズレ」が古典派たる所以。そしてそこならではの目線できっちりシニカル。
我が家のペットから世界や日本の音楽事情まで垣間見ることのできるお得な一冊。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ